ご無沙汰カメムシ - 2017.04.28 Fri
しばらくカメムシの記事を書いてないなー、と思ったら
今年になって初カメムシだった。
ちょうど昨日、元気いっぱいのカメムシを発見。

2017.4.27
※ 一瞬、交尾中かと思ったがそうではない。
カメムシの交尾は尻と尻を着けて一直線!になる。(参照:1、2)

この植物は、園芸種のタツナミソウだったがこの1本に大勢いた。
以前に幼虫をアップした、アカヘリヒメカメムシ。
体長10mmくらい。

体全体が赤味を帯びているが、特に触角の赤が美しい。
ただし赤さの程度はさまざまなようだ。( → 赤味の少ない個体)

下の写真(拡大)にたまたま上手く写った部分がある。
翅の先あたりの、更にその外周を見て。透明な翅が見えるでしょ?
カメムシの前翅は、付け根側が不透明で
先の半分(半分とは限らないが)は透明なのだ。
だからその部分は体の模様と重なっているから、透明なことに気付かない。
というか忘れてしまう。

今回は確認できてラッキー!であった。
そうそう、過去記事の幼虫を是非見て欲しい。
同じカメムシと思えない姿だから! →→→→→これ
--カメムシ目 ヒメヘリカメムシ科-- 分布:全国
H2(WS)
今年になって初カメムシだった。
ちょうど昨日、元気いっぱいのカメムシを発見。

2017.4.27
※ 一瞬、交尾中かと思ったがそうではない。
カメムシの交尾は尻と尻を着けて一直線!になる。(参照:1、2)

この植物は、園芸種のタツナミソウだったがこの1本に大勢いた。
以前に幼虫をアップした、アカヘリヒメカメムシ。
体長10mmくらい。

体全体が赤味を帯びているが、特に触角の赤が美しい。
ただし赤さの程度はさまざまなようだ。( → 赤味の少ない個体)

下の写真(拡大)にたまたま上手く写った部分がある。
翅の先あたりの、更にその外周を見て。透明な翅が見えるでしょ?
カメムシの前翅は、付け根側が不透明で
先の半分(半分とは限らないが)は透明なのだ。
だからその部分は体の模様と重なっているから、透明なことに気付かない。
というか忘れてしまう。

今回は確認できてラッキー!であった。
そうそう、過去記事の幼虫を是非見て欲しい。
同じカメムシと思えない姿だから! →→→→→これ
--カメムシ目 ヒメヘリカメムシ科-- 分布:全国
H2(WS)
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ツグミ 集中力 - 2017.04.23 Sun
いつもの公園で、春に時折見かける鳥、ツグミ。
なかなか撮影できるタイミングがないが昨日は
木々が適度に私を隠してくれ、人もあまり通らない場所で
土をつついている姿を発見。

2017.4.22
つついて餌を探しながら時々顔をあげて、じっと上方を見つめる。

かなり長い時間微動だにせず、じっと同じ方を見ている。
真剣な表情で。

3分は経っただろう、私のほうが動かぬ鳥を見ているのに疲れたころ、
やっとまた餌探しを再開する。


そしてまた。
どうやら高い木の上から鳥の鳴き声がすると、
その方向を見上げてじっと集中しているようだ。

仲間の鳴き声なんだろうか。
鳴き返すわけでもないし、声のする方へ行くでもない。
声の主もずっと鳴いている訳ではなくて
鳴き止んだ後もツグミはただじっと動かずに見ている。

何を知ろうとしているのだろうか。
警戒しているのだろうか。
私にはツグミが反応する鳴き声が、その時々で同じ声には聞こえない。
いろんな種類の鳥の声に思えた。

鳥類に詳しい訳では無いから、私の聞き分けなどあてにならないけれど。

20分以上はそこにいただろうか。
そのくり返しに耐えられなくなってその場を離れた。
自然の中で暮らしていくのは本当に大変なことだなぁ。
最後に私の気に入ったショットを。

お疲れさま。
※ツグミの過去記事 → こちら
--スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属-- 分布:冬鳥として全国
HK
なかなか撮影できるタイミングがないが昨日は
木々が適度に私を隠してくれ、人もあまり通らない場所で
土をつついている姿を発見。

2017.4.22
つついて餌を探しながら時々顔をあげて、じっと上方を見つめる。

かなり長い時間微動だにせず、じっと同じ方を見ている。
真剣な表情で。

3分は経っただろう、私のほうが動かぬ鳥を見ているのに疲れたころ、
やっとまた餌探しを再開する。


そしてまた。
どうやら高い木の上から鳥の鳴き声がすると、
その方向を見上げてじっと集中しているようだ。

仲間の鳴き声なんだろうか。
鳴き返すわけでもないし、声のする方へ行くでもない。
声の主もずっと鳴いている訳ではなくて
鳴き止んだ後もツグミはただじっと動かずに見ている。

何を知ろうとしているのだろうか。
警戒しているのだろうか。
私にはツグミが反応する鳴き声が、その時々で同じ声には聞こえない。
いろんな種類の鳥の声に思えた。

鳥類に詳しい訳では無いから、私の聞き分けなどあてにならないけれど。

20分以上はそこにいただろうか。
そのくり返しに耐えられなくなってその場を離れた。
自然の中で暮らしていくのは本当に大変なことだなぁ。
最後に私の気に入ったショットを。

お疲れさま。
※ツグミの過去記事 → こちら
--スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属-- 分布:冬鳥として全国
HK
空地道草 ムベ - 2017.04.17 Mon
今ここに文章を書こうとしたその時、ふと疑問が頭をよぎった。
ムベ、アケビなどは草なのか? 木のような気がするぞ。
・・・ということで調べてみたら木だったー。つる性樹木、だそう。
いやはや草花の図鑑を探しても出ていないはずだ。

2017.4.8
ムベ(郁子)の花。
花もきれいだが、つぼみの形が好きだなぁ。


花びらに見えるのは萼で、花びらは無い。
雌雄同株で、1本の木に雌花と雄花の両方が付く。
これが雌花。3本のメジベが見える。

こちらが雄花。6本のオシベがぴったりとくっ付いているそうだ。

下の写真を見ると、葉の付根から花茎が出ているのが判る。(丸印のところ)
上の茎の先には雌花が先き、右下のほうは雄花が咲いている。

新しく伸びて来た蔓。
まだ赤ん坊の葉が幽霊みたいでかわいらしい。

アケビのような実が生るが、アケビと違って割れないそうだ。
毎年ここのムベを見ているけれど残念ながら実は見たことが無い。
一年を通してここ通っているのになぜだろう?
--アケビ科-- 別名トキワアケビ 分布:関東以西〜九州
HK
ムベ、アケビなどは草なのか? 木のような気がするぞ。
・・・ということで調べてみたら木だったー。つる性樹木、だそう。
いやはや草花の図鑑を探しても出ていないはずだ。

2017.4.8
ムベ(郁子)の花。
花もきれいだが、つぼみの形が好きだなぁ。


花びらに見えるのは萼で、花びらは無い。
雌雄同株で、1本の木に雌花と雄花の両方が付く。
これが雌花。3本のメジベが見える。

こちらが雄花。6本のオシベがぴったりとくっ付いているそうだ。

下の写真を見ると、葉の付根から花茎が出ているのが判る。(丸印のところ)
上の茎の先には雌花が先き、右下のほうは雄花が咲いている。

新しく伸びて来た蔓。
まだ赤ん坊の葉が幽霊みたいでかわいらしい。

アケビのような実が生るが、アケビと違って割れないそうだ。
毎年ここのムベを見ているけれど残念ながら実は見たことが無い。
一年を通してここ通っているのになぜだろう?
--アケビ科-- 別名トキワアケビ 分布:関東以西〜九州
HK
ゾウムシの顔が面白い - 2017.04.14 Fri
地味にきれいな、樹木の花三種 - 2017.04.12 Wed
春と言えば芽吹きの季節。
葉の芽も花の芽も次々に顔を出す。
梅や桜、雪柳、山吹・・・。
美しく目立つ花とは趣きを異にする花を、公園で拾ってみた。
まずはこんなの。毛虫じゃないよ。

2017.3.19
イヌコリヤナギ(犬行李柳)。
おおざっぱにネコヤナギと呼ばれることもある。
(銀色に光る美しいつぼみ。その後の咲いた状態がこの写真)
最近はあまり見かけないが「柳行李」という衣服などを仕舞う籠がある。
それを編む材料がコリヤナギの枝であり、
似て非なる編まれない(役に立たない)のがこのイヌコリヤナギだそう。
(役に立たない=イヌ、という命名法にはいつもプンプン!)

ネコの尻尾に例えられる蕾は見られなかったが
この花(花序)もとても美しい。
雌雄異株(雌花咲く木と雄花の咲く木が別)で、
図鑑で見た写真によるとこれは雌花(雌株)のような気がするけど、自信は無い。

2つ目は アオキ(青木)。

2017.4.2
まだ蕾が多かったが、4枚の花びらと4本のオシベが可愛らしい。
色もすてき。
この木も雌雄異株で、これは雄花(雄株)だ。

公園の中でアオキがあれば近寄って見ているが、
未だに雌花を見たことが無い。
アオキのあのツヤのある真っ赤な実は、そこら中で見ている気がするんだけどな。

3つ目。これは調べてもどうしても分らなかった。
ご存知の方がいたら、教えていただけるとうれしいです。
木自体はあまり特徴がないのだけれど、花がとても素敵。

2017.4.2
蕾の色と花の色がすてきなバランス。

よく見ると花の造りがアオキによく似ている。

まだまだ他にも地味で綺麗な花はあるけど、
あっというまにその咲き終わっていてああ、残念。また来年。
そんなのがいっぱい。
イヌコリヤナギ --ヤナギ科--
SI
アオキ --ミズキ科--
HK
不明 --不明--
HK
葉の芽も花の芽も次々に顔を出す。
梅や桜、雪柳、山吹・・・。
美しく目立つ花とは趣きを異にする花を、公園で拾ってみた。
まずはこんなの。毛虫じゃないよ。

2017.3.19
イヌコリヤナギ(犬行李柳)。
おおざっぱにネコヤナギと呼ばれることもある。
(銀色に光る美しいつぼみ。その後の咲いた状態がこの写真)
最近はあまり見かけないが「柳行李」という衣服などを仕舞う籠がある。
それを編む材料がコリヤナギの枝であり、
似て非なる編まれない(役に立たない)のがこのイヌコリヤナギだそう。
(役に立たない=イヌ、という命名法にはいつもプンプン!)

ネコの尻尾に例えられる蕾は見られなかったが
この花(花序)もとても美しい。
雌雄異株(雌花咲く木と雄花の咲く木が別)で、
図鑑で見た写真によるとこれは雌花(雌株)のような気がするけど、自信は無い。

2つ目は アオキ(青木)。

2017.4.2
まだ蕾が多かったが、4枚の花びらと4本のオシベが可愛らしい。
色もすてき。
この木も雌雄異株で、これは雄花(雄株)だ。

公園の中でアオキがあれば近寄って見ているが、
未だに雌花を見たことが無い。
アオキのあのツヤのある真っ赤な実は、そこら中で見ている気がするんだけどな。

3つ目。これは調べてもどうしても分らなかった。
ご存知の方がいたら、教えていただけるとうれしいです。
木自体はあまり特徴がないのだけれど、花がとても素敵。

2017.4.2
蕾の色と花の色がすてきなバランス。

よく見ると花の造りがアオキによく似ている。

まだまだ他にも地味で綺麗な花はあるけど、
あっというまにその咲き終わっていてああ、残念。また来年。
そんなのがいっぱい。
イヌコリヤナギ --ヤナギ科--
SI
アオキ --ミズキ科--
HK
不明 --不明--
HK
草苺の森のクサグモ - 2017.04.09 Sun
空地道草 スズメノエンドウ - 2017.04.06 Thu
烏じゃないよ、雀だよー♪
草や虫、動植物の名前って面白い。

2017.4.4
小さな小さな豆の花。
ひとつ5mmくらいかな。

その名も スズメノエンドウ(雀野豌豆)。
工事中の広い敷地の草むらに、様々な草と混じって生えていた。
かの有名なカラスノエンドウに似ていて、ずっと小さいので「スズメ」。



↓ ほら、こんなに違う。
手前のピンク色の蕾と葉がカラスノエンドウ。
うまいことにスズメの中にカラスが一匹混じっていたよ。

冒頭に「名前は面白い」と書いたのには訳がある。
スズメノエンドウより大きく、カラスノエンドウより小さい似た草があるそうだ。
その名も「カスマグサ」!!!
分りやす過ぎ、面白過ぎ、う・う・うま過ぎ!
まだ見たことは無いんだけど、花はスズメノエンドウより少し大きくて
花びらにピンク色のすじ模様があり、めくれ上がっているらしい。
花数は1本の柄に1〜3個と少ない。
--マメ科 ソラマメ属-- 分布:本州〜沖縄
H2SUI
草や虫、動植物の名前って面白い。

2017.4.4
小さな小さな豆の花。
ひとつ5mmくらいかな。

その名も スズメノエンドウ(雀野豌豆)。
工事中の広い敷地の草むらに、様々な草と混じって生えていた。
かの有名なカラスノエンドウに似ていて、ずっと小さいので「スズメ」。



↓ ほら、こんなに違う。
手前のピンク色の蕾と葉がカラスノエンドウ。
うまいことにスズメの中にカラスが一匹混じっていたよ。

冒頭に「名前は面白い」と書いたのには訳がある。
スズメノエンドウより大きく、カラスノエンドウより小さい似た草があるそうだ。
その名も「カスマグサ」!!!
分りやす過ぎ、面白過ぎ、う・う・うま過ぎ!
まだ見たことは無いんだけど、花はスズメノエンドウより少し大きくて
花びらにピンク色のすじ模様があり、めくれ上がっているらしい。
花数は1本の柄に1〜3個と少ない。
--マメ科 ソラマメ属-- 分布:本州〜沖縄
H2SUI
空地道草 クサイチゴ 2017 - 2017.04.03 Mon
オス・メス揃ったネコハエトリ - 2017.04.01 Sat
昨年の七月につつじの木の葉上で見つけた、6〜7mmのクモ。
ハエトリグモの仲間のようだ。

2016.7.24
調べてみたら、2015年に記事にした、
ネコハエトリ(猫蝿取蜘蛛)のメスだった。
その時はオスで、メスも見てみたいなぁと思っていたのだ。

いかにもハエトリグモといった顔つき。
たぶんまだ若い個体なのか腹部がメスの割に小さい。

背中の模様はこんな。 ↑ (ちょっとピンボケ)
ちなみにオスは頭胸部が真っ黒だ。 ↓

2015.4.22
蜘蛛にしろ昆虫にしろ、
メスとオスの両方をブログに載せることが出来ると、何だかうれしい。
「何だかうれしい」にはもうひとつ、幼虫と成虫の両方というのもあるな。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:本州以南
H2
ハエトリグモの仲間のようだ。

2016.7.24
調べてみたら、2015年に記事にした、
ネコハエトリ(猫蝿取蜘蛛)のメスだった。
その時はオスで、メスも見てみたいなぁと思っていたのだ。

いかにもハエトリグモといった顔つき。
たぶんまだ若い個体なのか腹部がメスの割に小さい。

背中の模様はこんな。 ↑ (ちょっとピンボケ)
ちなみにオスは頭胸部が真っ黒だ。 ↓

2015.4.22
蜘蛛にしろ昆虫にしろ、
メスとオスの両方をブログに載せることが出来ると、何だかうれしい。
「何だかうれしい」にはもうひとつ、幼虫と成虫の両方というのもあるな。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:本州以南
H2