久しぶり、カメムシの新顔! - 2016.09.21 Wed
今日は仕事も無く雨もほぼ止んでいたので、畑をぶらぶらした。
今は夏野菜も終わり秋冬物はまだ幼く、いわゆる端境期。
ここのところ雨ばかりで急に冷え込んでいるから
様子がいまいち心配な野菜が多く、注意深く見て歩いた。
ふと左手首に小さな虫がいる。いつのまにか。

2016.9.21
形からするとカスミカメムシの仲間のようだ。

触角抜きで体長5〜6mm。
前翅の先がかくっと下向きに折れた独特のかたち。

触角が長く脚と同じ位の存在感がある。(上写真で高く持ち上げているのは触角)
調べてみると ハギメンガタカスミカメ のようだ。

地味な色だが、模様と配色が美しい。
特に翅の先、透明部分のデザインがとても気に入った。

しばらく見ていたら、まるでハエのように前脚をスリスリしていた。
針のような口吻を掃除しているようにも見えたよ。

メンガタカスミカメというのがいて、
それは肩の辺りに黒い斑があって顔のように見えるので「面型」=メンガタ。
その仲間でハギの仲間の汁を吸うので、萩 面型 カスミカメ。
こちらの面型模様は判らないくらい小さい。
カメムシ大好きのわたし、久しぶりの初見に出合えて嬉し!
--カメムシ目 カスミカメムシ科-- 分布:本州以南
TN
今は夏野菜も終わり秋冬物はまだ幼く、いわゆる端境期。
ここのところ雨ばかりで急に冷え込んでいるから
様子がいまいち心配な野菜が多く、注意深く見て歩いた。
ふと左手首に小さな虫がいる。いつのまにか。

2016.9.21
形からするとカスミカメムシの仲間のようだ。

触角抜きで体長5〜6mm。
前翅の先がかくっと下向きに折れた独特のかたち。

触角が長く脚と同じ位の存在感がある。(上写真で高く持ち上げているのは触角)
調べてみると ハギメンガタカスミカメ のようだ。

地味な色だが、模様と配色が美しい。
特に翅の先、透明部分のデザインがとても気に入った。

しばらく見ていたら、まるでハエのように前脚をスリスリしていた。
針のような口吻を掃除しているようにも見えたよ。

メンガタカスミカメというのがいて、
それは肩の辺りに黒い斑があって顔のように見えるので「面型」=メンガタ。
その仲間でハギの仲間の汁を吸うので、萩 面型 カスミカメ。
こちらの面型模様は判らないくらい小さい。
カメムシ大好きのわたし、久しぶりの初見に出合えて嬉し!
--カメムシ目 カスミカメムシ科-- 分布:本州以南
TN
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ルビーロウムシ - 2016.09.19 Mon
知っている人は知っているでしょう。
知らなければこのタイトルからは想像もつかないかと・・・。
こんなのです。

2016.9.19
ベランダのミニ薔薇にいた。
アップにしてみると。

カイガラムシの仲間、ルビーロウムシのメスの成虫。
大きさは4mmくらい。
どこが頭だか何が何だかわからないけれど、
枝や葉の樹液を吸って生きている。
はっきりしているのは、
実際の体はロウ物質に覆われて見えていないこと。
カイガラムシの仲間は大抵そうだ。
とにかく様々な角度から見てもらうしかないと思う。


白い線は白いロウ物質。
体の一部分から出ているのだが、このルビーロウムシは4箇所から出ているので
4本の白い線がある。

下の写真は体を裏返してみたところ。
白いロウ物質は腹側にある気門付近から分泌されるそうだ。

下から3枚の写真は葉から剥がして下に落として撮った。
放っておいたらミニ薔薇がだめになっちゃうからね。
ちなみにオスはほんの2mm程で翅があり、ロウを纏ってはいない。
天敵はある種の寄生蜂。
--カメムシ目 ヨコバイ亜科 カタカイガラムシ科-- 分布:本州以南
H1
知らなければこのタイトルからは想像もつかないかと・・・。
こんなのです。

2016.9.19
ベランダのミニ薔薇にいた。
アップにしてみると。

カイガラムシの仲間、ルビーロウムシのメスの成虫。
大きさは4mmくらい。
どこが頭だか何が何だかわからないけれど、
枝や葉の樹液を吸って生きている。
はっきりしているのは、
実際の体はロウ物質に覆われて見えていないこと。
カイガラムシの仲間は大抵そうだ。
とにかく様々な角度から見てもらうしかないと思う。


白い線は白いロウ物質。
体の一部分から出ているのだが、このルビーロウムシは4箇所から出ているので
4本の白い線がある。

下の写真は体を裏返してみたところ。
白いロウ物質は腹側にある気門付近から分泌されるそうだ。

下から3枚の写真は葉から剥がして下に落として撮った。
放っておいたらミニ薔薇がだめになっちゃうからね。
ちなみにオスはほんの2mm程で翅があり、ロウを纏ってはいない。
天敵はある種の寄生蜂。
--カメムシ目 ヨコバイ亜科 カタカイガラムシ科-- 分布:本州以南
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どどあっぷ No.47 - 2016.09.18 Sun
キイロテントウ、可愛い過ぎ! - 2016.09.14 Wed
過去にも登場したキイロテントウが、ベランダの植物に。
5mm程のちびちゃいヤツ、もうたまらないのでたくさん載せちゃう。

2016.9.13
アップにすると。

胸部の表面は透明の板状になっていて、
頭部がその下に引っ込んだり出たりする。
今は目の半分ほどまで入った状態。
左の黒斑ふたつは、模様だよ。

真正面から。


ちょっと角度を変えて。



この葉には付いていないけれど、
キイロテントウはウドンコ病の菌などを食べる。
だから畑のキュウリの葉上でよく見かける、いわゆる「益虫」だ。
黄色くてツヤツヤだからす簡単に見つけることが出来る。
何はともあれ、可愛らしいでしょーー!
※過去記事も見てね → 1、2(幼虫も登場)
--甲虫目 テントウムシ科--
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5mm程のちびちゃいヤツ、もうたまらないのでたくさん載せちゃう。

2016.9.13
アップにすると。

胸部の表面は透明の板状になっていて、
頭部がその下に引っ込んだり出たりする。
今は目の半分ほどまで入った状態。
左の黒斑ふたつは、模様だよ。

真正面から。


ちょっと角度を変えて。



この葉には付いていないけれど、
キイロテントウはウドンコ病の菌などを食べる。
だから畑のキュウリの葉上でよく見かける、いわゆる「益虫」だ。
黄色くてツヤツヤだからす簡単に見つけることが出来る。
何はともあれ、可愛らしいでしょーー!
※過去記事も見てね → 1、2(幼虫も登場)
--甲虫目 テントウムシ科--
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あの子は今どこに。尺取り虫 - 2016.09.04 Sun
またまた一カ月以上さぼってしまった。
それでも覗きに来てくださった皆様、ずうっと変わらない場面でごめんなさい。
そこで今日は素晴らしく美しい虫を載せ・・ようと思いましたが、
相変わらずイモムシです。

ある朝ベランダの植木鉢の下に、黒い少し尖った粒つぶがいっぱい。
間違いなく芋虫か毛虫のフンである。

さてどこにいるか判りますか? (難易度:低)
どうやらシャクガの幼虫、いわゆる尺取り虫と思われる。
これ以上葉っぱを食われると困るので(木はレンギョウ)、
手で取ってポイしようとするも、しがみ付く力が強くて剥がれない。
そうこうするうち、嫌がってこんな形になった。

後ろ脚でしっかり掴まって、上半身を突っ張っている。
この姿勢には秘密があるのだ。

ほら、口から細い糸を出しているのが見える?
こんなふうにしてじっとしていると、まるで小枝のようだ。
しめた!と思い後ろ脚を剥がしにかかったが、
これがうんともすんとも動かない。もの凄い吸着力!
しつこく剥がそうとしていたら、今度はこんな姿に。

もうわたしは怒ったぞ、とやっとのことで爪で後ろ脚を剥がし
こういう時にいつもするように
下の大家さんの庭に向かってポイッと放った。
落ちた所を見定めるため(遠くは見える目)覗きこむと・・・

あれ〜、あんなところに引っ掛かってるよ! (丸の中)
大家さんの百日紅の枝にしっかりつかまっているではないか。
少々ウドンコ病がでているようだ。
しばらく見ていたけれど動かないし、暇でもなかったので
この後どうなったかは知らない。
ちゃんと大人になれただろうか。
それでも覗きに来てくださった皆様、ずうっと変わらない場面でごめんなさい。
そこで今日は素晴らしく美しい虫を載せ・・ようと思いましたが、
相変わらずイモムシです。

ある朝ベランダの植木鉢の下に、黒い少し尖った粒つぶがいっぱい。
間違いなく芋虫か毛虫のフンである。

さてどこにいるか判りますか? (難易度:低)
どうやらシャクガの幼虫、いわゆる尺取り虫と思われる。
これ以上葉っぱを食われると困るので(木はレンギョウ)、
手で取ってポイしようとするも、しがみ付く力が強くて剥がれない。
そうこうするうち、嫌がってこんな形になった。

後ろ脚でしっかり掴まって、上半身を突っ張っている。
この姿勢には秘密があるのだ。

ほら、口から細い糸を出しているのが見える?
こんなふうにしてじっとしていると、まるで小枝のようだ。
しめた!と思い後ろ脚を剥がしにかかったが、
これがうんともすんとも動かない。もの凄い吸着力!
しつこく剥がそうとしていたら、今度はこんな姿に。

もうわたしは怒ったぞ、とやっとのことで爪で後ろ脚を剥がし
こういう時にいつもするように
下の大家さんの庭に向かってポイッと放った。
落ちた所を見定めるため(遠くは見える目)覗きこむと・・・

あれ〜、あんなところに引っ掛かってるよ! (丸の中)
大家さんの百日紅の枝にしっかりつかまっているではないか。
少々ウドンコ病がでているようだ。
しばらく見ていたけれど動かないし、暇でもなかったので
この後どうなったかは知らない。
ちゃんと大人になれただろうか。