空地道草 オランダミミナグサ - 2016.03.29 Tue
雑草は一年中生えているけど、今この初春のころは
みずみずしい若草が一斉に目についてきて、心がおどる。

2016.3.29(2枚)
今朝目についたのはこれ、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)。

ハコベを一回り大きくして、全身に産毛を生やしたような草。
まだ花は少ししか咲いていなかったが、ツボミはぎっしりついている。

2016.4.4
日本在来種のミミナグサ(耳菜草)に似た外来種なので「オランダ」ミミナグサ。
残念ながらミミナグサの方はまだお目にかかっていない。
(外来種の方が強くて減っているらしい)

2013.3.19
花びらが可愛らしくて、ウサギの耳に見立てての「ミミナ」
だと、ずっと思っていた。
調べてみたら、日本原産ミミナグサの葉が
動物の耳(一説にはネズミの耳)に似ているからついた名だそう。

2014.42.21
とにかくどこにでも生えていて、〈道草〉の代表格のひとつだ。

2014.3.23

2013.4.5(2枚)

--ナデシコ科 ミミナグサ属-- 原産地:ヨーロッパ 国内分布:全国
HK
みずみずしい若草が一斉に目についてきて、心がおどる。

2016.3.29(2枚)
今朝目についたのはこれ、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)。

ハコベを一回り大きくして、全身に産毛を生やしたような草。
まだ花は少ししか咲いていなかったが、ツボミはぎっしりついている。

2016.4.4
日本在来種のミミナグサ(耳菜草)に似た外来種なので「オランダ」ミミナグサ。
残念ながらミミナグサの方はまだお目にかかっていない。
(外来種の方が強くて減っているらしい)

2013.3.19
花びらが可愛らしくて、ウサギの耳に見立てての「ミミナ」
だと、ずっと思っていた。
調べてみたら、日本原産ミミナグサの葉が
動物の耳(一説にはネズミの耳)に似ているからついた名だそう。

2014.42.21
とにかくどこにでも生えていて、〈道草〉の代表格のひとつだ。

2014.3.23

2013.4.5(2枚)

--ナデシコ科 ミミナグサ属-- 原産地:ヨーロッパ 国内分布:全国
HK
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去年のイモムシ オオミズアオ - 2016.03.25 Fri
昨年の9月、公園のツツジの葉陰にいたイモムシ。

2016.9.27 ↑左が頭。丸めている。
このイモムシの親は超大物のガだ。
翅を広げて止まる大きさは、広げた掌くらい(小さめの女性のね)。
オオミズアオ というとても優雅な姿のガ。

↑右が頭。茶色い部分がちょうどお面を被ったような顔(?)と、
ギュッと集まった3対の小さな足。
(成虫=ガの)色はほんのり青味のある白で後翅の先が長く伸びた形で、
飛ぶ、というよりふわふわと空気のように流れる感じ。
薄暗い木陰を移動するその姿は、異世界にいるようでみとれてしまう。
・・・とそんな雰囲気のカケラもないイモムシの写真を見せられてもねぇ。
図鑑でも良いからぜひ成虫の姿を見て欲しい。
前から見た頭部
子供の頃は夜、街灯の下に止まっている姿を見ることがあった。
大人になって初めて、昨年ちょっとした木陰で
突然出合うことができ、私の方が舞い上がってしまった。
まだこんな身近にいるんだ! 感激!
(残念なことに写真は撮れなかった)
その後みつけたこのイモムシが、
オオミズアオの幼虫と知ってまたびっくり!
(イモムシとしてはまだ若齢のようだ)
思っていた以上にまだまだ身近な種類なのかも知れないな。
--チョウ目 ヤママユガ科-- 分布:ほぼ全国
HK

2016.9.27 ↑左が頭。丸めている。
このイモムシの親は超大物のガだ。
翅を広げて止まる大きさは、広げた掌くらい(小さめの女性のね)。
オオミズアオ というとても優雅な姿のガ。

↑右が頭。茶色い部分がちょうどお面を被ったような顔(?)と、
ギュッと集まった3対の小さな足。
(成虫=ガの)色はほんのり青味のある白で後翅の先が長く伸びた形で、
飛ぶ、というよりふわふわと空気のように流れる感じ。
薄暗い木陰を移動するその姿は、異世界にいるようでみとれてしまう。
・・・とそんな雰囲気のカケラもないイモムシの写真を見せられてもねぇ。
図鑑でも良いからぜひ成虫の姿を見て欲しい。

子供の頃は夜、街灯の下に止まっている姿を見ることがあった。
大人になって初めて、昨年ちょっとした木陰で
突然出合うことができ、私の方が舞い上がってしまった。
まだこんな身近にいるんだ! 感激!
(残念なことに写真は撮れなかった)
その後みつけたこのイモムシが、
オオミズアオの幼虫と知ってまたびっくり!
(イモムシとしてはまだ若齢のようだ)
思っていた以上にまだまだ身近な種類なのかも知れないな。
--チョウ目 ヤママユガ科-- 分布:ほぼ全国
HK
ワカバグモの眼 - 2016.03.21 Mon
春うららな昨日、木の葉がこんなふうに丸まっているのを
中に何かいるのかな〜と開いてみた。

2016.3.20
いたいた、きれいな緑色のクモが。
ワカバグモ の幼体だと思われる。(過去記事)

丸めた葉の中で冬越しをしていたのだろうか。
別の葉にも別種のクモがいたけど素早く逃げられた。
光の加減か眼が思いのほかクリアに写っていてうれしくて・・・
拡大して載せちゃう。↓

クモの眼は昆虫と異なりすべて単眼。
基本は8個(4対)で、6個、4個、2個、0個のもいるって。
たくさんの眼があって視界が広そうだが
クモの視力は明暗や動きに反応する程度らしい。
ハエトリグモの仲間などは特別で、顔の全面に大きな眼が並んでいて、
他のクモに比べてよく見えるそうだ。
人間以外の生き物の「見える」という感覚は想像がつかない。
本などでどんなに説明されても、実感することは絶対にできないだろうなぁ。
網を張るタイプもうろつきながらエサを獲るタイプも、
クモが獲物の存在を知るのは、体に伝わる振動などによるところが大きい。
中に何かいるのかな〜と開いてみた。

2016.3.20
いたいた、きれいな緑色のクモが。
ワカバグモ の幼体だと思われる。(過去記事)

丸めた葉の中で冬越しをしていたのだろうか。
別の葉にも別種のクモがいたけど素早く逃げられた。
光の加減か眼が思いのほかクリアに写っていてうれしくて・・・
拡大して載せちゃう。↓

クモの眼は昆虫と異なりすべて単眼。
基本は8個(4対)で、6個、4個、2個、0個のもいるって。
たくさんの眼があって視界が広そうだが
クモの視力は明暗や動きに反応する程度らしい。
ハエトリグモの仲間などは特別で、顔の全面に大きな眼が並んでいて、
他のクモに比べてよく見えるそうだ。
人間以外の生き物の「見える」という感覚は想像がつかない。
本などでどんなに説明されても、実感することは絶対にできないだろうなぁ。
網を張るタイプもうろつきながらエサを獲るタイプも、
クモが獲物の存在を知るのは、体に伝わる振動などによるところが大きい。
地味〜なヒメカゲロウの仲間 - 2016.03.14 Mon
友人宅の庭でみつけた、クサカゲロウを地味にしたような虫。
※クサカゲロウ(過去記事 1 2 )

2016.3.3
植えてある小松菜の茎にいたのだけれど、
写真を撮りたくてちぎった葉の上に乗ってもらった。
アップで。

翅脈が美しいし、目が大きくて可愛らしいよね。
さかんに前脚で触角をしごくようにしていたが、お手入れ中だったのかも。
上から見た姿。

調べてみるると似たようなのが色々いたが、
ホソバヒメカゲロウ に1番似ていた。
触角を入れずに体長15mmくらい。
翅の縁近くの黒い点が特徴だ。
過去記事のクサカゲロウと同じアミメカゲロウ目。
ややこしいことにカゲロウ目という目があって、
このアミメカゲロウ目とは仲間としては遠いらしい。
見た目はか細くて遠くからだと似た印象のようだ。
私が今まで見つけてカゲロウだ!と思った虫は、
たぶんほとんどがアミメカゲロウ目のほうだと思う。
こうなるとカゲロウ目の方もぜひ見てみたい。
幼虫が水生だそうなので水のある場所にいるのだろうか。
--アミメカゲロウ目 ヒメカゲロウ科-- 分布:全国
US
※クサカゲロウ(過去記事 1 2 )

2016.3.3
植えてある小松菜の茎にいたのだけれど、
写真を撮りたくてちぎった葉の上に乗ってもらった。
アップで。

翅脈が美しいし、目が大きくて可愛らしいよね。
さかんに前脚で触角をしごくようにしていたが、お手入れ中だったのかも。
上から見た姿。

調べてみるると似たようなのが色々いたが、
ホソバヒメカゲロウ に1番似ていた。
触角を入れずに体長15mmくらい。
翅の縁近くの黒い点が特徴だ。
過去記事のクサカゲロウと同じアミメカゲロウ目。
ややこしいことにカゲロウ目という目があって、
このアミメカゲロウ目とは仲間としては遠いらしい。
見た目はか細くて遠くからだと似た印象のようだ。
私が今まで見つけてカゲロウだ!と思った虫は、
たぶんほとんどがアミメカゲロウ目のほうだと思う。
こうなるとカゲロウ目の方もぜひ見てみたい。
幼虫が水生だそうなので水のある場所にいるのだろうか。
--アミメカゲロウ目 ヒメカゲロウ科-- 分布:全国
US