女郎蜘蛛つづき 糸 - 2015.10.28 Wed
女郎蜘蛛の季節 - 2015.10.28 Wed
・・・長いことサボってしまったので、今日はぐっと派手な記事を。
青空にくっきりと浮かぶクモ影。大きい。

2015.9.22(2枚)
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)のメスだ。

秋はジョロウグモの産卵の季節なので、あちこちで出会う。
張る網も大きく、この巣は長い方で2メートルほどもあった。
同心円状の網1枚だけでなく、その前後にも複雑に網を張る。
お腹が卵で大きく膨れ、派手な模様とくに腹側の赤い色が目立つ。
腹部だけで縦15mmくらい。
以下の写真は同じ個体の20日程後の姿。

2015.10.10(4枚)
一段とお腹も大きくなり、最高の条件の場所に張った網には
たくさんの獲物の残骸が糸でぐるぐる巻きになって付いている。

そのせいで網もかなり乱れていた。
下はお腹側から見た姿。

大きい体と大きい網だけあって、骨組みになっている糸はとても丈夫だ。

腕をうっかり引っ掛けたくらいではびくともしないし、
試しにギターの弦のように弾いてみても切れない。
・・・ここで比較のために、
卵を持たない時期のジョロウグモを載せてみる。
(もしかしたら幼体かもしれないけど、模様からみてメスだろうと思う。)
背中側。 2012.8.11

お腹側。

2013.7.24
さて、
乱れた網から10日後、網はすっかりきれいに張り直されていた。

2015.10.20(6枚)
ここで遅ればせに、彼女の夫を紹介しよう。

メスの右上にいるでしょう? ちっちゃいのが。
近寄ってみる。華奢でとてもおとなしそうな、これがオスのジョロウグモ。

わたしの人差し指と比較してみてね。

折角だからお尻もアップで見せちゃう。
盛り上がった部分は糸を出すところ。
何か複雑そうだから、排泄物の出口とかもあるのかもしれない。

頭から胸にかけての内側の部分。

右の1本目の脚が欠けている。
この数日前、この辺りを(畑の周辺)スズメバチが1匹うろうろ飛んでいた。
わたしは少し離れて見ていたのだが、いきなりジョロウグモに猛烈なアタック!
手前に張った糸が邪魔したのか捕まえられず、ジョロウグモは下に落ちた。
スズメバチが去るのを待って現場に行ってみたところ、
ジョロウグモは落ちた草の間にじっとしていた。
その時に脚が1本欠けてしまったのかも...などと思ったりする。
25日に見てみたら,網もジョロウグモの姿も無かった。
無事に生きていれば近くに卵(卵塊)を産みつけたかもしれない。
そして一生を終えるのだそうだ。
網がとても美しかったので、次回につづく・・・。
--クモ目 ジョロウグモ科-- 分布:本州以南
TN
青空にくっきりと浮かぶクモ影。大きい。

2015.9.22(2枚)
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)のメスだ。

秋はジョロウグモの産卵の季節なので、あちこちで出会う。
張る網も大きく、この巣は長い方で2メートルほどもあった。
同心円状の網1枚だけでなく、その前後にも複雑に網を張る。
お腹が卵で大きく膨れ、派手な模様とくに腹側の赤い色が目立つ。
腹部だけで縦15mmくらい。
以下の写真は同じ個体の20日程後の姿。

2015.10.10(4枚)
一段とお腹も大きくなり、最高の条件の場所に張った網には
たくさんの獲物の残骸が糸でぐるぐる巻きになって付いている。

そのせいで網もかなり乱れていた。
下はお腹側から見た姿。

大きい体と大きい網だけあって、骨組みになっている糸はとても丈夫だ。

腕をうっかり引っ掛けたくらいではびくともしないし、
試しにギターの弦のように弾いてみても切れない。
・・・ここで比較のために、
卵を持たない時期のジョロウグモを載せてみる。
(もしかしたら幼体かもしれないけど、模様からみてメスだろうと思う。)
背中側。 2012.8.11

お腹側。

2013.7.24
さて、
乱れた網から10日後、網はすっかりきれいに張り直されていた。

2015.10.20(6枚)
ここで遅ればせに、彼女の夫を紹介しよう。

メスの右上にいるでしょう? ちっちゃいのが。
近寄ってみる。華奢でとてもおとなしそうな、これがオスのジョロウグモ。

わたしの人差し指と比較してみてね。

折角だからお尻もアップで見せちゃう。
盛り上がった部分は糸を出すところ。
何か複雑そうだから、排泄物の出口とかもあるのかもしれない。

頭から胸にかけての内側の部分。

右の1本目の脚が欠けている。
この数日前、この辺りを(畑の周辺)スズメバチが1匹うろうろ飛んでいた。
わたしは少し離れて見ていたのだが、いきなりジョロウグモに猛烈なアタック!
手前に張った糸が邪魔したのか捕まえられず、ジョロウグモは下に落ちた。
スズメバチが去るのを待って現場に行ってみたところ、
ジョロウグモは落ちた草の間にじっとしていた。
その時に脚が1本欠けてしまったのかも...などと思ったりする。
25日に見てみたら,網もジョロウグモの姿も無かった。
無事に生きていれば近くに卵(卵塊)を産みつけたかもしれない。
そして一生を終えるのだそうだ。
網がとても美しかったので、次回につづく・・・。
--クモ目 ジョロウグモ科-- 分布:本州以南
TN
セミの眼のドーム - 2015.10.08 Thu
ゴミだって散歩するんです。 - 2015.10.06 Tue
これは封筒についていたゴミ。

2015.9.29(以下6枚)
いやいや、知らぬふりはやめましょう。
これは、クサカゲロウの一種の幼虫。
面白さにかけてはかなり有名?だから、前にも出演している。

手前に見える大あごで虫等を食べ、
その残りカスや、植物の切れ端などを背中に乗せる。
背中の毛に引っ掛けているので、簡単には落ちない。
こいつはわが家の室内にいたので、繊維や毛髪らしきものも見える。
左側に突き出ているのは虫の透き通った翅。

↑ 後ろ姿。・・・もう何が何やら・・・。

私から逃げる途中にちょっと落ちたようで、拾っていた。
クサカゲロウでも種類によっては、背中に何も乗せないのもいる。
( 過去記事:乗せない種類の幼虫と成虫、成虫と卵)

割とどこにでもいる幼虫だけど、
昆虫をカメラで取り始めた数年前にこの姿を見た時は驚いた。

見つけたのは仕事机のゴチャゴチャしたところ。
どこかに隠れてしまわないようにと急いで手に平に乗せ,
写真が撮りやすいように甲の方に移したんだけど
そっち側は皮膚が柔らかいから、移動しながら噛む,噛む。
痛いから手近にあった封筒に乗せたというわけ。
ちゃんと後で外に逃がしたよ。

2015.9.13
別の日に公園で見つけたもの。
背中に付けたものが環境などで各自みな異なるから面白い。
--アミメカゲロウ目 クサカゲロウ科--
H1、HK

2015.9.29(以下6枚)
いやいや、知らぬふりはやめましょう。
これは、クサカゲロウの一種の幼虫。
面白さにかけてはかなり有名?だから、前にも出演している。

手前に見える大あごで虫等を食べ、
その残りカスや、植物の切れ端などを背中に乗せる。
背中の毛に引っ掛けているので、簡単には落ちない。
こいつはわが家の室内にいたので、繊維や毛髪らしきものも見える。
左側に突き出ているのは虫の透き通った翅。

↑ 後ろ姿。・・・もう何が何やら・・・。

私から逃げる途中にちょっと落ちたようで、拾っていた。
クサカゲロウでも種類によっては、背中に何も乗せないのもいる。
( 過去記事:乗せない種類の幼虫と成虫、成虫と卵)

割とどこにでもいる幼虫だけど、
昆虫をカメラで取り始めた数年前にこの姿を見た時は驚いた。

見つけたのは仕事机のゴチャゴチャしたところ。
どこかに隠れてしまわないようにと急いで手に平に乗せ,
写真が撮りやすいように甲の方に移したんだけど
そっち側は皮膚が柔らかいから、移動しながら噛む,噛む。
痛いから手近にあった封筒に乗せたというわけ。
ちゃんと後で外に逃がしたよ。

2015.9.13
別の日に公園で見つけたもの。
背中に付けたものが環境などで各自みな異なるから面白い。
--アミメカゲロウ目 クサカゲロウ科--
H1、HK
夏のベランダ 覚え書き:蛾 - 2015.10.04 Sun
7月にちょくちょく訪問してくれた小さなガ。
写真は良くないが、覚え書きとして載せておこうと思う。

2015.7.2(2枚)
朝の習慣、ベランダチェック。主に網戸だ。

地味だが特徴の分かりやすいガだ。
カレハチビマルハキバガ。
昆虫の名前は付け足していくから、長くて分かりにくいものが多い。
この場合は、
カレハ チビ マルハ キバガ となる。
枯葉 ちび マルハ 牙蛾。
「マルハ」は分からない。翅が楕円形っぽいからかなあ?

2015.7.17(2枚)
↓ はボケているけど、上の写真とは違う方向からの姿なので。

朝の網戸には小さいガがよく止まっている。
小さい上に地味で色柄がはっきり分からない。
日々、そんな写真がどんどん増えていく。
--チョウ目 マルハキバガ科-- 分布:本州以南
H1
写真は良くないが、覚え書きとして載せておこうと思う。

2015.7.2(2枚)
朝の習慣、ベランダチェック。主に網戸だ。

地味だが特徴の分かりやすいガだ。
カレハチビマルハキバガ。
昆虫の名前は付け足していくから、長くて分かりにくいものが多い。
この場合は、
カレハ チビ マルハ キバガ となる。
枯葉 ちび マルハ 牙蛾。
「マルハ」は分からない。翅が楕円形っぽいからかなあ?

2015.7.17(2枚)
↓ はボケているけど、上の写真とは違う方向からの姿なので。

朝の網戸には小さいガがよく止まっている。
小さい上に地味で色柄がはっきり分からない。
日々、そんな写真がどんどん増えていく。
--チョウ目 マルハキバガ科-- 分布:本州以南
H1