どどあっぷ No.44 - 2015.06.25 Thu
ありあり?アリグモ 3 - 2015.06.24 Wed
今朝は少し遅めに畑へ行ったのでもう暑熱。
穫るもの穫って帰ろうとしたら...キュウリの支柱に大きな蟻が。

2015.6.24(以下同じ)
いえいえ、これはアリではないよね。

老眼鏡かけて近付いて見たらやはり、アリグモだった。
アリグモの仲間でもズバリ、アリグモ。
体長10mmくらい。

くるりと反対向きになると
左側の脚を2本失っているのがわかった。

カメラを嫌がってぴょんと葉の上に跳び降りた。

「僕ははクモだから、脚は8本だよ。
2本無くしちゃったけどね。
顔に一番近い左右2本は前に突き出して歩くんだ。
6本脚のアリが触角を動かしているように見えるでしょ?」

「えっ、顔が変だって?
この立派な大アゴは僕たち男の自慢なんだから。
女性はね、アゴが小さいからもっとアリに似ていて
見分けがつかないくらいだよ。」

「またどこかで会うかもしれないから
僕の顔、良ーく覚えておいてね。」

写真がボケボケだけど過去記事1、2 もぜひ。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:ほぼ全国
YB
穫るもの穫って帰ろうとしたら...キュウリの支柱に大きな蟻が。

2015.6.24(以下同じ)
いえいえ、これはアリではないよね。

老眼鏡かけて近付いて見たらやはり、アリグモだった。
アリグモの仲間でもズバリ、アリグモ。
体長10mmくらい。

くるりと反対向きになると
左側の脚を2本失っているのがわかった。

カメラを嫌がってぴょんと葉の上に跳び降りた。

「僕ははクモだから、脚は8本だよ。
2本無くしちゃったけどね。
顔に一番近い左右2本は前に突き出して歩くんだ。
6本脚のアリが触角を動かしているように見えるでしょ?」

「えっ、顔が変だって?
この立派な大アゴは僕たち男の自慢なんだから。
女性はね、アゴが小さいからもっとアリに似ていて
見分けがつかないくらいだよ。」

「またどこかで会うかもしれないから
僕の顔、良ーく覚えておいてね。」

写真がボケボケだけど過去記事1、2 もぜひ。
--クモ目 ハエトリグモ科-- 分布:ほぼ全国
YB
ちょいイリュージョンな、蛾。 - 2015.06.18 Thu
前回と同様、墓地で見つけた不思議な姿のガ。

2015.6.7(以下同じ)
葉の色にくっきりと目立っていた。
細長い三角形で、頭の先が墨に浸けたように黒く、
背に向かってくいっと反っている。

その時は分からなかったけど、
写真を見ると何だかとても不思議な感じ。
宙に浮いているみたいじゃない?

横から見てやっと脚が1本だけ見える。
止まり方が変わっているのだ。
カバイロキバガ(樺色牙蛾) という名だった。
体長10mmちょい位。
下唇鬚(かしんしゅ)という部分が反り返っているのを、牙に見立てているようだ。
翅の帯模様とその色合いが絶妙。よく見ると点々もある。
翅に沿ってぴったりと体に接している長い触角も、いいなあ。
それに、考えてみればこの浮遊感、この場所にぴったりかも?
--チョウ目 キバガ科-- 分布:ほぼ全国
NG

2015.6.7(以下同じ)
葉の色にくっきりと目立っていた。
細長い三角形で、頭の先が墨に浸けたように黒く、
背に向かってくいっと反っている。

その時は分からなかったけど、
写真を見ると何だかとても不思議な感じ。
宙に浮いているみたいじゃない?

横から見てやっと脚が1本だけ見える。
止まり方が変わっているのだ。
カバイロキバガ(樺色牙蛾) という名だった。
体長10mmちょい位。
下唇鬚(かしんしゅ)という部分が反り返っているのを、牙に見立てているようだ。
翅の帯模様とその色合いが絶妙。よく見ると点々もある。
翅に沿ってぴったりと体に接している長い触角も、いいなあ。
それに、考えてみればこの浮遊感、この場所にぴったりかも?
--チョウ目 キバガ科-- 分布:ほぼ全国
NG
お墓でひらひら、ヒカゲチョウ - 2015.06.13 Sat
わが家の菩提寺は三浦半島の先っちょ。
自然の豊富なところで、斜面にお墓が並んでいる。
日差しの明るい日でも木陰はたくさんある。

2015.6.7(以下同じ)
そんな木陰を、地味なチョウが落ち着きなく飛んでいた。
墓地中どこにでも。

せわしなく飛び回るので、見つけるたびに
近くに来て止まるのをじっと待つことになる。


1月に載せたサトキマダラヒカゲ、4月のクロヒカゲに次いで
3種類目のヒカゲチョウだ。
その名もずばり、ヒカゲチョウ(日陰蝶)。
翅を開いた幅で50mm強くらい。
クロヒカゲより色は明るいが、
もようのあれこれがすこしずつ異なる。
運良く翅の表面を見ることができた。
なかなか美しいと思う。

そして下はヒナタチョウ。
・・・ではなくて日向にいた日陰蝶、ですね。

翅に蛇の目模様のあるチョウは昔から大好きだ。
ヒカゲチョウではないが
蛇の目模様のチョウを以前アップしたので、見てね。
--チョウ目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科-- 分布:本州以南
NG
自然の豊富なところで、斜面にお墓が並んでいる。
日差しの明るい日でも木陰はたくさんある。

2015.6.7(以下同じ)
そんな木陰を、地味なチョウが落ち着きなく飛んでいた。
墓地中どこにでも。

せわしなく飛び回るので、見つけるたびに
近くに来て止まるのをじっと待つことになる。


1月に載せたサトキマダラヒカゲ、4月のクロヒカゲに次いで
3種類目のヒカゲチョウだ。
その名もずばり、ヒカゲチョウ(日陰蝶)。
翅を開いた幅で50mm強くらい。
クロヒカゲより色は明るいが、
もようのあれこれがすこしずつ異なる。
運良く翅の表面を見ることができた。
なかなか美しいと思う。

そして下はヒナタチョウ。
・・・ではなくて日向にいた日陰蝶、ですね。

翅に蛇の目模様のあるチョウは昔から大好きだ。
ヒカゲチョウではないが
蛇の目模様のチョウを以前アップしたので、見てね。
--チョウ目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科-- 分布:本州以南
NG
畑のコメツキムシ - 2015.06.01 Mon
毎年春になると、
野菜に掛けた寒冷紗のトンネルの上に
小さなコメツキムシが歩いているのを見かける。
(体長10mmちょい)

2015.4.21(5枚)
今年も4月のある日、8匹程が歩き回っているのに遭遇。
中に2匹、求愛するオスと逃げるメスが。

やっとオスが追いつきメスに乗っかるも、

嫌がって逃げるメス。

オス、再度チャレンジ。あわててるから向きが逆だよ。

何度か試みたがとうとうメスは完璧に逃げて行った。
それはさておき。
同じ頃土を掘ると、これも毎年出てくるオレンジ色の芋虫(っぽくないが)。

(たぶん左側が頭) 2015.4.12(2枚)
軍手の上に載せているから大きさは大体分かるかな。

(こちらは手前がお尻、たぶん)
これが上の写真のコメツキムシの幼虫であることが、つい最近判明した。
ところが、調べているうちに悩ましい問題が・・・。
コメツキムシの幼虫の多くは、土の中のコガネムシの幼虫など
野菜に害のある昆虫やその幼虫を食べるそうだ。
従って〈益虫〉と呼ばれる。
ところが数種類だけ、植物の根を食べる種類がいてそれは〈害虫〉である。
問題は、今日載せたのはどっちかということ。
クロ(ツヤ)クシコメツキ というのに似ている気がするが
それだと〈害〉の方。
でも似ているのがいっぱいで区別がつかない。
だ、だ、誰か教えてーー!
--甲虫目 コメツキムシ科--
TN
野菜に掛けた寒冷紗のトンネルの上に
小さなコメツキムシが歩いているのを見かける。
(体長10mmちょい)

2015.4.21(5枚)
今年も4月のある日、8匹程が歩き回っているのに遭遇。
中に2匹、求愛するオスと逃げるメスが。

やっとオスが追いつきメスに乗っかるも、

嫌がって逃げるメス。

オス、再度チャレンジ。あわててるから向きが逆だよ。

何度か試みたがとうとうメスは完璧に逃げて行った。
それはさておき。
同じ頃土を掘ると、これも毎年出てくるオレンジ色の芋虫(っぽくないが)。

(たぶん左側が頭) 2015.4.12(2枚)
軍手の上に載せているから大きさは大体分かるかな。

(こちらは手前がお尻、たぶん)
これが上の写真のコメツキムシの幼虫であることが、つい最近判明した。
ところが、調べているうちに悩ましい問題が・・・。
コメツキムシの幼虫の多くは、土の中のコガネムシの幼虫など
野菜に害のある昆虫やその幼虫を食べるそうだ。
従って〈益虫〉と呼ばれる。
ところが数種類だけ、植物の根を食べる種類がいてそれは〈害虫〉である。
問題は、今日載せたのはどっちかということ。
クロ(ツヤ)クシコメツキ というのに似ている気がするが
それだと〈害〉の方。
でも似ているのがいっぱいで区別がつかない。
だ、だ、誰か教えてーー!
--甲虫目 コメツキムシ科--
TN