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2015-01

こういうのが結構好きだったり。 - 2015.01.28 Wed

夏みかんの木の葉を裏返してみた。




 2015.1.24

カイガラムシとかコナジラミなんかの仲間だろう。
葉脈に沿ってびっしり付いている。



拡大してみると。


N0374.jpg


調べてみると、

ミカンワタカイガラムシ(蜜柑綿介殻虫)というのに似ている。

3〜4mmくらいか。
よーく見ると丸っこい端のほうに小さな眼がある。
今はつるんとした体表面だが、ワックス質の白いものを出す。
葉から吸った液体から必要の無い成分を捨てるそうだ。

こういう虫もなかなか面白いよ。

ご他聞にもれず「害虫」。
カンキツ類や様々な木の葉の汁を吸う。







--カメムシ目 カタカイガラムシ科--  分布:関東〜九州
YB


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天道虫だと思うよねぇ - 2015.01.26 Mon

  ★去年載せてなかったシリーズ・5


ベランダの隅のプラスチックの目隠しに小さな虫発見。


N2531.jpg
 2014.4.5(2枚)

5mmもなくて、小さなテントウムシだなぁと見ているうち
違和感がフツフツと涌いてきた。



薄暗い場所だったのでフラッシュをたいて撮ってみた。(下が頭)

N2525.jpg

違和感のもとは触角にあった。
テントウムシの触角はこんなに長くはない。

調べてみると...。

ヘリグロテントウノミハムシ(縁黒天道蚤葉虫)。

名前に「ノミ」がつくのは、触るとぴょんと跳ねて逃げるからだそう。




下の写真は2011年のもので、種不明の「テントウムシ」フォルダに入っていた。

06357.jpg
 2011.7.5


テントウムシが野菜などの「益虫」の代表格であるのとは逆に、
こちらは成虫・幼虫ともに、
ヒイラギやキンモクセイ等の葉を食べる「害虫」だそうだ。






--甲虫目 ハムシ科 ノミハムシ亜科--  分布:本州以南
H2


どどあっぷ No.41 - 2015.01.16 Fri






鷲づかみ!













どんびきは・・・





N9961db.jpg
里芋の葉の裏側




運ぶ運ぶアリたち(2) - 2015.01.15 Thu

アリが引いたり押したりして何かを運んでいる様子は
いつ見ても楽しい。

折りにふれ撮っておいたのを2年ぶり(過去記事)に特集!


07733.jpg
土のかたまりのように見えるけど何だろう。 2013.3.19



     N1131.jpg
これも正体不明。(垂直面を上へ向かう) 2013.4.12



N0134.jpg
小さな昆虫の死骸。(これも垂直面を上へ) 2013.11.17



N2316.jpg
枯れ葉かな? (垂直面を左へ進む) 2014.3.29



     N7863.jpg
ヨコバイの仲間のよう。(さあ、ここから垂直面を上へ押し上げる) 2014.8.30



N9246.jpg
小さなイモ虫を2匹で。 2014.10.11




アブラゼミの翅を巣穴へ引っぱり込もうとしている。
この状態は時々見かけるのだけど、うまくいくのかなあ。

N7866.jpg



今回は残念ながら前回のような大物はなかった。
また写真がたまったら載せようと思う。



--ハチ目 アリ科--


脚が縞模様の小さなハチ - 2015.01.14 Wed

  ★去年載せてなかったシリーズ・4


まだ若い大根の葉に、ほんの数ミリのハチ。

N9237.jpg
 2014.10.11


小さ過ぎてその場で細部までは判らなかったが
家に帰ってPCで見ると・・・。

なかなか素敵な脚の持ち主!

無理矢理に拡大したから見えにくいのが残念。


     N9237b.jpg



こういったごく小さなハチの仲間は
それはそれは多種多様で、そっくりなものも多い。
脚の縞模様ひとつとっても
調べていると微妙に違ったのがゾロゾロ出てくるし。

お手上げだよ〜!





スマートなカメムシなのに - 2015.01.12 Mon

  ★去年載せてなかったシリーズ・3


白菜の葉がまだ巻き始めない頃
風で飛んできた枯れ葉や小枝が、葉の間に挟まる。

N9250-1.jpg
 2014.10.11(2枚)

ついでにカメムシもいた。

形も模様や色もきれいなのに
なぜすぐにブログに出さなかったのかな。謎だ。

アカホシカスミカメ

体長6〜7mm。
カスミカメムシ科(過去記事)はこんなふうに華奢なものが多い。

N9255-2.jpg

名前が示すように、翅や脚などあちこちが赤味を帯びている。
この写真の個体はあまり赤くないけど。
成虫も幼虫もマメ科やイネ科植物の汁を吸う。



下の写真は2012年のもの。
色が淡いから上の個体より若いのかもしれない。
触角がなかなかイカすよね。

02693-3.jpg
 2012.9.9



 訂正:2012年11月23日に記事にしてた〜。ぺこり。

--カメムシ目 カスミカメムシ科--  分布:本州以南
TN


くたびれた蛾かと思った - 2015.01.10 Sat

  ★去年載せてなかったシリーズ・2





 2014.10.11(以下同じ)

白菜の葉にボロボロに傷んだガが一匹。
それでも一応パチリと3枚撮影しておいた。

ところが別のガを調べていたら同じ姿を発見。
けしてボロッちい訳ではなかったのだ。

マメノメイガ(豆野螟蛾)。

幼虫がマメ科の莢や花を食べる。
翅を開いた幅で25mmほど。
前翅の一部の白い部分と後翅のほとんどが半透明。
その部分は鱗粉が無いか少ない。



N9247.jpg

上の写真(正面から)のように、前脚を突っ張って
立ち上がったような止まり方をするそうだ。



思い出したのが以前載せたマエアカスカシノメイガ
その時は、強い風で飛ばされないようにしがみついていると思ったが
それは勘違いで、この仲間のガの特徴的な止まり方だったのだ。

変だと思ってもその生き物の当たり前の姿。
また昆虫の面白さ発見!






--チョウ目 メイガ科--  分布:全国
TN


日陰の蝶々 - 2015.01.07 Wed

昨年写真に撮ったのに、まだブログに出していない虫たちがいっぱい。
冬の間に紹介しようと思う。


まずは子供の頃から好きだったジャノメチョウの仲間から。


N7535-1.jpg
 2014.8.20

夕方に木陰を素早く飛びまわるチョウ。

その名も、サトキマダラヒカゲ(里黄斑陰蝶)。

翅を開くと50mmくらい。
ヒカゲチョウと呼ばれる仲間だ。


N7732.jpg
 2014.8.25(以下同じ)

何度もこの場所周辺で出会うのだが、薄暗いからうまく撮れない。



N7736.jpg

この個体は翅の後部がかなり傷んでいる。


やっとやや明るいところに出てくれて撮ったのがこの一枚。

     N7749.jpg


幼虫はササやタケ類の葉を食べ、成虫は樹液を食べる。

ここは正に全てが揃った場所だった。



こういう地味なチョウが薄暗いところを飛んでいる姿は
いいものだなあ、と思う。



そっくりな「ヤマキマダラヒカゲ」というのもいるようだ。
そちらはもう少し色が暗くて、産地に多いそうだ。


--チョウ目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科--  分布:北海道〜九州
YB


2年とちょっと。 - 2015.01.03 Sat



あけまして 三日目、 おめでとう ございます。

本年も 不思議で美しい生きものたちと ついでに私Yaruqiを
どうぞ よろしくお願い申し上げます。


L1300830b.jpg







このブログに虫たちや草たちを載せるようになって

早、2年とちょっと。

もっとシンプルな記事にしたいと毎回思う。

無理とは感じつつ今年もがんばって

かわいいヤツらを乗せちゃうつもりだから、

見に来てね!






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プロフィール

Yaruqi

Author:Yaruqi
Zubolaの奥、Yaruqi です。
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

なお、動植物の同定は
正確ではありません。

過去記事も是非!

( 訪問の足跡は『Zubolaですが。』
になるかもしれません ) 

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