2014-10

この際だからカラスアゲハも - 2014.10.30 Thu

この前ナミアゲハの幼虫を出したので、
数年前に撮ったカラスアゲハ(烏揚羽)の幼虫を引っぱり出してきた。



04501.jpg
 2011.10.13


どお? かわいいでしょ。

親とは似ても似つかないお姿。


00123.jpg
 2012.6.23(以下同じ)

↑ 翅、表。

↓ 翅、裏。

00125.jpg




00128.jpg

写真がぼやけていて判りにくいけど、
カラスの濡れ羽色、でしょう?



     00130.jpg




さてさて、幼虫の姿が余りにも判りにくいので少し説明を・・・。


04501b.jpg


上の図の「胸脚 3対」が成虫にある6本の脚。
その左の小さな丸っこいのがが頭部。
カッパのお皿みたいなのは胸部の背面で、一見眼のような黒い模様がある。

腹脚と尾脚は芋虫や毛虫の時期にだけある脚で、成虫になると無くなる。

腹脚4対、尾脚1対というのがチョウ目(チョウやガの仲間)の「基本」で、
種類によって変化があるそうだ。

例えば、
「シャクトリ虫」と呼ばれるシャク蛾科の幼虫は
退化して1対の腹脚と尾脚が後方にあり、胸脚との間に脚が無いので
「うんしょ、うんしょ」と尺を測るように歩くのだ。


ハチ目の芋虫は腹脚がたくさんある。







--チョウ目 アゲハチョウ科--  分布:全国
TN


「モドキ」が付くクルマバッタ - 2014.10.28 Tue

この夏畑でときどき見かけたバッタ。


N7123.jpg
 2014.8.6


敏感にすぐ跳ぶので、とりあえず遠くから撮る。
これでもトリミングで拡大。



運良く白いところに止まっていた時。
この一枚で逃げられたけど。


N7999.jpg
 2014.8.31


どうやら、クルマバッタモドキ(擬車蝗虫、車蝗虫擬)のようだ。

30数mmほど。メスは50mm近くあるそうだから
これはオスと思われる。
胸部背面の「くの字」模様が特徴。
「クルマ」の意味は、後翅に黒い帯状の模様があり
跳ぶ時に扇子を広げたようになり、黒帯が円弧を描くから。
幼・成虫ともイネ科の草を食べる。



ところで、
名前に「モドキ」がつく生物名はわりとある。
辞書を引いてみると「○○モドキ」とは「○○に似せて作られたもの」とある。
「偽物」っぽい感じが漂っている言葉よね。
そんな名前を付けられたら腹立つよな、と思ってしまう。
まあ当人(当虫)は気にもしていないだろうが。

少なくとも「クルマバッタ」よりも「クルマバッタモドキ」が
後から発見されたか、命名されただろうことは判る。
それは意味のあることなんだろう、と思う。

お硬い学術用語より、親しめるし以外といいかも。
・・といま思ったよ。






--バッタ目 バッタ科 トノサマバッタ亜科--  分布:ほぼ全国
YB


単友 コブナグサ〈小鮒草〉2 - 2014.10.21 Tue

全国的には雑草で、八丈島だけで大事な草だと知った2年前。(→ 過去記事

いつもの公園の、「そこ」にだけ生えていたのに、
去年は早くに刈り取られたのか(雑草だからね)生えずに終わった。


二度と生えないのかなぁ...とがっかりしていたのだけど
今年は見事に茂っていた!


N9070.jpg
 2014.10.7(以下同じ)





N9075.jpg






N9090.jpg






N9091.jpg


後ろの赤紫色の花はホトトギス。



     N9079.jpg




繊細な葉と花穂が重なりあって、美しいでしょう?






--イネ目 イネ科 コブナグサ属--  分布:全国
HK


二年前、ベランダで観察した虫だよー。 - 2014.10.20 Mon

まだこのブログを始めていない時、『Zubolaですが。』に載せた虫。
ベランダで小さな幼虫から段々と大きくなり、成虫まで育った。

テングスケバ(天狗透羽)。

その時はお尻の青い(正に!)若造のまま姿を消したが
その後、立派な大人の姿をたくさん見たのでアップしようと思う。

(過去記事123、も見てね)


05129-1.jpg
 2012.11.21



05102 (1)-2
 2012.11.18


色も形も面白くてきれいで、今では大ファンである。


     N8931-3.jpg
      2014.10.2(☆印)



     N8933-4.jpg
     

頭の先から翅の先までで10mmちょい程。

今までに載せたハゴロモやヨコバイ、グンバイムシ等に近い仲間だ。


N8542-5.jpg
 2014.9.18



     N8928-6.jpg
     

頭から背中に描けての縞模様の色合いが、何とも美しい。


過去記事にたくさん写真があるけど、可愛らしいからちょっとだけ載せちゃう。
(過去記事123 ←しつこい...。)


少しずつ成長している。
1枚目の子で4mmくらいかな。

00813-7.jpg
 2012.7.20(2枚)




00856-8.jpg




     01710-9.jpg
      2012.8.15

植物は鉢植えの風知草(ふうちそう)。
イネ科の植物が好きなので正にズバリ!

とにかく、めっちゃ可愛いでしょう?




--カメムシ目 テングスケバ科--  分布:本州以南
TN、US、H2


ナミアゲハ幼虫のあれこれ - 2014.10.18 Sat

九月の末のこと。
公園に植えてある柑橘系の木でこのような芋虫を発見。


     N8898-1.jpg
      2014.9.28(☆印全て)

アゲハの仲間の幼虫らしき姿だが体色が緑色だ。
しかも鮮やかな緑ではなく一煎後のお茶の葉のような色。


     N8889-2.jpg
     


良く観察しようとして葉の向きを変えたら
でた! 威嚇するためのオレンジ色の角。

やはりアゲハ、ナミアゲハ(並揚羽)の幼虫だ。

今までに私が撮ったナミアゲハの写真の中から、
おおざっぱに幼い順に並べてみようと思う。


その中で一番幼いもの、春にサンショウの若い葉にいた。(体長8mm程だったか)
N4699-3.jpg
 2014.5.24


次の2枚は最初の緑色の幼虫と同じ木にいた。
すぐ前のオチビもそうだが体色は焦げ茶色。
N8899-4.jpg
 


N8904-5.jpg
 




何度か脱皮をするとお馴染みの姿に。
(わが家ではこれに「新幹線」というあだ名をつけている。)
09518-6.jpg
 2012.6.7(2枚)


     09519-7.jpg


私の想像では、この姿の1段階前が冒頭の幼虫なのではないか。
姿はより若い幼虫のようなデコボコで、体色は後の姿の緑色。
見るのはこれが初めて。
もしかして葉っぱをたくさん食べて緑色になる? それ程に栄養が必要とか?


「新幹線」の次はいよいよ蛹。
     02350-8.jpg
      2012.6.7(2枚)


     02351-9.jpg



これは羽化した後の抜け殻だろうか。
     02412-10.jpg
      2012.8.30



成虫。
     04779-11.jpg
      2011.5.9




この後はおまけ。

オレンジ色の角の先が葉に接している部分に、
液体がにじみ出ているように見える。
     N8890-12.jpg
     

     N8894-13.jpg
     

角を少し引っ込めた後、葉にシミが残っていた。
きっとこれが触った相手を嫌がらせる臭ーいヤツに違いない。



ずっと以前、枝から落ちたのかこの幼虫(新幹線ね)が道を這っていた。
放っておけば踏まれると思い、側の木の葉に乗せようと思って指でつまんだ途端、
角がにゅ〜っと伸びて指にピタッとくっ付いた。
ギャッと思ったけどここで放したら元も子もないから、
ちゃんと木の葉に載せてやったのだけど...。

その後の指の臭いの何のって! 石けんで洗っても落ちない!
次の日まで匂いが残っていた。
恩を仇で返すってヤツだこれは、と思ったのだった。





--チョウ目 アゲハチョウ科--  分布:全国
HK、H2、YB


金平糖かウミウシか? - 2014.10.13 Mon

歩いていて訳の分らない虫に目が留まった。


N9341-1.jpg
 2014.10.12(以下同じ)

こんなの。


     N9333-2.jpg


葉っぱをむしゃむしゃ食べている、イモムシのようだ。


N9318-3.jpg


どこがどうなっているのか知りたいから、葉をめくってみたら
例のアレを出して威嚇してきたよー。


N9320-3-2.jpg


ほら。これ以上は長くならなかった。


     N9323-4.jpg



     N9326-5.jpg


とにかく初めて見る奇妙さだから、家に帰ってすぐ調べてみた。

ジャコウアゲハ(麝香揚羽)の幼虫だ。

体長20mmくらいだが、もう少し伸びるのではと思わせる姿だ。
成虫のオスがお尻からジャコウのような匂いを出すことから。
幼虫はウマノスズクサ科の植物の葉を食べるそうだ。


背中。
N9329-6.jpg


腹部側面のもよう。
     N9331-7.jpg


顔の正面。葉をくわえたところ。
     N9391-8.jpg




幼虫がいるということは成虫もいるはずだ。
図鑑で確認したけどこの辺りで見たことは無いなあ。
黒アゲハに似た黒いアゲハチョウだから
もしかしたら知らずに出会っていたかもしれない・・・。





--チョウ目 アゲハチョウ科--  分布:本州以南
H2



跳ねなきゃ見つからないのに - 2014.10.13 Mon


晴天続きだった九月下旬の、何て言うこともないネギ畑。



N8642.jpg
 2014.9.22(以下同じ)

・・・でもない。何かいるよ。





N8652.jpg


ぴょんっと飛び跳ねたから見つかっちゃった、バッタくん。


以前に一度アップした、イボバッタ


     N8659.jpg



特に泥だらけなわけではありません、念のため。






--バッタ目 バッタ科--  分布:本州以南
TN


トカゲの冬はヒトより早いか - 2014.10.07 Tue

畑の白菜はまだまだ若いから、丁寧にイモムシを取り除く。

数日前いつものように葉を一枚一枚点検していたら、
イモムシならぬこんなお方が。



     N8978.jpg
      2014.10.4


ニホンカナヘビが丸くなって収まっていた。

葉をめくっても、目はこちらを見るがその場から動かない。

体に傷も無いし、不健康な様子には見えないから
このところの朝晩の冷え込みのせいで、機敏に動けないのだろうか。
陽に当たった白菜の中は暖かそうだ。



N8979.jpg



丸まった楕円形がとても見事でみとれていたら
いい加減にしろ、と去って行った。
ゆっくりとね。





--爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 カナヘビ科--  分布:ほぼ全国
YB


愛すべき面構えだね芋虫くん - 2014.10.04 Sat

ちょっと毛の生えた芋虫というべきか
毛並みがしょぼい毛虫というべきか。


N8413-1.jpg
 2014.9.15(以下同じ)


どちらにしても、顔つきが気に入ったから載せちゃうよ。



     N8416-2.jpg




     N8419-3.jpg




     N8420-4.jpg


幼虫図鑑で調べて一番似ていたのは

シマケンモンという蛾の幼虫。

そっくりなのだが、どの図鑑もサイトも毛が黒いんだ。
これは毛が白いから別種なのか、それとも若いとか?


上から見るとこんなふう。

     N8418-5.jpg







--チョウ目 ヤガ科 ケンモンヤガ亜科--
YB


今月の二点(2014年9月) - 2014.10.02 Thu





N8022.jpg


   ... 九月の雨 ...

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N8051.jpg


  ... 韮の花を訪ねる ...

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Author:Yaruqi
Zubolaの奥、Yaruqi です。
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

なお、動植物の同定は
正確ではありません。

過去記事も是非!

( 訪問の足跡は『Zubolaですが。』
になるかもしれません ) 

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