若葉という名のクモ - 2014.09.30 Tue
いつもの公園、畑へ行くにも買物に行くにもカメラ持参。
咲いている花も秋めいてきて、
ふと目に留まったヨメナらしき花。

2014.9.28(以下同じ)
淡い緑色のクモがいた。

見ていたらヒトスジシマカもやって来た。
突然ここで〈カについて豆知識〉
・メスもオスも普段は花の蜜や花粉を食べる。
・メスは産卵の前だけ栄養を摂るために動物の血液を吸う。
・オスの触角は羽根のようにフサフサしている。

このクモは、ワカバグモ(若葉蜘蛛)という種類だった。
脚は抜きで体長10mm弱。
メスは全身緑色でオスよりも大きく、
オスは胸部や足先が赤くなるので
この個体はまだ赤味の薄い若いオスのようだ。
このクモは網を張らず、移動してエサを捕るのでもなく
草等の上でじっと獲物が来るのを待つ「待ち伏せ型」のクモだそう。
せっかく緑色なのに花の上では目立ってしまうんじゃない?

上の写真は頭部を拡大したもの。
頭部前方に並んだ8個の単眼で、ぐるりと周囲を見渡しているのだろう。
ちなみにクモには昆虫のような複眼は無い。
--クモ目 カニグモ科-- 分布:全国
HK
咲いている花も秋めいてきて、
ふと目に留まったヨメナらしき花。

2014.9.28(以下同じ)
淡い緑色のクモがいた。

見ていたらヒトスジシマカもやって来た。
突然ここで〈カについて豆知識〉
・メスもオスも普段は花の蜜や花粉を食べる。
・メスは産卵の前だけ栄養を摂るために動物の血液を吸う。
・オスの触角は羽根のようにフサフサしている。

このクモは、ワカバグモ(若葉蜘蛛)という種類だった。
脚は抜きで体長10mm弱。
メスは全身緑色でオスよりも大きく、
オスは胸部や足先が赤くなるので
この個体はまだ赤味の薄い若いオスのようだ。
このクモは網を張らず、移動してエサを捕るのでもなく
草等の上でじっと獲物が来るのを待つ「待ち伏せ型」のクモだそう。
せっかく緑色なのに花の上では目立ってしまうんじゃない?

上の写真は頭部を拡大したもの。
頭部前方に並んだ8個の単眼で、ぐるりと周囲を見渡しているのだろう。
ちなみにクモには昆虫のような複眼は無い。
--クモ目 カニグモ科-- 分布:全国
HK
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カメムシの子供は面白い - 14 - 2014.09.28 Sun
図鑑だけで知っていた カメムシ - 2014.09.27 Sat
「ヤブガラシに覆われた空地にいた虫」の2匹目は
強烈派手なカメムシ。

2014.9.26(以下同じ)



真っ黒で太い足と背中の盛り上がりが、とても強そうだ。
アカシマサシガメ(赤縞刺亀)。
カメムシは口器が針のような形で、たいていは植物の汁を吸うが、
昆虫などの体液を吸うものもいる。
サシガメの仲間はその代表格だ。

体長12mmくらい。
背中(胸部背面)の盛り上がりの形が面白い。
よく似た種類もいて、そちらは頭に近いほうの半分が黒い。
下の写真は頭部を拡大してみたものだが、
顔の先から胸の下に向かって伸びる棒状のものが、口器(口吻=こうふん)。
これを昆虫などの体に刺して体液を吸うのだ。

なるほどこのカメムシは、いかにも肉食という雰囲気だなあ。
--カメムシ目 サシガメ科-- 分布:本州以南
M3
強烈派手なカメムシ。

2014.9.26(以下同じ)



真っ黒で太い足と背中の盛り上がりが、とても強そうだ。
アカシマサシガメ(赤縞刺亀)。
カメムシは口器が針のような形で、たいていは植物の汁を吸うが、
昆虫などの体液を吸うものもいる。
サシガメの仲間はその代表格だ。

体長12mmくらい。
背中(胸部背面)の盛り上がりの形が面白い。
よく似た種類もいて、そちらは頭に近いほうの半分が黒い。
下の写真は頭部を拡大してみたものだが、
顔の先から胸の下に向かって伸びる棒状のものが、口器(口吻=こうふん)。
これを昆虫などの体に刺して体液を吸うのだ。

なるほどこのカメムシは、いかにも肉食という雰囲気だなあ。
--カメムシ目 サシガメ科-- 分布:本州以南
M3
図鑑だけで知っていた ガ - 2014.09.26 Fri
ツマグロオオヨコバイってインコに似てる - 2014.09.25 Thu
空地道草 ウリクサ - 2014.09.24 Wed
久しぶりに地味な草を。

2014.9.6(3枚)
草ぼうぼうではなく土が見えるようなところで見かける。
こんなところ。

ウリクサ(瓜草)。
花は6mmくらいと小さいが、独特の雰囲気がある。
同じゴマノハグサ科の、ムラサキサギゴケに似ている。


2013.9.14
地面を這うように広がってゆく。
その分岐していく様子が文様のようでおもしろい。

2013.8.11(2枚)

果実。マクワウリ(真桑瓜)に似ているのでウリクサというそうだ。

2013.9.14
--ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ科-- 分布:全国
HK

2014.9.6(3枚)
草ぼうぼうではなく土が見えるようなところで見かける。
こんなところ。

ウリクサ(瓜草)。
花は6mmくらいと小さいが、独特の雰囲気がある。
同じゴマノハグサ科の、ムラサキサギゴケに似ている。


2013.9.14
地面を這うように広がってゆく。
その分岐していく様子が文様のようでおもしろい。

2013.8.11(2枚)

果実。マクワウリ(真桑瓜)に似ているのでウリクサというそうだ。

2013.9.14
--ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ科-- 分布:全国
HK
初めて出会ったテントウムシ - 2014.09.23 Tue
オクラの葉の上に、小さなちいさな天道虫を発見。

2014.9.21(以下同じ)
体長3mmあるかないか。

ヨツボシテントウ(四星天道)。
左右の前翅に2つずつ黒斑があり、細かい毛が生えている。
成虫も幼虫もアブラムシを食べる。

図鑑で見てはいたけれど、こんなに小さいとは思わなかった。
図鑑にはたいてい、同じ大きさで虫たちが並んでいる。
体長は何mmと記載されいても
パラパラとページをめくって眺めている時は
細部まで見ないから、大きさの感覚がいい加減だ。
こんなふうに実物に出会って初めて
「えっ、そうなんだ」と驚くことは年中行事。
目の前にいたのに気が付かなかった虫が、山ほどいるに違いない。
そう思うと残念だけど、楽しみだー!
--甲虫目 テントウムシ科-- 分布:本州以南
YB

2014.9.21(以下同じ)
体長3mmあるかないか。

ヨツボシテントウ(四星天道)。
左右の前翅に2つずつ黒斑があり、細かい毛が生えている。
成虫も幼虫もアブラムシを食べる。

図鑑で見てはいたけれど、こんなに小さいとは思わなかった。
図鑑にはたいてい、同じ大きさで虫たちが並んでいる。
体長は何mmと記載されいても
パラパラとページをめくって眺めている時は
細部まで見ないから、大きさの感覚がいい加減だ。
こんなふうに実物に出会って初めて
「えっ、そうなんだ」と驚くことは年中行事。
目の前にいたのに気が付かなかった虫が、山ほどいるに違いない。
そう思うと残念だけど、楽しみだー!
--甲虫目 テントウムシ科-- 分布:本州以南
YB
何でそんなに睨むの?君は。 - 2014.09.22 Mon
何年ぶりかで行った隣区の広い公園。
初めての昆虫に遭遇!

2014.9.19(以下同じ)
体長10mmくらい。
パッと見、ガだと思ったけど頭のあたりの雰囲気が違う。
ちょっとセミやヨコバイに似ている、ということは・・・。

図鑑で見たことあるぞ・・とウキウキして家に帰った。
ベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)。
特に珍しい昆虫ではないようだけど、今年はこれで2種目のハゴロモ。

翅の白っぽい帯の部分は半透明。


なんだかうれしいなあ。
--カメムシ目 ハゴロモ科-- 分布:本州以南
KK
初めての昆虫に遭遇!

2014.9.19(以下同じ)
体長10mmくらい。
パッと見、ガだと思ったけど頭のあたりの雰囲気が違う。
ちょっとセミやヨコバイに似ている、ということは・・・。

図鑑で見たことあるぞ・・とウキウキして家に帰った。
ベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)。
特に珍しい昆虫ではないようだけど、今年はこれで2種目のハゴロモ。

翅の白っぽい帯の部分は半透明。


なんだかうれしいなあ。
--カメムシ目 ハゴロモ科-- 分布:本州以南
KK
黄金虫の幼虫、でんぐり返る - 2014.09.21 Sun
いつもの公園。

落ち葉がきれいなので下ばかり向いて歩いていた。
・・・ら、小さい穴の周囲に細かい土が盛り上がっているのを発見。
これは何か虫が穴を掘っているに違いない。

しゃがんで見たら、コガネムシ類の幼虫のようだ。
見えているのはお尻。
動かないので指でつついてみたら、間をおいて動き出した。
コマ撮り風『穴の中で一回転するイモ虫』にしたので見てね。







2〜4コマあたりで、脚と頭を使って土を中から押し上げていた。
お尻が上になった姿勢まで戻ったらそれきり動かない。
もう一度つつくのは悪いからね、やめた。
この後どうなるのだろう。
もっと深く潜って越冬するのだろうか。
幼虫のままで? 蛹になって?
昆虫好きでも生態に詳しいわけではないから、
こういうこと、もっと勉強したいと思う。
--甲虫目 たぶんコガネムシ科--

落ち葉がきれいなので下ばかり向いて歩いていた。
・・・ら、小さい穴の周囲に細かい土が盛り上がっているのを発見。
これは何か虫が穴を掘っているに違いない。

しゃがんで見たら、コガネムシ類の幼虫のようだ。
見えているのはお尻。
動かないので指でつついてみたら、間をおいて動き出した。
コマ撮り風『穴の中で一回転するイモ虫』にしたので見てね。







2〜4コマあたりで、脚と頭を使って土を中から押し上げていた。
お尻が上になった姿勢まで戻ったらそれきり動かない。
もう一度つつくのは悪いからね、やめた。
この後どうなるのだろう。
もっと深く潜って越冬するのだろうか。
幼虫のままで? 蛹になって?
昆虫好きでも生態に詳しいわけではないから、
こういうこと、もっと勉強したいと思う。
--甲虫目 たぶんコガネムシ科--