この象虫、可愛いゾウ! - 2014.06.29 Sun
しゃがみ込んでジャガイモの葉を見ていたら、ちっちゃなゾウムシが。

2014.6.26(以下同じ)


拡大するとこんなの。
スグリゾウムシ、体長5、6mmで丸っこい。
一度見つけるとたくさんいたので、写真はみな別の個体。
ジャガイモの葉だけでなく、ヤブガラシの葉にもいた。
ジャガイモのほうは泥だらけだったが、こちらは体の模様もよく分る。




名前の通りスグリの葉や、その他いろいろな植物の葉を食べるらしい。
幼虫は葉ではなく根を食べる。
ゾウムシの多くは危険を感じると、
飛ぶのではなくポロッと落下する。
そして転がったままの姿勢で動かない。
「死んだふり」ってやつだ。
見てみたいゾウ!
--甲虫目 ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科--
YB

2014.6.26(以下同じ)


拡大するとこんなの。
スグリゾウムシ、体長5、6mmで丸っこい。
一度見つけるとたくさんいたので、写真はみな別の個体。
ジャガイモの葉だけでなく、ヤブガラシの葉にもいた。
ジャガイモのほうは泥だらけだったが、こちらは体の模様もよく分る。




名前の通りスグリの葉や、その他いろいろな植物の葉を食べるらしい。
幼虫は葉ではなく根を食べる。
ゾウムシの多くは危険を感じると、
飛ぶのではなくポロッと落下する。
そして転がったままの姿勢で動かない。
「死んだふり」ってやつだ。
見てみたいゾウ!
--甲虫目 ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科--
YB
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カメムシの子供は面白い - 11 - 2014.06.22 Sun
野菜には様々な種類のカメムシが来るが、
久しぶりに初見のカメムシを、
それも幼虫と成虫の両方を見ることができた。

2014.6.10
なかなか派手なチビ助である。
ミナミアオカメムシのまだ若い幼虫。
体長6mmくらい。

2014.6.15
更に齢(れい)の進んだ幼虫も一緒にいた。
緑色の部分が増えてきている。
そしてこちらが成虫で、体長15mmほど。

2014.5.29(2枚)

様々な野菜の汁を吸うが、
特にイネとダイズでは深刻な害をもたらす昆虫だそうだ。
調べていると、そっくりなアオクサカメムシというのがいてかなり迷った。
触角の縞の色がミナミは茶色、アオでは黒色である事、
肩先の張り具合や腹部の縁の様子などから
ミナミアオカメムシと判断した。
名前が示す通り元来、本州南部以南から東南アジアに分布するカメムシ。
近年、東海地方、関東南部でも見られるようになったそうだ。
--カメムシ目 カメムシ科--
久しぶりに初見のカメムシを、
それも幼虫と成虫の両方を見ることができた。

2014.6.10
なかなか派手なチビ助である。
ミナミアオカメムシのまだ若い幼虫。
体長6mmくらい。

2014.6.15
更に齢(れい)の進んだ幼虫も一緒にいた。
緑色の部分が増えてきている。
そしてこちらが成虫で、体長15mmほど。

2014.5.29(2枚)

様々な野菜の汁を吸うが、
特にイネとダイズでは深刻な害をもたらす昆虫だそうだ。
調べていると、そっくりなアオクサカメムシというのがいてかなり迷った。
触角の縞の色がミナミは茶色、アオでは黒色である事、
肩先の張り具合や腹部の縁の様子などから
ミナミアオカメムシと判断した。
名前が示す通り元来、本州南部以南から東南アジアに分布するカメムシ。
近年、東海地方、関東南部でも見られるようになったそうだ。
--カメムシ目 カメムシ科--
トンボの翅がきれいに撮れたので - 2014.06.16 Mon
昨日の夕方、農家のY田さんの畑で。
夕陽に輝く黄色っぽい、初めて見るトンボ。

2014.6.15(以下同じ)
ライトを浴びているように明るいので、オート撮影でもバッチリ。
翅脈(しみゃく)まではっきりと写っていて、うれしいから
トリミングしてさらに拡大したのを見て〜!

昆虫の翅には、ガでもチョウでもハエでも何でもこういった線があって
同定するときの貴重な情報になっている。
私にはチンプンカンプンだけれど、
実際の翅を見て図鑑に出ているのと同じだと面白いもの。
でも現場ではとてもじゃないけど細か過ぎるから
このように写真にちゃんと写らない限り確かめられない。
おかげでこのトンボは、種類の範囲を狭めることができた。
それでもたぶん、だけど
ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)のメス。


オスは普通のアカトンボの比ではない程、全身真っ赤だ。
ぜひオスも見てみたい。
メスもオスも他のトンボに比べ、体に黒い線などが無いので見分けやすい。

ちょっと飛んで別の葉にとまったら、さらに美しく輝いた。
--トンボ目 トンボ科-- 分布:全国
夕陽に輝く黄色っぽい、初めて見るトンボ。

2014.6.15(以下同じ)
ライトを浴びているように明るいので、オート撮影でもバッチリ。
翅脈(しみゃく)まではっきりと写っていて、うれしいから
トリミングしてさらに拡大したのを見て〜!

昆虫の翅には、ガでもチョウでもハエでも何でもこういった線があって
同定するときの貴重な情報になっている。
私にはチンプンカンプンだけれど、
実際の翅を見て図鑑に出ているのと同じだと面白いもの。
でも現場ではとてもじゃないけど細か過ぎるから
このように写真にちゃんと写らない限り確かめられない。
おかげでこのトンボは、種類の範囲を狭めることができた。
それでもたぶん、だけど
ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)のメス。


オスは普通のアカトンボの比ではない程、全身真っ赤だ。
ぜひオスも見てみたい。
メスもオスも他のトンボに比べ、体に黒い線などが無いので見分けやすい。

ちょっと飛んで別の葉にとまったら、さらに美しく輝いた。
--トンボ目 トンボ科-- 分布:全国
マシュマロみたいな青虫 - 2014.06.13 Fri
体長20mmくらいだったか、
可愛らしい顔の印象が強くて、大きさの記憶があいまいだ。

2014.6.2
夕日を浴びたお尻も。

フトコシジロハバチ(太腰白葉蜂)というハチの幼虫だと思われる。
5月に載せたハグロハバチもそうだが、ハバチの幼虫は可愛らしい。
--ハチ目 ハバチ科--
可愛らしい顔の印象が強くて、大きさの記憶があいまいだ。

2014.6.2
夕日を浴びたお尻も。

フトコシジロハバチ(太腰白葉蜂)というハチの幼虫だと思われる。
5月に載せたハグロハバチもそうだが、ハバチの幼虫は可愛らしい。
--ハチ目 ハバチ科--
空地道草 ウサギアオイ - 2014.06.12 Thu
クモの網 隠れ帯 その2 - 2014.06.11 Wed
2週間ほど前にアップしたカタハリウズグモの隠れ帯。
数日後に同じ場所をキョロキョロしていたら、別種の隠れ帯を発見。

カタハリウズグモと同様に、網は地面に水平に張られ
クモが帯の中程の裏側にいる。



似たようなのがたくさん見つかった。
クモの種類を調べてみたけど、はっきり判らない。
細長い帯を四方に伸ばすクモはいるのだが、
こういうふうに1本だけのは判らなかった。
まあそれは追々調べるとして。
ここにはカタハリウズグモも、実はたくさんいたことが判明。
渦巻の出来具合もさまざまでおもしろいから載せてみる。
まずは比較的高い所にいたので、下から覗くことができた網。
クモの背中側が見える。

ここからは普通に上から見たもの。

事故って壊れたのかな?



右の大きめのクモは別種のクモ(ササグモのようだ)。
左のがこの網の主だと思われる。



横のほうから見ると。


クもにも器用なクモと不器用なの、
根気のある無し、大ざっぱなのや神経質なヤツ
色んなのがいるんだろう、なんて思わず想像してしまう。
張る位置やさまざまな条件でちがって来るのだと思うけど。
あ〜面倒くせ〜、なんて思うクモが絶対いると思うナ!
数日後に同じ場所をキョロキョロしていたら、別種の隠れ帯を発見。

カタハリウズグモと同様に、網は地面に水平に張られ
クモが帯の中程の裏側にいる。



似たようなのがたくさん見つかった。
クモの種類を調べてみたけど、はっきり判らない。
細長い帯を四方に伸ばすクモはいるのだが、
こういうふうに1本だけのは判らなかった。
まあそれは追々調べるとして。
ここにはカタハリウズグモも、実はたくさんいたことが判明。
渦巻の出来具合もさまざまでおもしろいから載せてみる。
まずは比較的高い所にいたので、下から覗くことができた網。
クモの背中側が見える。

ここからは普通に上から見たもの。

事故って壊れたのかな?



右の大きめのクモは別種のクモ(ササグモのようだ)。
左のがこの網の主だと思われる。



横のほうから見ると。


クもにも器用なクモと不器用なの、
根気のある無し、大ざっぱなのや神経質なヤツ
色んなのがいるんだろう、なんて思わず想像してしまう。
張る位置やさまざまな条件でちがって来るのだと思うけど。
あ〜面倒くせ〜、なんて思うクモが絶対いると思うナ!
空地道草 メマツヨイグサ - 2014.06.10 Tue
前々回の記事コマツヨイグサに続き、今日は
メマツヨイグサ(雌待宵草)。

2013.8.3(以下同じ)

花は似ているが、「コ」は2cmくらいで「メ」は3cmちょいくらいかな。
全体の姿はかなり異なる。
こんなのや。

これなんか私の身長くらいあった。

姿は似ていて花が大きい(7〜8cm)オオマツヨイグサもあるが、
見たことは無い。
オオマツヨイグサより花が小さいのでメ(=雌)マツヨイグサ、だそうだ。

株の下のほうから葉の付根に花がつき、上へと咲き進んでいく。
咲き終わってしぼんだ花はコマツヨイグサのように赤くはならない。

一番上はつぼみがぎっしり。(これはかなり元気なヤツだ)

花後の果実のようす。
コマツヨイグサの果実に形は似ているけど、短くて少し太い。
メマツヨイグサも明治期に北米原産から帰化。
別名、アレチマツヨイグサ。
--アカバナ科 マツヨイグサ属--
メマツヨイグサ(雌待宵草)。

2013.8.3(以下同じ)

花は似ているが、「コ」は2cmくらいで「メ」は3cmちょいくらいかな。
全体の姿はかなり異なる。
こんなのや。

これなんか私の身長くらいあった。

姿は似ていて花が大きい(7〜8cm)オオマツヨイグサもあるが、
見たことは無い。
オオマツヨイグサより花が小さいのでメ(=雌)マツヨイグサ、だそうだ。

株の下のほうから葉の付根に花がつき、上へと咲き進んでいく。
咲き終わってしぼんだ花はコマツヨイグサのように赤くはならない。

一番上はつぼみがぎっしり。(これはかなり元気なヤツだ)

花後の果実のようす。
コマツヨイグサの果実に形は似ているけど、短くて少し太い。
メマツヨイグサも明治期に北米原産から帰化。
別名、アレチマツヨイグサ。
--アカバナ科 マツヨイグサ属--
色々々なテントウムシ - 2014.06.07 Sat
身近で一番よく見かけるテントウムシはナミテントウ(並天道虫)だろう。
(過去記事:ナミテントウ 1 2 )
「ナミテントウ」と一口で言っても、
色や斑紋の数は変化に富んでいる。
今までに写真に撮ったナミテントウが貯まってきたので
あるだけのパターンを並べてみようと思う。
大きく分けると4パターンあるそうだ。
まず〈二紋型〉_黒地に赤(〜黄色)の点が2つ。




〈四紋型〉_黒地に赤(〜黄色)の点が4つ。


〈紋形〉_黒地に赤(〜黄色)の点が左右に6つずつで計12個。

〈紅形〉_赤(〜黄色)の地色に黒い点が左右に各9個ずつで計18個。
斑紋が消えてしまっている個体もいるそうだ。





色や斑紋が異なっても同じナミテントウなので、もちろん繁殖できる。
交尾中の写真も2枚載せてみる。


メスとオスで模様が異なっているのがわかる。
斑紋の形も、しっかり丸っぽいものからコの字だったり様々で
色も真っ赤からオレンジ色、薄い黄色まで様々だから
組み合わせのパターンは個体の数だけあることになる。
「同じ色柄のナミテントウはいない」のだと思う。
これから後、どれだけのパターンを見ることができるか。
楽しみだな〜!
(過去記事:ナミテントウ 1 2 )
「ナミテントウ」と一口で言っても、
色や斑紋の数は変化に富んでいる。
今までに写真に撮ったナミテントウが貯まってきたので
あるだけのパターンを並べてみようと思う。
大きく分けると4パターンあるそうだ。
まず〈二紋型〉_黒地に赤(〜黄色)の点が2つ。




〈四紋型〉_黒地に赤(〜黄色)の点が4つ。


〈紋形〉_黒地に赤(〜黄色)の点が左右に6つずつで計12個。

〈紅形〉_赤(〜黄色)の地色に黒い点が左右に各9個ずつで計18個。
斑紋が消えてしまっている個体もいるそうだ。





色や斑紋が異なっても同じナミテントウなので、もちろん繁殖できる。
交尾中の写真も2枚載せてみる。


メスとオスで模様が異なっているのがわかる。
斑紋の形も、しっかり丸っぽいものからコの字だったり様々で
色も真っ赤からオレンジ色、薄い黄色まで様々だから
組み合わせのパターンは個体の数だけあることになる。
「同じ色柄のナミテントウはいない」のだと思う。
これから後、どれだけのパターンを見ることができるか。
楽しみだな〜!
空地道草 コマツヨイグサ - 2014.06.02 Mon
住宅地の一画の空地、午後5時半ごろ。

2014.5.16(6枚)
一面の コマツヨイグサ(小待宵草)。
ほとんど花は閉じているが咲いている部分もある。



マツヨイグサの仲間は夕方から夜に咲き、朝にはしぼんでしまうというから
咲いたばかりの花だろうか?
一方では、夕方遅くだというのにしぼみ始めの花もある。

これは完全にしぼんだ花。
しぼむにつれてオレンジ色から赤に近い色に変わってゆく。

ここまでは夕方の様子。
以下は朝の7時半から8時ごろ、別の場所。
花はすっかりしぼんでしまっている。

2014.4.28
ガクの下の細い部分、
オレンジ色のさらに下の緑色のやや太くなった部分、
ここがやがて果実になる。
これが果実、まだ若い。

2013.7.14(以下同じ)
細長くて上から見ると四角形だ。
(4枚目の写真を見ると、メシベの先が4つに分かれている)

これはつぼみ。すでに後に果実になる部分がわかる。

子供の頃の、夏の日暮れ時といえば
マツヨイグサが咲く風景が思い浮かぶ。
このコマツヨイグサではなくもっと大きな花。
その頃は「待宵草=まつよいぐさ」ではなく
「宵待草=よいまちぐさ」と呼んでいたような気がする。
その呼び名の歩ほうが情緒がある気がするな。
コマツヨイグサは北米原産で明治期に帰化。
砂地に多いようだが、ここのように人工的な土地も好きらしい。
全体に細い毛が生える。
--アカバナ科 マツヨイグサ属--

2014.5.16(6枚)
一面の コマツヨイグサ(小待宵草)。
ほとんど花は閉じているが咲いている部分もある。



マツヨイグサの仲間は夕方から夜に咲き、朝にはしぼんでしまうというから
咲いたばかりの花だろうか?
一方では、夕方遅くだというのにしぼみ始めの花もある。

これは完全にしぼんだ花。
しぼむにつれてオレンジ色から赤に近い色に変わってゆく。

ここまでは夕方の様子。
以下は朝の7時半から8時ごろ、別の場所。
花はすっかりしぼんでしまっている。

2014.4.28
ガクの下の細い部分、
オレンジ色のさらに下の緑色のやや太くなった部分、
ここがやがて果実になる。
これが果実、まだ若い。

2013.7.14(以下同じ)
細長くて上から見ると四角形だ。
(4枚目の写真を見ると、メシベの先が4つに分かれている)

これはつぼみ。すでに後に果実になる部分がわかる。

子供の頃の、夏の日暮れ時といえば
マツヨイグサが咲く風景が思い浮かぶ。
このコマツヨイグサではなくもっと大きな花。
その頃は「待宵草=まつよいぐさ」ではなく
「宵待草=よいまちぐさ」と呼んでいたような気がする。
その呼び名の歩ほうが情緒がある気がするな。
コマツヨイグサは北米原産で明治期に帰化。
砂地に多いようだが、ここのように人工的な土地も好きらしい。
全体に細い毛が生える。
--アカバナ科 マツヨイグサ属--