今月の二点(2014年5月) - 2014.05.31 Sat
こんなの初めて、すばらしい○○・・・。 - 2014.05.27 Tue
きのうアップしたクサイチゴの生える木陰で、こんなもの発見!
何があるかわかる?

2014.5.22(以下同じ)
真上から見てるよ。
中央の少し上のあたり。
もう少し
近寄るから
ね。

ね。

そう、
クモの網!
素晴らしいでしょう?
調べたら、カタハリウズグモ 。
このように普通の網の糸とは別に
模様のように密に張る網を「隠れ帯」(専門的には「白帯=はくたい)というそう。
この陰にクモが隠れている。
写真では見えないが、模様部分の外側に普通の網が張られている。
中でもウズグモの仲間は網を地面と水平に張るそうだ。
ここは下に潜り込めるような状況ではなかったから
クモの腹側が網越しに見えるだけ。
従って隠れ帯の模様だけで「カタハリウズグモ」だろうと判断。
だから自信は無い。
見事に渦を巻いている。
まるで銀河!
☆最後にペコリ。タイトルに「クモ」と入れずにゴメンナサイ。
--クモ綱 クモ目 ウズグモ科--
何があるかわかる?

2014.5.22(以下同じ)
真上から見てるよ。
中央の少し上のあたり。
もう少し
近寄るから
ね。

ね。

そう、
クモの網!
素晴らしいでしょう?
調べたら、カタハリウズグモ 。
このように普通の網の糸とは別に
模様のように密に張る網を「隠れ帯」(専門的には「白帯=はくたい)というそう。
この陰にクモが隠れている。
写真では見えないが、模様部分の外側に普通の網が張られている。
中でもウズグモの仲間は網を地面と水平に張るそうだ。
ここは下に潜り込めるような状況ではなかったから
クモの腹側が網越しに見えるだけ。
従って隠れ帯の模様だけで「カタハリウズグモ」だろうと判断。
だから自信は無い。
見事に渦を巻いている。
まるで銀河!
☆最後にペコリ。タイトルに「クモ」と入れずにゴメンナサイ。
--クモ綱 クモ目 ウズグモ科--
空地道草 クサイチゴ - 2014.05.26 Mon
いつもの公園に、写真でそこだけを切り取ったら
まるで山の中のように見える一画がある。
背の高い木々が生い茂っていて、天気の良い日でも薄暗い。
そんな環境に合った植物が季節ごとに姿をみせる。
今はこの クサイチゴ(草苺) がいっぱい。

2014.4.28(6枚)


中央の球形の部分から出ている白い毛みたいなのがメシベ、
その下にぐるっと周囲に広がって先が茶色いのがオシベ。

メシベの1つ1つがイチゴのつぶつぶの1つになる。

下の写真は10日ほど後の様子で、赤く熟した実がたくさん見える。
笑っちゃうほど狭いエリアなんだけど、ちょっと山奥みたいでしょ?

2014.5.6(2枚)

赤い実だけでなく幽霊もたくさんいるよ。

たくさんのメシベのうち、どの位が受粉したかで
実の形が違うそうだ。
まん丸なのはなかなか見つからない。

2014.5.22
この実は食べられるそうだ。
驚いたことに、クサイチゴは草ではなく落葉低木だ。
木苺の仲間で草みたいだから〈草苺〉。
--バラ科 キイチゴ属-- 分布:本州〜九州
まるで山の中のように見える一画がある。
背の高い木々が生い茂っていて、天気の良い日でも薄暗い。
そんな環境に合った植物が季節ごとに姿をみせる。
今はこの クサイチゴ(草苺) がいっぱい。

2014.4.28(6枚)


中央の球形の部分から出ている白い毛みたいなのがメシベ、
その下にぐるっと周囲に広がって先が茶色いのがオシベ。

メシベの1つ1つがイチゴのつぶつぶの1つになる。

下の写真は10日ほど後の様子で、赤く熟した実がたくさん見える。
笑っちゃうほど狭いエリアなんだけど、ちょっと山奥みたいでしょ?

2014.5.6(2枚)

赤い実だけでなく幽霊もたくさんいるよ。

たくさんのメシベのうち、どの位が受粉したかで
実の形が違うそうだ。
まん丸なのはなかなか見つからない。

2014.5.22
この実は食べられるそうだ。
驚いたことに、クサイチゴは草ではなく落葉低木だ。
木苺の仲間で草みたいだから〈草苺〉。
--バラ科 キイチゴ属-- 分布:本州〜九州
「の」の字で休憩 ハチの幼虫 - 2014.05.23 Fri
こんな変なの見たことない ハチ - 2014.05.20 Tue
通りがかりにふと目を止めたきれいな花。そして変な虫。

2014.5.19(以下同じ)
せわしなく花から花へ移動している。
なんの種類の昆虫なのか分らないまま、
逆にそれだからこそ、ワクワクしながら観察し
とりあえずバンバン写真を撮った。

なんかバランス悪いヤツだなーと思いながら。

腹部が細く長くて節ごとに赤い線がある。
腹部の長さの割に翅や前・中脚は短い。
首もにゅーと長くて、後ろ脚の先端近くがふくらんでいて
何か荷物を背負っているみたいに肩が盛り上がっている。

ね、なんか可笑しなヤツでしょ?
最初はハチだと思わなかったから
(ハチはこんな間抜けな姿じゃないゾ?)
調べるのに時間がかかった。
オオコンボウヤセバチ
というハチで、尻の先に産卵管が無いのでオスのようだ。
体長20mmくらい。
寄生バチで、木のすき間などにいる
別種のハチなどの幼虫に産卵するそうだ。
そうそう、花に来る昆虫は
花を楽しんでいるとそこにいるから便利だなー。
--ハチ目 コンボウヤセバチ科--

2014.5.19(以下同じ)
せわしなく花から花へ移動している。
なんの種類の昆虫なのか分らないまま、
逆にそれだからこそ、ワクワクしながら観察し
とりあえずバンバン写真を撮った。

なんかバランス悪いヤツだなーと思いながら。

腹部が細く長くて節ごとに赤い線がある。
腹部の長さの割に翅や前・中脚は短い。
首もにゅーと長くて、後ろ脚の先端近くがふくらんでいて
何か荷物を背負っているみたいに肩が盛り上がっている。

ね、なんか可笑しなヤツでしょ?
最初はハチだと思わなかったから
(ハチはこんな間抜けな姿じゃないゾ?)
調べるのに時間がかかった。
オオコンボウヤセバチ
というハチで、尻の先に産卵管が無いのでオスのようだ。
体長20mmくらい。
寄生バチで、木のすき間などにいる
別種のハチなどの幼虫に産卵するそうだ。
そうそう、花に来る昆虫は
花を楽しんでいるとそこにいるから便利だなー。
--ハチ目 コンボウヤセバチ科--
空地道草 ムシクサ - 2014.05.14 Wed
今日の草はすごーく小さくて地味な草。
こんな草。

2014.4.6

2014.4.6
これで草丈が15cmあるかな、ってくらい。

2014.4.28
ムシクサ(虫草)。
イヌフグリ類の仲間だ。
芽生え。

2014.3.23
花。3mmくらいで、4枚ではなく4つに深く切れ込んでいる。

2013.4.5
ハート形の果実。

2014.4.28
少し熟してきた果実。中には種子が入っている。

2014.4.28
果実に小さなゾウムジが産卵し、幼虫が育つので「虫コブ」になる。
(その名もムシクサコバンゾウムシ)
それで「虫草」という名前だそうだ。
その虫コブもゾウムシも実際に見たことはまだ無い。
それにしても、草の名が先か虫の名が先か?・・・わかんな〜い。
※虫瘤(むしこぶ):
虫瘻(ちゅうえい)とも。虫に寄生された植物の一部が
その影響で変型したもの
--ゴマノハグサ科 クワガタソウ属--
こんな草。

2014.4.6

2014.4.6
これで草丈が15cmあるかな、ってくらい。

2014.4.28
ムシクサ(虫草)。
イヌフグリ類の仲間だ。
芽生え。

2014.3.23
花。3mmくらいで、4枚ではなく4つに深く切れ込んでいる。

2013.4.5
ハート形の果実。

2014.4.28
少し熟してきた果実。中には種子が入っている。

2014.4.28
果実に小さなゾウムジが産卵し、幼虫が育つので「虫コブ」になる。
(その名もムシクサコバンゾウムシ)
それで「虫草」という名前だそうだ。
その虫コブもゾウムシも実際に見たことはまだ無い。
それにしても、草の名が先か虫の名が先か?・・・わかんな〜い。
※虫瘤(むしこぶ):
虫瘻(ちゅうえい)とも。虫に寄生された植物の一部が
その影響で変型したもの
--ゴマノハグサ科 クワガタソウ属--
品の良いガだと思うのですが - 2014.05.12 Mon
道沿いの花壇を見ていたら、ふと目に入ったものがある。

2014.5.11(以下同じ)
以前に一度だけ見たことのある蛾だ。

その時はあまり近づけないような場所だったので
この日出会えてラッキー!

何とも表現しようもない灰色で、やや光沢もある。
頭と翅の周囲が黄色っぽくてナイスな色合い。
顔が以外と可愛らしいことも発見。

キシタホソバ、別名キベリホソバ。
体長25mmくらいか。
この体勢だとよく見えないがちゃんと脚は6本ある。
触角は長くて体に沿って隠れている。
幼虫は地衣類を、成虫は花の蜜などを食べるそうだ。
実は3年前に我が家のベランダに来て、窓ガラスに止まっていた。
「面白い蛾がいるよー。」とZを呼んだ。
やって来たZ、
「うわっ、ゴキブリみたい!」と叫んで即、中に逃げ込んだ。
その時の写真。↓

2011.10.6
...まぁ、確かにそんな気もするか...。
--チョウ目 ヒトリガ科--

2014.5.11(以下同じ)
以前に一度だけ見たことのある蛾だ。

その時はあまり近づけないような場所だったので
この日出会えてラッキー!

何とも表現しようもない灰色で、やや光沢もある。
頭と翅の周囲が黄色っぽくてナイスな色合い。
顔が以外と可愛らしいことも発見。

キシタホソバ、別名キベリホソバ。
体長25mmくらいか。
この体勢だとよく見えないがちゃんと脚は6本ある。
触角は長くて体に沿って隠れている。
幼虫は地衣類を、成虫は花の蜜などを食べるそうだ。
実は3年前に我が家のベランダに来て、窓ガラスに止まっていた。
「面白い蛾がいるよー。」とZを呼んだ。
やって来たZ、
「うわっ、ゴキブリみたい!」と叫んで即、中に逃げ込んだ。
その時の写真。↓

2011.10.6
...まぁ、確かにそんな気もするか...。
--チョウ目 ヒトリガ科--
単友 カラスビシャク〈烏柄杓〉 - 2014.05.10 Sat
去年初めて見つけた所に行ってみたら、今年も生えていた。
こんな住宅地に生えているとは思ってもいなかった草。

2014.5.9(以下同じ)
カラスビシャク(烏柄杓)という、サトイモ科の草だ。

文字通り、花におおい被さった部分(仏炎苞=ぶつえんほう、というそう)を
柄杓に見立てての名前。
仏炎苞はサトイモ科の特徴で、中に小さな花の集まりが隠れている。
花の先ににゅーっと伸びた細い部分も含め、
種類によって独特な形をしている(ミズバショウやザゼンソウは代表格だ)。
花の正面。下のすき間から花かつぼみが見えている。

背面。

横から。

草の全身。

ここで驚いたのが葉の形。
単子葉植物の葉は、普通は平行脈で細長い。
これで単子葉植物なの?と不思議に思った。
どうやらこれもサトイモ科の特徴であるらしい。
葉だけだとこんな姿だ。

漢方で「半夏=はんげ」と呼ばれて利用されている。
--サトイモ科 ハンゲ属--
こんな住宅地に生えているとは思ってもいなかった草。

2014.5.9(以下同じ)
カラスビシャク(烏柄杓)という、サトイモ科の草だ。

文字通り、花におおい被さった部分(仏炎苞=ぶつえんほう、というそう)を
柄杓に見立てての名前。
仏炎苞はサトイモ科の特徴で、中に小さな花の集まりが隠れている。
花の先ににゅーっと伸びた細い部分も含め、
種類によって独特な形をしている(ミズバショウやザゼンソウは代表格だ)。
花の正面。下のすき間から花かつぼみが見えている。

背面。

横から。

草の全身。

ここで驚いたのが葉の形。
単子葉植物の葉は、普通は平行脈で細長い。
これで単子葉植物なの?と不思議に思った。
どうやらこれもサトイモ科の特徴であるらしい。
葉だけだとこんな姿だ。

漢方で「半夏=はんげ」と呼ばれて利用されている。
--サトイモ科 ハンゲ属--
菱形のバッタだよ - 2014.05.10 Sat
空地道草 マメカミツレ - 2014.05.07 Wed

2012.3.7(2枚)

一昨年の春こんな草を見つけ、その後ぜんぜん出会わなかった。
出会わなかったのでなく気付かなかったと、今年になって分った。
去年もそれと知らずに写真に撮っていた。↓
生えている環境でかなり大きさが違っていたのだ。
上2枚の写真の花の大きさは6mmくらい、下の花は3mmほど。
花と同様に葉の大きさも、みずみずしさまで違う。

2013.12.12

2013.5.31
オーストラリア原産の草だそうだが、現地ではどんな感じなのだろう。
マメカミツレ(豆加蜜列)。
カミツレ(カモミール)に似ているからと書いてあったけれど、
カモキールは乾いたハーブしか見たことがない。
これは幼株。

2014.3.8
とにかくとても小さな草なので見逃してしまう。
たくさん写真を載せるからイメージつかんでね。
花。
中央部は筒状の両性花で、周囲はメシベだけの雌花だそうだ。

2013.12.12

2014.5.3
果実ができてきたところ。

2014.5.3
両性花(中央の茶色)と雌花(周囲)とで果実の形も異なるそうだ。

2014.5.3
果実が落ちたあと。

2014.3.15

2014.5.3
よく見ると、なかなかいい雰囲気を持った草だ。
--キク科 マメカミツレ属--