ナメクジの卵だ! - 2014.01.26 Sun
畑へ、今年最後の白菜を穫りに行った。
黒いビニールマルチで覆われた白菜の根元は、
暖かくて湿り気も十分。
白菜をどけると、ダンゴムシがたくさん丸まって冬眠中。
ナメクジも数匹、こちらは動いていた。
ナメクジはやわらかい葉が大好きだから、食住揃っていたわけだ。
他になにかいないかなーと小枝で掘ったりしていたら...。
出てきた。
ナメクジの卵が。1粒2mmくらいか。



乾燥と暑さが大嫌いだから、秋頃から産卵するらしい。
せっかくなのでナメクジについて少し調べてみた。
生物の分類としては陸に住む巻貝の仲間で、貝殻が退化したもの。
(カタツムリは近いが少し違う系統らしい。)
雌雄同体で別の個体同士で生殖を行い、どの個体も卵を産む。
体表は乾燥に弱いので、体の前部(名称は忘れた)から粘液を出して
その上を這って移動する。
ちなみに他の動物に比べて研究者が少ない、という記述があった。
分るような分らないような・・・?
黒いビニールマルチで覆われた白菜の根元は、
暖かくて湿り気も十分。
白菜をどけると、ダンゴムシがたくさん丸まって冬眠中。
ナメクジも数匹、こちらは動いていた。
ナメクジはやわらかい葉が大好きだから、食住揃っていたわけだ。
他になにかいないかなーと小枝で掘ったりしていたら...。
出てきた。
ナメクジの卵が。1粒2mmくらいか。



乾燥と暑さが大嫌いだから、秋頃から産卵するらしい。
せっかくなのでナメクジについて少し調べてみた。
生物の分類としては陸に住む巻貝の仲間で、貝殻が退化したもの。
(カタツムリは近いが少し違う系統らしい。)
雌雄同体で別の個体同士で生殖を行い、どの個体も卵を産む。
体表は乾燥に弱いので、体の前部(名称は忘れた)から粘液を出して
その上を這って移動する。
ちなみに他の動物に比べて研究者が少ない、という記述があった。
分るような分らないような・・・?
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空地道草 ヤエムグラ 2 幼株 - 2014.01.25 Sat
緑の少ないこの季節、
線路ぎわは陽当たりが良いので貴重なチェックポイントだ。
とくに踏切での通過待ちは写真も撮りやすい。

2014.1.16(3枚)
離れて見ると草色の花が咲いているような、一群れがあった。

まだ幼いヤエムグラだ。

茎の周りに輪生する葉は、丸っぽくて初めは4枚しかなく
よく知っているヤエムグラの面影は無い。
段々と葉の数が増えていって・・・
・・・春になればこうなるのよ。

2013.4.14
--アカネ科 ヤエムグラ属--
線路ぎわは陽当たりが良いので貴重なチェックポイントだ。
とくに踏切での通過待ちは写真も撮りやすい。

2014.1.16(3枚)
離れて見ると草色の花が咲いているような、一群れがあった。

まだ幼いヤエムグラだ。

茎の周りに輪生する葉は、丸っぽくて初めは4枚しかなく
よく知っているヤエムグラの面影は無い。
段々と葉の数が増えていって・・・
・・・春になればこうなるのよ。

2013.4.14
--アカネ科 ヤエムグラ属--
ホントはもっと...ヨコバイ新顔 - 2014.01.21 Tue
本格的な昆虫のブログを毎日いくつか見ている。
皆さん経験が長いので、今の時期
冬でも見ることができる昆虫が登場している。
そんないくつかのブログに
最近たて続けに登場していたのがこれだ!

2014.1.21
うまく撮れなかったけど、出会えてうれしいので載せる。

クロスジホソサジヨコバイ(黒条細匙横這)。
体長5mm程のヨコバイ。
別名「マエムキダマシ」とも呼ばれているそうだ。
その名が示すように・・・顔は上だよ!
上からの角度で撮ったのでちょっとバレバレだ。
背中の真上からだと、翅先の黒斑がちゃんと見えて
まるで目みたいなんだよ〜。
畑の菜花の茎にて。
※「ホソサジ」とは、細長い頭を匙に見立てての名前。
--カメムシ目 ヨコバイ科 ホソサジヨコバイ亜科--
皆さん経験が長いので、今の時期
冬でも見ることができる昆虫が登場している。
そんないくつかのブログに
最近たて続けに登場していたのがこれだ!

2014.1.21
うまく撮れなかったけど、出会えてうれしいので載せる。

クロスジホソサジヨコバイ(黒条細匙横這)。
体長5mm程のヨコバイ。
別名「マエムキダマシ」とも呼ばれているそうだ。
その名が示すように・・・顔は上だよ!
上からの角度で撮ったのでちょっとバレバレだ。
背中の真上からだと、翅先の黒斑がちゃんと見えて
まるで目みたいなんだよ〜。
畑の菜花の茎にて。
※「ホソサジ」とは、細長い頭を匙に見立てての名前。
--カメムシ目 ヨコバイ科 ホソサジヨコバイ亜科--
ヨコバイの子供は可愛い - 2014.01.17 Fri

2013.7.18
ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)の幼虫。
成虫はこんなヤツ。

2013.4.29(下も)

危険を感じると、素早い横歩きで裏側に隠れてしまう。
それで「横這い=ヨコバイ」。
幼虫も同様に隠れるのが、かわいいのよ。
--カメムシ目 ヨコバイ科--
大豆をダメにした3種類のカメムシ その3 - 2014.01.15 Wed
我が家にやってきたテントウムシ - 2014.01.14 Tue
ナナホシテントウの話題が続きます。

2014.1.13(以下同じ)
夕べ Z が「お〜い、てんとうむしがいるよ〜」と呼ぶので
言ってみると、廊下の壁にナナホシテントウが止まっていた。
(Zは虫を触れません。)
きっと、金曜日に収穫してきた野菜に付いて来たのだろう。

よく見ると、中央に横並びの黒斑ふたつがつながっている。
図鑑などに載っている昆虫は典型的なものだ。
人間に色白・色黒、やせ形・太り型、髪の毛の多少・・・
などがあるように、昆虫にも以外と個体差があるようだ。
このテントウムシよりももっと、
黒斑が大きく滲んで全部つながっているのも、サイトで見たことがある。
困ってしまうのが、個体差の降り幅が大きくて
どう見ても別種の虫に見えるような種類の昆虫だ。
そんなのはもう素人にはお手上げだが、
困る以前にそんな種類と気付きもしないのだろうな、きっと。

テントウムシ君はその後机の上に飛び移り
すごいスピードで走って行って紙の下に隠れた。
つぶしてはいけないと窓から逃がしてやったけど、
せっかく暖かい環境に来ていたのに、かわいそうだったかな。

2014.1.13(以下同じ)
夕べ Z が「お〜い、てんとうむしがいるよ〜」と呼ぶので
言ってみると、廊下の壁にナナホシテントウが止まっていた。
(Zは虫を触れません。)
きっと、金曜日に収穫してきた野菜に付いて来たのだろう。

よく見ると、中央に横並びの黒斑ふたつがつながっている。
図鑑などに載っている昆虫は典型的なものだ。
人間に色白・色黒、やせ形・太り型、髪の毛の多少・・・
などがあるように、昆虫にも以外と個体差があるようだ。
このテントウムシよりももっと、
黒斑が大きく滲んで全部つながっているのも、サイトで見たことがある。
困ってしまうのが、個体差の降り幅が大きくて
どう見ても別種の虫に見えるような種類の昆虫だ。
そんなのはもう素人にはお手上げだが、
困る以前にそんな種類と気付きもしないのだろうな、きっと。

テントウムシ君はその後机の上に飛び移り
すごいスピードで走って行って紙の下に隠れた。
つぶしてはいけないと窓から逃がしてやったけど、
せっかく暖かい環境に来ていたのに、かわいそうだったかな。
初々しいテントウムシ - 2014.01.12 Sun
昨日、大根などたくさんの野菜を収穫して
さて帰ろうとして農園入り口でふと下を見たら...。
こんなものが目に入った。

2014.1.11(以下同じ)
羽化したばかりの、ナナホシテントウだ。
右下の黒いかたまりは脱ぎ捨てた殻。

まだ前翅は黄色くて黒紋の色もうすい。



出てきた後の殻の様子。
上部が壁に接着していて、頭を下向きにぶら下がっている。
下部から這い出てきて、その後上向きに這い上がり
今の位置まで移動したのだろう。
バック・トゥー・ザ・フューチャーに出てきた車
デロリアンみたいだなぁ。
-おまけ- テントウムシの複眼はここ。白い斑点の外側。

--甲虫目 テントウムシ科--
さて帰ろうとして農園入り口でふと下を見たら...。
こんなものが目に入った。

2014.1.11(以下同じ)
羽化したばかりの、ナナホシテントウだ。
右下の黒いかたまりは脱ぎ捨てた殻。

まだ前翅は黄色くて黒紋の色もうすい。



出てきた後の殻の様子。
上部が壁に接着していて、頭を下向きにぶら下がっている。
下部から這い出てきて、その後上向きに這い上がり
今の位置まで移動したのだろう。
バック・トゥー・ザ・フューチャーに出てきた車
デロリアンみたいだなぁ。
-おまけ- テントウムシの複眼はここ。白い斑点の外側。

--甲虫目 テントウムシ科--
大豆をダメにした3種類のカメムシ その2 - 2014.01.09 Thu
二番手の大豆の敵は、昨年夏に『Zubolaですが。』に登場した
ホソヘリカメムシ。
幼虫がアリにそっくりで、やはり豆類を食害する。
今回の大豆に付いたカメムシの中で一番数が多かった。
「多い」なんてもんじゃない「うじゃうじゃ」「ゾロゾロ」といた。
手のつけようも無い、というヤツだ。

2013.8.2(以下同じ)
成虫(体長18mmほど)と幼虫。


幼虫は何回も脱皮して成虫になるが、上の写真は比較的早い段階の幼虫。
下の3枚はそれより後の段階の幼虫。
背中の襟みたいなのが目立ってきている。


ピントがぼけているが小さな翅が見える。

このカメムシは大きめでゴツゴツしているから、たくさんいるとかなり凄い光景だ。
眼直しに、ちょっと笑える姿も・・・。


ちなみに、ホソハリカメムシというのもいてややこしい。
--カメムシ目 ホソヘリカメムシ科-- ※生息地は全国
※ホソハリカメムシは
--カメムシ目 ヘリカメムシ科--
ややこしすぎ!
ホソヘリカメムシ。
幼虫がアリにそっくりで、やはり豆類を食害する。
今回の大豆に付いたカメムシの中で一番数が多かった。
「多い」なんてもんじゃない「うじゃうじゃ」「ゾロゾロ」といた。
手のつけようも無い、というヤツだ。

2013.8.2(以下同じ)
成虫(体長18mmほど)と幼虫。


幼虫は何回も脱皮して成虫になるが、上の写真は比較的早い段階の幼虫。
下の3枚はそれより後の段階の幼虫。
背中の襟みたいなのが目立ってきている。


ピントがぼけているが小さな翅が見える。

このカメムシは大きめでゴツゴツしているから、たくさんいるとかなり凄い光景だ。
眼直しに、ちょっと笑える姿も・・・。


ちなみに、ホソハリカメムシというのもいてややこしい。
--カメムシ目 ホソヘリカメムシ科-- ※生息地は全国
※ホソハリカメムシは
--カメムシ目 ヘリカメムシ科--
ややこしすぎ!
大豆をダメにした3種類のカメムシ その1 - 2014.01.07 Tue
昨年、畑の私の区画の余地に北海道在来の大豆をまいた。
枝豆ではなく大豆を収穫するつもりで。
枝豆の段階まではすくすくと育ち、少し食べることもできた。
ところがその後が大変なことに!
カメムシが大発生したのだ。それも3種類も。
カメムシは植物の汁を吸い弱らせてしまう。
薬も撒かなかったので、とうとう一粒も大豆を収穫できなかった。
北海道の気候に合った品種だから、東京では無理かと思われ
それでも順調に育ってよろこんでいた。
気温が直接植物に与える影響しか頭に無かったのだ。
気温が高いということは害虫も多く、
その害虫は北海道にはいないか少なく、従って抵抗力も無い。
そこまでは考えが至らなかった。
収穫できなかったのは残念だけれど
とても大事なことに気付かせてもらい勉強になったと思う。
そこで、そのカメムシを紹介することにした。
一番手は「マルカメムシ」。
体長5〜6mm。

2013.8.29(以下同じ)
カメムシとは思えない姿だ。


これは幼虫。

莢の表面に産みつけられた卵。

黒っぽく変色した莢は、中の豆も硬く縮み、
カビが生えているものもあった。
このマルカメムシ、調べてみたら「大豆の害虫」とでていた。
そう、やはり自然は間違えないんだ。
--カメムシ目 マルカメムシ科-- ※生息地は本州以南
枝豆ではなく大豆を収穫するつもりで。
枝豆の段階まではすくすくと育ち、少し食べることもできた。
ところがその後が大変なことに!
カメムシが大発生したのだ。それも3種類も。
カメムシは植物の汁を吸い弱らせてしまう。
薬も撒かなかったので、とうとう一粒も大豆を収穫できなかった。
北海道の気候に合った品種だから、東京では無理かと思われ
それでも順調に育ってよろこんでいた。
気温が直接植物に与える影響しか頭に無かったのだ。
気温が高いということは害虫も多く、
その害虫は北海道にはいないか少なく、従って抵抗力も無い。
そこまでは考えが至らなかった。
収穫できなかったのは残念だけれど
とても大事なことに気付かせてもらい勉強になったと思う。
そこで、そのカメムシを紹介することにした。
一番手は「マルカメムシ」。
体長5〜6mm。

2013.8.29(以下同じ)
カメムシとは思えない姿だ。


これは幼虫。

莢の表面に産みつけられた卵。

黒っぽく変色した莢は、中の豆も硬く縮み、
カビが生えているものもあった。
このマルカメムシ、調べてみたら「大豆の害虫」とでていた。
そう、やはり自然は間違えないんだ。
--カメムシ目 マルカメムシ科-- ※生息地は本州以南