お茶の大敵、小さな蛾 - 2013.07.31 Wed
空地道草 イヌホオズキ - 2013.07.29 Mon

2013.4.25
いかにもナス科という感じの花だけれど、名前は
イヌホオズキ(犬酸漿・犬鬼灯)。
全草に有毒物質を含んでいるそうだ。
空地でも道端でもよくみかける草だ。

2013.5.1

2013.4.25

2013.4.25

2013.7.8

2013.7.8

2013.7.18

2013.7.18
見事にまん丸な果実。
去年初めて見たジャガイモ(ナス科)の果実に似ている。
下の写真がそれ。

2012.5.31
花を見れば「犬茄子=イヌナス」と名付けてもいい気がするけれど、
果実は丸いから「ホオズキ」か。
だけど果実の色は茄子に近いし・・・あれこれ考えてしまった。
別名バカナス(馬鹿茄子)とも呼ばれているそう。
かなりずいぶんな名前だ。
そっくりな外来種に「アメリカイヌホオズキ」というのがある。
花(果実)の付き方が微妙に異なり、果実はもっとツヤがあるそうだ。
アップしたものは、すごく悩んだ末「アメリカ」が付かない方にしたが、
どうかな・・・。
--ナス科 ナス属--
ミントのお客、トックリバチ - 2013.07.24 Wed
最強のアブ、2種類 - 2013.07.21 Sun
最強のアブといわれる、シオヤアブ(塩屋虻)。
体長30mm程の大型のアブ、一昨年畑で出会った。

2011.7.17
空中で他の虫を捕まえて、その体液を吸うのだ。
この写真でもハチをしっかりつかんでいる。
自分より大きな甲虫やトンボ、なんとスズメバチまで狩る!
「最強」と呼ばれる所以だ。
尻の先に白い毛があるのはオス。
その毛を塩が吹き出していると見立てて「塩屋虻」だそう。
そして昨日見つけたこのアブは

2013.7.20(以下同じ)
アオメアブ(青目虻)。
25mmはあった。
複眼の色がみごとでしょう?



畑の空地で雑草なんかを眺めていたら、地味なトンボが飛んでいて、
へえ、トンボだぁと思った途端、
何かがさっと横切ってトンボにぶつかり
それぞれが違う方向にさっと離れた。
アオメアブがトンボ狩りに失敗した瞬間だったのだ。
スクープになり損ねてしまった。
どちらも
--ハエ目 ムシヒキアブ科--
体長30mm程の大型のアブ、一昨年畑で出会った。

2011.7.17
空中で他の虫を捕まえて、その体液を吸うのだ。
この写真でもハチをしっかりつかんでいる。
自分より大きな甲虫やトンボ、なんとスズメバチまで狩る!
「最強」と呼ばれる所以だ。
尻の先に白い毛があるのはオス。
その毛を塩が吹き出していると見立てて「塩屋虻」だそう。
そして昨日見つけたこのアブは

2013.7.20(以下同じ)
アオメアブ(青目虻)。
25mmはあった。
複眼の色がみごとでしょう?



畑の空地で雑草なんかを眺めていたら、地味なトンボが飛んでいて、
へえ、トンボだぁと思った途端、
何かがさっと横切ってトンボにぶつかり
それぞれが違う方向にさっと離れた。
アオメアブがトンボ狩りに失敗した瞬間だったのだ。
スクープになり損ねてしまった。
どちらも
--ハエ目 ムシヒキアブ科--
スクープ! バッタの脱皮 - 2013.07.20 Sat

2013.7.20(以下同じ)
草むらの中に白っぽい物がチラッと見える。
そっと近付いてみると、バッタが脱皮していた!(小声で・・)

オンブバッタか、後肢が極端に長いのでショウリョウバッタかもしれない。
腹部と脚の先がまだ抜けきっていない。
とっさに動画を撮ろうと思い立ち、
数十秒ずつ何回か撮ったがなかなか抜けない。
そうこうしていたら突然バッテリー切れ!
急いで予備と入れ替えていたら・・抜けて出してしまった〜!
(お定まりのオチみたいで悲しかった...。)

その途端に隠れるの図。

しかし、頭の先からつま先まで本当に良くできている。
上下が逆さまだけど比べてみて。
抜け殻のほうは体の部分が縮んでいるが、頭の形、足先なんてそのままの形。


昆虫は何回も脱皮しながら大きくなってゆくが、
この子は割と大きいけれど翅がまだ無いから
既に何回か、今後も何回か脱皮をして成虫になる。
この後、ピョンピョンと跳ねて草の中に消えていった。
空地道草 ヘラオオバコ - 2013.07.19 Fri

2013.7.10
1カ月ほど前にオオバコをアップしたが、これはその仲間の
ヘラオオバコ(篦大葉子)。
葉の形が細長くヘラのようなのでついた名。
オオバコよりも長く伸び、70cmにもなるという。
この写真も40cm以上あった。

2013.7.14
メシベ・オシベがオオバコよりも目立つので、伸びていく様子がよくわかる。
白い毛のようなのがメシベ、一見花のように輪状とび出ているのがオシベ。

2013.7.14

2013.7.14

2013.7.14

2013.7.14
[覚え書き]
このメシベとオシベは、それぞれ雌花と雄花の違いだと思っていた。
けれど良く良く調べてみると、
同じ花が雌性期から雄性期へと変化することがわかった。
花序の茎がどんどん伸びながら花が上へと咲き進んでゆく。
雌性期(メシベ)が先(上部)なのは、自家受粉を避けるためだ。
下の写真は枯れた花。その下に果実ができ始めている。

2013.7.10
ヨーロッパ原産で、江戸時代に牧草の種子に混じってきた。
花粉症の原因植物である一方、生薬として使われてもいる。
環境省指定、外来生物法の要注意種。
--シソ目 オオバコ科 オオバコ属--
どどあっぷ No.33 - 2013.07.18 Thu
単友 シマスズメノヒエ〈島雀稗〉 - 2013.07.17 Wed

見た瞬間はオヒシバだと思った。
それにしては花序の付き方がちがう。


花の一つ一つから顔を出している、オシベ・メシベの色が紫がかった黒。
シマスズメノヒエ(島雀稗)。
南米原産で元々は牧草として使われていたのが、
世界中の暖地で雑草化しているそうだ。
在来種に「スズメノヒエ」があり似ているが、こちらはオシベの葯が黄色。



毛虫みたいなのがメシベ、
ウインナーが2本付いたようなのがオシベの葯。
名前に「島」が付く理由はよくわからなかった。
単子葉植物網 イネ目 イネ科 スズメノヒエ属
-010-
空地道草 エノキグサ - 2013.07.16 Tue
これは雄花(花穂)。

2013.7.14(一枚をのぞき同じ)
これは雌花(一つ2.5mmくらい)、糸みたいなのはメシベの先っぽ。

枝の上部に雄花、下の方に雌花が咲く。


エノキグサ(榎草)。
葉が樹木の榎に似ているのでこの名。
雌花を包む苞葉の形を編み笠に見立てて
アミガサソウ(編笠草)とも呼ばれるそうだ。
まだ幼い株

2013.7.3
花が咲き始めた株

地味な草なので、見かけても特に注目はせずにいたが、
別の植物を調べていた時に、
雄花と雌花の様子が面白くて急に興味がわいてきた。
葉は知っていたから、畑のすみに生えているのがすぐに見つかった。
けれどまだ花は咲いていなくて
咲くまで待って、やっとアップしたというわけ。
空地道草コレクションを始めてから、似たようなことが時々ある。
アメリカフウロは果実を待ってアップした例。
そんなのがたくさんストックされて、出番を待っている。
来年になりそうなのもあったりして、面白い。
--トウダイグサ科 エノキグサ属--
畑で遭遇 なんじゃこれクモ 130711 - 2013.07.12 Fri
昨日アップしたベニシジミ同様,シソの葉にいた。
遠くからは大きなアリに見えたので近付いてみた。
なんじゃコレ?
脚が8本あるからクモだろうか。


調べてもなかなか見つからなかった。
と言うのも、メスとオス、幼体と成体で姿が全然違うのだ。
まるで別種のクモみたいだ。
しかも幼体ではメスとオスは割と似ている。
オスだけ成体になる時にガラッと変身する。
この写真は、体長5、6mmの
ヘリジロサラグモの「オス」。
念のため右側が頭。
ボクサーのグローブみたいなのは初めて見る、変なの〜。
これは触肢といって昆虫の触角みたいな役目もあるが、
生殖にも関わっているんだそう。
オスは巣の網の一部に、腹の先から精子を出して付け、
触肢で吸い込む。
それをくり返して触肢の中に十分溜まると
メスを探しに出かける、という仕組み。
「サラグモ」は「皿蜘蛛」の意味で、
地面に近いところで植物に平らな網を張ることから。
網の下側に張り付いて網上を獲物が通るのを待つ。
長くなってしまったけど、せっかく調べたのでね。
--クモ目 サラグモ科--
遠くからは大きなアリに見えたので近付いてみた。
なんじゃコレ?
脚が8本あるからクモだろうか。


調べてもなかなか見つからなかった。
と言うのも、メスとオス、幼体と成体で姿が全然違うのだ。
まるで別種のクモみたいだ。
しかも幼体ではメスとオスは割と似ている。
オスだけ成体になる時にガラッと変身する。
この写真は、体長5、6mmの
ヘリジロサラグモの「オス」。
念のため右側が頭。
ボクサーのグローブみたいなのは初めて見る、変なの〜。
これは触肢といって昆虫の触角みたいな役目もあるが、
生殖にも関わっているんだそう。
オスは巣の網の一部に、腹の先から精子を出して付け、
触肢で吸い込む。
それをくり返して触肢の中に十分溜まると
メスを探しに出かける、という仕組み。
「サラグモ」は「皿蜘蛛」の意味で、
地面に近いところで植物に平らな網を張ることから。
網の下側に張り付いて網上を獲物が通るのを待つ。
長くなってしまったけど、せっかく調べたのでね。
--クモ目 サラグモ科--