2013-07

お茶の大敵、小さな蛾 - 2013.07.31 Wed

昨年も今年も同じ辺りで見た蛾。

チャノコカクモンハマキ。

体長10mm程の小さな蛾だ。



 2013.7.30

00222.jpg
 2012.6.27

00217.jpg
 2012.6.27


茶の重要害虫で、
幼虫が葉を食べ、葉を丸めた中でサナギになるそうだ。

ブドウや果樹の害虫でもあるとのこと。
この写真を撮ったのも近所のブドウ棚のそばだ。
デラウエアの実がぎっしり集まった内側の、
枝の間に網を張ると書いてあった。

そういえば、ブドウを買ってくるとクモの巣みたいなのが
付いていることがよくあったが、最近はあまり見ないなぁ。


それにしても横顔が面白いヤツだ。







--チョウ目 ハマキガ科--


空地道草 イヌホオズキ - 2013.07.29 Mon



mkN2165.jpg
 2013.4.25

いかにもナス科という感じの花だけれど、名前は

イヌホオズキ(犬酸漿・犬鬼灯)。

全草に有毒物質を含んでいるそうだ。
空地でも道端でもよくみかける草だ。


     mkN2553.jpg
      2013.5.1

mkN2157.jpg
 2013.4.25

     mkN2161.jpg
      2013.4.25

     mkN6076.jpg
     2013.7.8

     mkN6070.jpg
     2013.7.8
     mkN6666.jpg
     2013.7.18
     mkN6667.jpg
     2013.7.18

見事にまん丸な果実。


去年初めて見たジャガイモ(ナス科)の果実に似ている。
下の写真がそれ。

m-09280b.jpg
 2012.5.31


花を見れば「犬茄子=イヌナス」と名付けてもいい気がするけれど、
果実は丸いから「ホオズキ」か。
だけど果実の色は茄子に近いし・・・あれこれ考えてしまった。

別名バカナス(馬鹿茄子)とも呼ばれているそう。
かなりずいぶんな名前だ。


そっくりな外来種に「アメリカイヌホオズキ」というのがある。
花(果実)の付き方が微妙に異なり、果実はもっとツヤがあるそうだ。
アップしたものは、すごく悩んだ末「アメリカ」が付かない方にしたが、
どうかな・・・。







--ナス科 ナス属--


ミントのお客、トックリバチ - 2013.07.24 Wed

畑の隅に野生化しているミントで
スマートなハチが1匹、花から花へと飛びまわっていた。


N7067.jpg
 2013.7.24(以下同じ)

N7077.jpg


体長15mmほどで、優しげで危険は無さそう。
調べてみたら

トックリバチ(徳利蜂)、別名ミカドトックリバチ。

土と粘液で徳利型の巣を作る。
青虫を捕まえて毒で麻痺させ(青虫は死なない)巣の中に入れ、
天井部分に卵を産みつける。
親蜂は巣の口を泥で塞いで去ってしまうが、
卵は孵って青虫を食べ、成長して徳利から出ていく。


N7076.jpg


N7074.jpg


N7072.jpg



それにしても何て見事なウエスト!







--ハチ目 スズメバチ科 ドロバチ亜科--


最強のアブ、2種類 - 2013.07.21 Sun

最強のアブといわれる、シオヤアブ(塩屋虻)。

体長30mm程の大型のアブ、一昨年畑で出会った。


07508.jpg
 2011.7.17

空中で他の虫を捕まえて、その体液を吸うのだ。
この写真でもハチをしっかりつかんでいる。
自分より大きな甲虫やトンボ、なんとスズメバチまで狩る!
「最強」と呼ばれる所以だ。

尻の先に白い毛があるのはオス。
その毛を塩が吹き出していると見立てて「塩屋虻」だそう。


そして昨日見つけたこのアブは

N6810.jpg
 2013.7.20(以下同じ)

アオメアブ(青目虻)。

25mmはあった。
複眼の色がみごとでしょう?


N6814.jpg

N6813.jpg

     N6812.jpg



畑の空地で雑草なんかを眺めていたら、地味なトンボが飛んでいて、
へえ、トンボだぁと思った途端、
何かがさっと横切ってトンボにぶつかり
それぞれが違う方向にさっと離れた。

アオメアブがトンボ狩りに失敗した瞬間だったのだ。
スクープになり損ねてしまった。





どちらも
--ハエ目 ムシヒキアブ科--


スクープ! バッタの脱皮 - 2013.07.20 Sat



N6760.jpg
 2013.7.20(以下同じ)

草むらの中に白っぽい物がチラッと見える。
そっと近付いてみると、バッタが脱皮していた!(小声で・・)



     N6771.jpg

オンブバッタか、後肢が極端に長いのでショウリョウバッタかもしれない。
腹部と脚の先がまだ抜けきっていない。

とっさに動画を撮ろうと思い立ち、
数十秒ずつ何回か撮ったがなかなか抜けない。
そうこうしていたら突然バッテリー切れ!
急いで予備と入れ替えていたら・・抜けて出してしまった〜!
(お定まりのオチみたいで悲しかった...。)


N6779.jpg

その途端に隠れるの図。


     N6799.jpg

しかし、頭の先からつま先まで本当に良くできている。
上下が逆さまだけど比べてみて。
抜け殻のほうは体の部分が縮んでいるが、頭の形、足先なんてそのままの形。

     N6801.jpg


N6800.jpg


昆虫は何回も脱皮しながら大きくなってゆくが、
この子は割と大きいけれど翅がまだ無いから
既に何回か、今後も何回か脱皮をして成虫になる。


この後、ピョンピョンと跳ねて草の中に消えていった。


空地道草 ヘラオオバコ - 2013.07.19 Fri



    
      2013.7.10

1カ月ほど前にオオバコをアップしたが、これはその仲間の

ヘラオオバコ(篦大葉子)。

葉の形が細長くヘラのようなのでついた名。
オオバコよりも長く伸び、70cmにもなるという。
この写真も40cm以上あった。


     mkN6527.jpg
      2013.7.14


メシベ・オシベがオオバコよりも目立つので、伸びていく様子がよくわかる。
白い毛のようなのがメシベ、一見花のように輪状とび出ているのがオシベ。


     mkN6525.jpg
      2013.7.14
     mkN6535.jpg
      2013.7.14
     mkN6529.jpg
      2013.7.14
     mkN6532.jpg
      2013.7.14

[覚え書き]
このメシベとオシベは、それぞれ雌花と雄花の違いだと思っていた。
けれど良く良く調べてみると、
同じ花が雌性期から雄性期へと変化することがわかった。
花序の茎がどんどん伸びながら花が上へと咲き進んでゆく。
雌性期(メシベ)が先(上部)なのは、自家受粉を避けるためだ。



下の写真は枯れた花。その下に果実ができ始めている。

     mkN6249.jpg
      2013.7.10



ヨーロッパ原産で、江戸時代に牧草の種子に混じってきた。
花粉症の原因植物である一方、生薬として使われてもいる。
環境省指定、外来生物法の要注意種。





--シソ目 オオバコ科 オオバコ属--


どどあっぷ No.33 - 2013.07.18 Thu





風。












どんびきは・・・






db02407.jpg
草の茎


単友 シマスズメノヒエ〈島雀稗〉 - 2013.07.17 Wed


     ttN6453.jpg

見た瞬間はオヒシバだと思った。
それにしては花序の付き方がちがう。

     ttN6454.jpg


     ttN6466.jpg


花の一つ一つから顔を出している、オシベ・メシベの色が紫がかった黒。

シマスズメノヒエ(島雀稗)。

南米原産で元々は牧草として使われていたのが、
世界中の暖地で雑草化しているそうだ。
在来種に「スズメノヒエ」があり似ているが、こちらはオシベの葯が黄色。


ttN6458.jpg


ttN6461.jpg


ttN6465.jpg



毛虫みたいなのがメシベ、
ウインナーが2本付いたようなのがオシベの葯。

名前に「島」が付く理由はよくわからなかった。




単子葉植物網 イネ目 イネ科 スズメノヒエ属
-010-


空地道草 エノキグサ - 2013.07.16 Tue


これは雄花(花穂)。

     mkN6495.jpg
      2013.7.14(一枚をのぞき同じ)

これは雌花(一つ2.5mmくらい)、糸みたいなのはメシベの先っぽ。

     mkN6499.jpg


枝の上部に雄花、下の方に雌花が咲く。

     mkN6491.jpg


     mkN6501.jpg


エノキグサ(榎草)。

葉が樹木の榎に似ているのでこの名。
雌花を包む苞葉の形を編み笠に見立てて
アミガサソウ(編笠草)とも呼ばれるそうだ。


 まだ幼い株
mkN5775.jpg
 2013.7.3

 花が咲き始めた株
     mkN6485.jpg



地味な草なので、見かけても特に注目はせずにいたが、
別の植物を調べていた時に、
雄花と雌花の様子が面白くて急に興味がわいてきた。

葉は知っていたから、畑のすみに生えているのがすぐに見つかった。
けれどまだ花は咲いていなくて
咲くまで待って、やっとアップしたというわけ。



空地道草コレクションを始めてから、似たようなことが時々ある。
アメリカフウロは果実を待ってアップした例。
そんなのがたくさんストックされて、出番を待っている。
来年になりそうなのもあったりして、面白い。






--トウダイグサ科 エノキグサ属--


畑で遭遇 なんじゃこれクモ 130711 - 2013.07.12 Fri

昨日アップしたベニシジミ同様,シソの葉にいた。

遠くからは大きなアリに見えたので近付いてみた。
なんじゃコレ?
脚が8本あるからクモだろうか。


N6403.jpg


N6404c.jpg




調べてもなかなか見つからなかった。
と言うのも、メスとオス、幼体と成体で姿が全然違うのだ。
まるで別種のクモみたいだ。

しかも幼体ではメスとオスは割と似ている。
オスだけ成体になる時にガラッと変身する。
この写真は、体長5、6mmの

ヘリジロサラグモの「オス」。


念のため右側が頭。
ボクサーのグローブみたいなのは初めて見る、変なの〜。
これは触肢といって昆虫の触角みたいな役目もあるが、
生殖にも関わっているんだそう。

オスは巣の網の一部に、腹の先から精子を出して付け、
触肢で吸い込む。
それをくり返して触肢の中に十分溜まると
メスを探しに出かける、という仕組み。


「サラグモ」は「皿蜘蛛」の意味で、
地面に近いところで植物に平らな網を張ることから。
網の下側に張り付いて網上を獲物が通るのを待つ。


長くなってしまったけど、せっかく調べたのでね。






--クモ目 サラグモ科--


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Author:Yaruqi
Zubolaの奥、Yaruqi です。
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

なお、動植物の同定は
正確ではありません。

過去記事も是非!

( 訪問の足跡は『Zubolaですが。』
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