空地道草 ナズナとマメグンバイナズナ - 2013.05.30 Thu
ナズナ(薺)はペンペングサとも呼ばれて、身近な草のひとつだ。
その仲間のマメグンバイナズナ(豆軍配薺)と並べてみた。
マメグンバイナズナ 2013.5.23

ナズナ 2013.4.5

果実の形:マメグンバイナズナ 2013.5.23

果実の形:ナズナ 2013.4.5

全体の姿:マメグンバイナズナ(これで1株) 2013.5.23

全体の姿:ナズナ(何株か並んでいる) 2013.4.5

若い時期の姿:マメグンバイナズナ 2013.5.23

若い時期の姿:ナズナ 2011.4.4

若い時期の花:マメグンバイナズナ 2013.5.23

若い時期の花:ナズナ 2013.4.5

「グンバイ」は果実の形を「軍配」に見立てての名。
「マメ」の付かない「グンバイナズナ」という草もあり、
果実がもう少し縦長な形なのでより「軍配」に似ている。
こちらはまだ見たことが無い。
マメグンバイナズナはナズナより小柄だが
枝分かれが多く横に広がるので、茂った感じがする。
--アブラナ科 マメグンバイナズナ属--
--アブラナ科 ナズナ属--
その仲間のマメグンバイナズナ(豆軍配薺)と並べてみた。
マメグンバイナズナ 2013.5.23

ナズナ 2013.4.5

果実の形:マメグンバイナズナ 2013.5.23

果実の形:ナズナ 2013.4.5

全体の姿:マメグンバイナズナ(これで1株) 2013.5.23

全体の姿:ナズナ(何株か並んでいる) 2013.4.5

若い時期の姿:マメグンバイナズナ 2013.5.23

若い時期の姿:ナズナ 2011.4.4

若い時期の花:マメグンバイナズナ 2013.5.23

若い時期の花:ナズナ 2013.4.5

「グンバイ」は果実の形を「軍配」に見立てての名。
「マメ」の付かない「グンバイナズナ」という草もあり、
果実がもう少し縦長な形なのでより「軍配」に似ている。
こちらはまだ見たことが無い。
マメグンバイナズナはナズナより小柄だが
枝分かれが多く横に広がるので、茂った感じがする。
--アブラナ科 マメグンバイナズナ属--
--アブラナ科 ナズナ属--
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どどあっぷ No.31 - 2013.05.30 Thu
親子が揃った カゲロウ 130525,121123 - 2013.05.26 Sun
キンギョソウの花の中に何かいる。

上の花びらをめくってみた。

なんだろう? 7〜8mmくらい。

脚の数からすると昆虫だ。
アゴの形がヒントになりそう。
というわけで、この虫の正体は
ヤマトクサカゲロウ(ヤマト草蜉蝣・臭蜉蝣、別名:ニッポンクサカゲロウ)
の幼虫だった。
この幼虫は野菜に付くアブラムシやハダニ等を食べるので
「生物農薬」として研究されたり利用されているそうだ。


成虫は触角も含めて25mmくらいか。
「うどんげの花」と呼ばれる、
細い糸のようなもに付いた卵を産む。
(※このような卵のカゲロウは他にもいる)
上の成虫の2枚の写真は、昨年秋に家の中で見つけてZが撮影したもので
やっと使う事ができてよかった。
ちなみに「蟻地獄」の底で獲物を待ち構えているのは
ウスバカゲロウの幼虫。
--アミメカゲロウ目 クサカゲロウ科--

上の花びらをめくってみた。

なんだろう? 7〜8mmくらい。

脚の数からすると昆虫だ。
アゴの形がヒントになりそう。
というわけで、この虫の正体は
ヤマトクサカゲロウ(ヤマト草蜉蝣・臭蜉蝣、別名:ニッポンクサカゲロウ)
の幼虫だった。
この幼虫は野菜に付くアブラムシやハダニ等を食べるので
「生物農薬」として研究されたり利用されているそうだ。


成虫は触角も含めて25mmくらいか。
「うどんげの花」と呼ばれる、
細い糸のようなもに付いた卵を産む。
(※このような卵のカゲロウは他にもいる)
上の成虫の2枚の写真は、昨年秋に家の中で見つけてZが撮影したもので
やっと使う事ができてよかった。
ちなみに「蟻地獄」の底で獲物を待ち構えているのは
ウスバカゲロウの幼虫。
--アミメカゲロウ目 クサカゲロウ科--
空地道草 アメリカフウロ - 2013.05.25 Sat

2013.5.22
アメリカフウロ(亜米利加風露)の果実が弾けたあとのようす。
若い時期の株の姿

2013.5.1
花が咲き始めごろの姿

2013.5.1
つぼみ

2013.5.1
花

2013.5.1
まだ若い果実

2013.5.18
熟した果実

2013.5.22
先を中心に巻き込むように弾けた果実

2013.5.22
飛び出さずに残っていた種子

2013.5.22
たくさん写真は撮ってあったけれど、
果実が弾けた姿も一緒にアップしたくて時期を待っていた。
一枚目の写真に、まだ弾けずに下に残っている莢がある。
途中の位置で中が空になっているのもあるから、
巻き上がる反動で放り出されるのだろうか。
瞬間を見たくて黒い莢に触ってみたけれど弾けなかった。
またやってみようと思う。
北アメリカ原産で、風露草に似ているので「アメリカフウロ」
風露草はどんな花なのかは知らないんだけど...。
--フウロソウ科 フウロソウ属--
空地道草 シロザとコアカザ - 2013.05.22 Wed
畑へ行く途中の空地にこんなふうに草が生えている。

2013.5.15
この10日前くらいはこんな感じ。

2013.5.4
葉が大きい方が「シロザ=白藜」、小さい方が「コアカザ=小藜」。
シロザの若株

2013.5.4
コアカザの若株

2013.5.4
成長したシロザ

2013.5.15
成長したコアカザ

2013.5.15
コアカザの方が先に芽を出していたので、てっきりシロザだと思っていたら、
しばらくして本当のシロザが生えてきた。
花もコアカザの方が早い時期に咲く(最後の写真がコアカザの花)。
アカザ(藜)というのはシロザの白い部分が赤っぽい草だが、
この、コアカザは赤くはない。
シロザは大昔に食用として中国から来て、日本でも食べられてきた。
白い粉を洗い落として茹でて食べる。
ホウレンソウの親戚だ。
ただ食べ過ぎるとアレルギー性の皮膚炎をおこす場合があるそうだ。
シロザの方が基本種でアカザは変種であり、
シロザは別名「シロアカザ」とも呼ばれているらしい。
それなのに科名や属名は「アカザ」なのはなぜだろう?
・
・
・
ずいぶんややこしい話になってしまった。
どちらも
--アカザ科 アカザ属--

2013.5.15
この10日前くらいはこんな感じ。

2013.5.4
葉が大きい方が「シロザ=白藜」、小さい方が「コアカザ=小藜」。
シロザの若株

2013.5.4
コアカザの若株

2013.5.4
成長したシロザ

2013.5.15
成長したコアカザ

2013.5.15
コアカザの方が先に芽を出していたので、てっきりシロザだと思っていたら、
しばらくして本当のシロザが生えてきた。
花もコアカザの方が早い時期に咲く(最後の写真がコアカザの花)。
アカザ(藜)というのはシロザの白い部分が赤っぽい草だが、
この、コアカザは赤くはない。
シロザは大昔に食用として中国から来て、日本でも食べられてきた。
白い粉を洗い落として茹でて食べる。
ホウレンソウの親戚だ。
ただ食べ過ぎるとアレルギー性の皮膚炎をおこす場合があるそうだ。
シロザの方が基本種でアカザは変種であり、
シロザは別名「シロアカザ」とも呼ばれているらしい。
それなのに科名や属名は「アカザ」なのはなぜだろう?
・
・
・
ずいぶんややこしい話になってしまった。
どちらも
--アカザ科 アカザ属--
空地道草 キキョウソウ - 2013.05.21 Tue
これも今年初めて知った草。
キキョウソウ(桔梗草)。
高さ100cm近くまで伸びるそうだが、この株は25cm程。
花は15mmくらいか。

2013.5.13

2013.5.11

2013.5.13

2013.5.11

2013.5.13
花の色がとにかくきれい。
紫系の色はどうもデジカメでは青っぽくなってしまう。
再現できないのが残念。
下の写真の果実、虫に食われた穴から種子がこぼれていると思ったら!
なんとこれがこの草のやり方だった。
果実の一部がまるで巻き上げのカーテンみたいにめくれる。
この種類の草はこの穴の位置で見分けるそうだ。
ヒナキキョウソウは果実が細長く、上の方に窓が開く。

2013.5.13
私が普段歩く範囲ではここ一箇所でしか見ていない。
一年草らしいがこぼれ種から来年も咲いて欲しい。
別名:ダンダンギキョウ
北アメリカ原産
--キキョウ目 キキョウ科 キキョウソウ属--
キキョウソウ(桔梗草)。
高さ100cm近くまで伸びるそうだが、この株は25cm程。
花は15mmくらいか。

2013.5.13

2013.5.11

2013.5.13

2013.5.11

2013.5.13
花の色がとにかくきれい。
紫系の色はどうもデジカメでは青っぽくなってしまう。
再現できないのが残念。
下の写真の果実、虫に食われた穴から種子がこぼれていると思ったら!
なんとこれがこの草のやり方だった。
果実の一部がまるで巻き上げのカーテンみたいにめくれる。
この種類の草はこの穴の位置で見分けるそうだ。
ヒナキキョウソウは果実が細長く、上の方に窓が開く。

2013.5.13
私が普段歩く範囲ではここ一箇所でしか見ていない。
一年草らしいがこぼれ種から来年も咲いて欲しい。
別名:ダンダンギキョウ
北アメリカ原産
--キキョウ目 キキョウ科 キキョウソウ属--
空地道草 コメツブツメクサ - 2013.05.19 Sun
カメムシ一番乗り! 130515 - 2013.05.18 Sat
今年のカメムシ一番乗りは、ブログ登場2回目の
ナガメ(菜亀)。
しかも夫婦揃っての登場。

大根の葉っぱの上。

少し小さい方がオス。

カメラから逃げながらも離れない!

動作の鈍いこのチャンスに、顔をいただき! -Y-
--カメムシ目 カメムシ科--
ナガメ(菜亀)。
しかも夫婦揃っての登場。

大根の葉っぱの上。

少し小さい方がオス。

カメラから逃げながらも離れない!

動作の鈍いこのチャンスに、顔をいただき! -Y-
--カメムシ目 カメムシ科--
どどあっぷ No.30 - 2013.05.17 Fri
翅のお手入れ中? テントウムシ 130512 - 2013.05.15 Wed
このテントウムシ、
後翅の虫干しをしてるとしか思えない・・・。






硬い前翅をパッとすばやく開いたので、飛び立つと思った。
けれどその後、薄い後翅を広げては仕舞い込みまたパッと開く。
この動作を何回もくり返し、一向に飛び立つ様子はない。
開いた時の、傾いた後ろ姿がおかしくてしばらく見ていたけれど
一向に止める様子がなく、とうとう飽きてその場を離れた。
前から見るとこんな。

見たことのない斑の入り方だと思うと大抵、これ。
ナミテントウ(並天道虫)。
ベースの模様は、紅型・二紋型・四紋型・斑型の4種類。
紅型は赤(〜オレンジ)の地に黒い紋、その他はその反転。
さらにその複合や紋の大きさの違い、無いものまである。
一番多いのは黒字に赤紋2つ、だそうだ。
ややこし過ぎるが、日本で一番多いテントウムシだというから、
「迷ったらナミテントウ」と思えばいいか。
--甲虫目 テントウムシ科--
後翅の虫干しをしてるとしか思えない・・・。






硬い前翅をパッとすばやく開いたので、飛び立つと思った。
けれどその後、薄い後翅を広げては仕舞い込みまたパッと開く。
この動作を何回もくり返し、一向に飛び立つ様子はない。
開いた時の、傾いた後ろ姿がおかしくてしばらく見ていたけれど
一向に止める様子がなく、とうとう飽きてその場を離れた。
前から見るとこんな。

見たことのない斑の入り方だと思うと大抵、これ。
ナミテントウ(並天道虫)。
ベースの模様は、紅型・二紋型・四紋型・斑型の4種類。
紅型は赤(〜オレンジ)の地に黒い紋、その他はその反転。
さらにその複合や紋の大きさの違い、無いものまである。
一番多いのは黒字に赤紋2つ、だそうだ。
ややこし過ぎるが、日本で一番多いテントウムシだというから、
「迷ったらナミテントウ」と思えばいいか。
--甲虫目 テントウムシ科--