単友 コブナグサ〈小鮒草〉2 - 2014.10.21 Tue
全国的には雑草で、八丈島だけで大事な草だと知った2年前。(→ 過去記事)
いつもの公園の、「そこ」にだけ生えていたのに、
去年は早くに刈り取られたのか(雑草だからね)生えずに終わった。
二度と生えないのかなぁ...とがっかりしていたのだけど
今年は見事に茂っていた!

2014.10.7(以下同じ)



後ろの赤紫色の花はホトトギス。

繊細な葉と花穂が重なりあって、美しいでしょう?
--イネ目 イネ科 コブナグサ属-- 分布:全国
HK
いつもの公園の、「そこ」にだけ生えていたのに、
去年は早くに刈り取られたのか(雑草だからね)生えずに終わった。
二度と生えないのかなぁ...とがっかりしていたのだけど
今年は見事に茂っていた!

2014.10.7(以下同じ)



後ろの赤紫色の花はホトトギス。

繊細な葉と花穂が重なりあって、美しいでしょう?
--イネ目 イネ科 コブナグサ属-- 分布:全国
HK
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単友 カラスビシャク〈烏柄杓〉 - 2014.05.10 Sat
去年初めて見つけた所に行ってみたら、今年も生えていた。
こんな住宅地に生えているとは思ってもいなかった草。

2014.5.9(以下同じ)
カラスビシャク(烏柄杓)という、サトイモ科の草だ。

文字通り、花におおい被さった部分(仏炎苞=ぶつえんほう、というそう)を
柄杓に見立てての名前。
仏炎苞はサトイモ科の特徴で、中に小さな花の集まりが隠れている。
花の先ににゅーっと伸びた細い部分も含め、
種類によって独特な形をしている(ミズバショウやザゼンソウは代表格だ)。
花の正面。下のすき間から花かつぼみが見えている。

背面。

横から。

草の全身。

ここで驚いたのが葉の形。
単子葉植物の葉は、普通は平行脈で細長い。
これで単子葉植物なの?と不思議に思った。
どうやらこれもサトイモ科の特徴であるらしい。
葉だけだとこんな姿だ。

漢方で「半夏=はんげ」と呼ばれて利用されている。
--サトイモ科 ハンゲ属--
こんな住宅地に生えているとは思ってもいなかった草。

2014.5.9(以下同じ)
カラスビシャク(烏柄杓)という、サトイモ科の草だ。

文字通り、花におおい被さった部分(仏炎苞=ぶつえんほう、というそう)を
柄杓に見立てての名前。
仏炎苞はサトイモ科の特徴で、中に小さな花の集まりが隠れている。
花の先ににゅーっと伸びた細い部分も含め、
種類によって独特な形をしている(ミズバショウやザゼンソウは代表格だ)。
花の正面。下のすき間から花かつぼみが見えている。

背面。

横から。

草の全身。

ここで驚いたのが葉の形。
単子葉植物の葉は、普通は平行脈で細長い。
これで単子葉植物なの?と不思議に思った。
どうやらこれもサトイモ科の特徴であるらしい。
葉だけだとこんな姿だ。

漢方で「半夏=はんげ」と呼ばれて利用されている。
--サトイモ科 ハンゲ属--
単友 メリケンカルカヤ〈米利堅刈萱〉 - 2013.10.14 Mon
久しぶりに単子葉植物の雑草友の会の記事を。

2013.10.14(以下同じ)
こんなに花が咲いていない時期に、
ただまっすぐ伸びて葉だか茎だか分らない姿が
気になっていたけど写真に撮っていなかった。
今のこの姿も良いなー。

北アメリカ原産で、戦中・後に西日本で発見され、
今では関東地方まで北上してきた植物だそうだ、
強い繁殖力で在来の植物を脅かすため
外来生物法の「要注意外来生物」に指定されている。

それにしても構造がさっぱり分らない草だ。
解説や説明図を見てもなにが何だか???である。

白く長い毛が集まっているあたりが
花だったり果実(種子)だったりするのだけれど。


やはり「単友」は無謀な企画だったとつくづく思う今日..。
--イネ科 メリケンカルカヤ属--

2013.10.14(以下同じ)
こんなに花が咲いていない時期に、
ただまっすぐ伸びて葉だか茎だか分らない姿が
気になっていたけど写真に撮っていなかった。
今のこの姿も良いなー。

北アメリカ原産で、戦中・後に西日本で発見され、
今では関東地方まで北上してきた植物だそうだ、
強い繁殖力で在来の植物を脅かすため
外来生物法の「要注意外来生物」に指定されている。

それにしても構造がさっぱり分らない草だ。
解説や説明図を見てもなにが何だか???である。

白く長い毛が集まっているあたりが
花だったり果実(種子)だったりするのだけれど。


やはり「単友」は無謀な企画だったとつくづく思う今日..。
--イネ科 メリケンカルカヤ属--
単友 シマスズメノヒエ〈島雀稗〉 - 2013.07.17 Wed

見た瞬間はオヒシバだと思った。
それにしては花序の付き方がちがう。


花の一つ一つから顔を出している、オシベ・メシベの色が紫がかった黒。
シマスズメノヒエ(島雀稗)。
南米原産で元々は牧草として使われていたのが、
世界中の暖地で雑草化しているそうだ。
在来種に「スズメノヒエ」があり似ているが、こちらはオシベの葯が黄色。



毛虫みたいなのがメシベ、
ウインナーが2本付いたようなのがオシベの葯。
名前に「島」が付く理由はよくわからなかった。
単子葉植物網 イネ目 イネ科 スズメノヒエ属
-010-
単友 クサイ〈草藺〉 - 2013.06.25 Tue
生えている雰囲気が好きだったがよく知らず、
今年はじめてつくづくと眺めている。
クサイ(草藺)といって畳表を作るイグサ(藺草)の仲間。
変な匂いがするわけではない。
若い株

2013.4.28(次も)

つぼみが出てきたころ。この頃の草姿がなかなかいい。

2013.5.15(次も)

花が咲く。

2013.5.22(次も)

果実。熟すと茶色くなり中から種子がこぼれる。

2013.5.23

2013.6.6
「イグサ」には目立った葉が無く、同じ仲間で葉があるので「草イ」となったそう。
草丈は花の頃でもせいぜい20cmくらい。
ぎっしりでなく程々に群れて生えている様子が、
遠くから見ると地面の産毛のよう。
近くで見ても細くて先の方がツンツンと広がって爽やかな感じ。
残念なことに、今ごろは全体が茶色く硬くなりあまり美しくはない。
ユーラシア大陸全体、日本全土、アメリカ大陸まで広く分布しており、
かなり古い時代に帰化したか在来種か説の分かれるところらしい。
もっともド素人の私には、帰化種と在来種の境目を判断するなんて
途方も無さ過ぎてさっぱり分らないけれど。
単子葉植物網 イグサ目 イグサ科 イグサ属
-009-
今年はじめてつくづくと眺めている。
クサイ(草藺)といって畳表を作るイグサ(藺草)の仲間。
変な匂いがするわけではない。
若い株

2013.4.28(次も)

つぼみが出てきたころ。この頃の草姿がなかなかいい。

2013.5.15(次も)

花が咲く。

2013.5.22(次も)

果実。熟すと茶色くなり中から種子がこぼれる。

2013.5.23

2013.6.6
「イグサ」には目立った葉が無く、同じ仲間で葉があるので「草イ」となったそう。
草丈は花の頃でもせいぜい20cmくらい。
ぎっしりでなく程々に群れて生えている様子が、
遠くから見ると地面の産毛のよう。
近くで見ても細くて先の方がツンツンと広がって爽やかな感じ。
残念なことに、今ごろは全体が茶色く硬くなりあまり美しくはない。
ユーラシア大陸全体、日本全土、アメリカ大陸まで広く分布しており、
かなり古い時代に帰化したか在来種か説の分かれるところらしい。
もっともド素人の私には、帰化種と在来種の境目を判断するなんて
途方も無さ過ぎてさっぱり分らないけれど。
単子葉植物網 イグサ目 イグサ科 イグサ属
-009-
単友 ノゲイヌムギ〈芒犬麦〉 - 2013.05.11 Sat

2013.5.1(以下同じ)
空地などで見かける草の中でも
こういった麦のような姿の草はよく分らない。
大好きなのだけど今までちゃんと調べてこなかった。

この草は割と形がはっきりしていて名前が判った。
ノゲイヌムギ(芒犬麦)。
イネ科の花の先に細い針のように伸びている部分を「芒=のぎ」という。
ノゲイヌムギは5mm程しかないが、仲間の「イヌムギ」の1mmよりは長い。
それで「ノゲイヌムギ」。

黄色い房のようなものはオシベの葯で、花弁(花びら)は無い。
下の写真のように穂の色が微妙で美しい。

運良くすぐ横に自動販売機があり、その側面が白かったので
くっきりとした写真が撮れた。
形も色もすばらしくきれいだ。


南アメリカ原産の外来種。
単子葉植物網 イネ目 イネ科 スズメノチャヒキ属
-008-
単友 チガヤ〈茅、茅萱〉130501 - 2013.05.03 Fri
単友 スズメノカタビラ(雀の帷子)130319 - 2013.03.19 Tue
久しぶりの〈単友〉です。
暖かくなってきて「雑草」もぐんぐん成長してきました。
スズメノカタビラ。

花穂。

まだ少ないが花も咲いていた。

単友を始めたはいいけれど、調べるほどに訳が分らなくなってきた。
とにかく似たものだらけなのだ。
かなり細かいところが判断材料になっている。
結論として、素人には正確な同定は不可能だとわかった。
無謀な試みだったのです。
そこで、かなり無責任に事を進めることにした。
(止めるんじゃないのって?)
あくまでも趣味というか楽しみなので、いい加減に見てください。 -Y-
名前の由来:雀は「小さい」の意。
花序を単衣に見立てたとも言われるが真意は不明
単子葉植物網 イネ目 イネ科 イチゴツナギ属
-006-
暖かくなってきて「雑草」もぐんぐん成長してきました。
スズメノカタビラ。

花穂。

まだ少ないが花も咲いていた。

単友を始めたはいいけれど、調べるほどに訳が分らなくなってきた。
とにかく似たものだらけなのだ。
かなり細かいところが判断材料になっている。
結論として、素人には正確な同定は不可能だとわかった。
無謀な試みだったのです。
そこで、かなり無責任に事を進めることにした。
(止めるんじゃないのって?)
あくまでも趣味というか楽しみなので、いい加減に見てください。 -Y-
名前の由来:雀は「小さい」の意。
花序を単衣に見立てたとも言われるが真意は不明
単子葉植物網 イネ目 イネ科 イチゴツナギ属
-006-