登場させてなかったグンバイムシ - 2017.03.05 Sun
月に一度の(にはしたくないのだが)記事・・・。
今までに撮った虫や草たちで登場させていないものが
たくさん溜まってしまった。
しばらくはそんな虫や草たちをアップしようと思う。
グンバイムシという奇妙な昆虫がいる。
いままで3種類記事にしたげれど、今日は4種類目。
(ひとつは『Zubolaですが。』ブログのほうに)

2015.5.30
シキミ(樒)の木にわんさか、主に葉の裏に。
果実の上にも。

この木にはグンバイムシだけでなくヨコバイやハゴロモなど
カメムシ目の昆虫がよく付く。
(以前に載せたアオバハゴロモの記事はこちら → 1、2 )
今日のは、トサカグンバイ。
体長3mm程で、やはり葉や茎から汁を吸う。
セミなど、カメムシ目の昆虫の大部分(例外もいるよ)と同じだ。

頭部のふくらみは中空で、薄い膜のような身体とともに
風に乗って遠くに移動するためらしい。

何度見ても、グンバイムシの仲間の姿は奇妙で面白く、美しいなあ。
--カメムシ目 グンバイムシ科-- 分布:本州以南
YB
※過去記事 ナシグンバイ、エグリグンバイ、アワダチソウグンバイ
今までに撮った虫や草たちで登場させていないものが
たくさん溜まってしまった。
しばらくはそんな虫や草たちをアップしようと思う。
グンバイムシという奇妙な昆虫がいる。
いままで3種類記事にしたげれど、今日は4種類目。
(ひとつは『Zubolaですが。』ブログのほうに)

2015.5.30
シキミ(樒)の木にわんさか、主に葉の裏に。
果実の上にも。

この木にはグンバイムシだけでなくヨコバイやハゴロモなど
カメムシ目の昆虫がよく付く。
(以前に載せたアオバハゴロモの記事はこちら → 1、2 )
今日のは、トサカグンバイ。
体長3mm程で、やはり葉や茎から汁を吸う。
セミなど、カメムシ目の昆虫の大部分(例外もいるよ)と同じだ。

頭部のふくらみは中空で、薄い膜のような身体とともに
風に乗って遠くに移動するためらしい。

何度見ても、グンバイムシの仲間の姿は奇妙で面白く、美しいなあ。
--カメムシ目 グンバイムシ科-- 分布:本州以南
YB
※過去記事 ナシグンバイ、エグリグンバイ、アワダチソウグンバイ
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前向き騙し・・? - 2016.12.23 Fri
一カ月サボってしまいました・・・いえ写真はあるんですが。
のぞきに来てくださった方ありがとうございます & ごめんなさい。
さて今日の虫は前にもアップしてんだけど写真が悪くて
また会いたいなーと思い続けていた虫。

2016.12.21
ほんの5〜6mm程の綺麗な虫。
ヤツデの葉裏で発見。

数匹いてすばしこいので葉の表に回り込んだり、
ぴょん、と横の棒に飛び移ったり。

さて、ここまで見てくれたそこのあなた!
上の写真、下が頭だと思っていませんか?

そこで拡大してみました。
下の先端にある2つの黒点、目ではなく翅の模様なんです。
上の尖った先の少し下に白っぽい目があります。
頭の方を更に拡大してみると・・・。

ちょっと意地悪そうな目つきのこの虫は、
クロスジホソサジヨコバイ(黒条細匙横這)のメス。
またの名をマエムキダマシ。
初めて見る人は皆だまされるってことですね。
オスは背中の黒い線の左右に赤色がほぼ無い。(従って過去記事はオスだった)
昆虫愛好家のベテランの方は、冬になると虫が少ないので
落葉しない木の葉をめくって見るそうで、ヤツデなどはその代表格。
冷たい風を避けて冬越しする小さな虫がいるんです。
そこで私も「葉めくり」をしてみました。
数日前ベテランさんのブログに、
このクロスジホソサジヨコバイが、載っていたんです!
うれしい・・・。
※ヨコバイの仲間は面白いよ、過去記事をみてね。
オビヒメヨコバイ
オサヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3、4
クロスジホソサジヨコバイ 1
キウイヒメヨコバイ
--カメムシ目 ヨコバイ科 ホソサジヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
HK
のぞきに来てくださった方ありがとうございます & ごめんなさい。
さて今日の虫は前にもアップしてんだけど写真が悪くて
また会いたいなーと思い続けていた虫。

2016.12.21
ほんの5〜6mm程の綺麗な虫。
ヤツデの葉裏で発見。

数匹いてすばしこいので葉の表に回り込んだり、
ぴょん、と横の棒に飛び移ったり。

さて、ここまで見てくれたそこのあなた!
上の写真、下が頭だと思っていませんか?

そこで拡大してみました。
下の先端にある2つの黒点、目ではなく翅の模様なんです。
上の尖った先の少し下に白っぽい目があります。
頭の方を更に拡大してみると・・・。

ちょっと意地悪そうな目つきのこの虫は、
クロスジホソサジヨコバイ(黒条細匙横這)のメス。
またの名をマエムキダマシ。
初めて見る人は皆だまされるってことですね。
オスは背中の黒い線の左右に赤色がほぼ無い。(従って過去記事はオスだった)
昆虫愛好家のベテランの方は、冬になると虫が少ないので
落葉しない木の葉をめくって見るそうで、ヤツデなどはその代表格。
冷たい風を避けて冬越しする小さな虫がいるんです。
そこで私も「葉めくり」をしてみました。
数日前ベテランさんのブログに、
このクロスジホソサジヨコバイが、載っていたんです!
うれしい・・・。
※ヨコバイの仲間は面白いよ、過去記事をみてね。
オビヒメヨコバイ
オサヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3、4
クロスジホソサジヨコバイ 1
キウイヒメヨコバイ
--カメムシ目 ヨコバイ科 ホソサジヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
HK
ルビーロウムシ - 2016.09.19 Mon
知っている人は知っているでしょう。
知らなければこのタイトルからは想像もつかないかと・・・。
こんなのです。

2016.9.19
ベランダのミニ薔薇にいた。
アップにしてみると。

カイガラムシの仲間、ルビーロウムシのメスの成虫。
大きさは4mmくらい。
どこが頭だか何が何だかわからないけれど、
枝や葉の樹液を吸って生きている。
はっきりしているのは、
実際の体はロウ物質に覆われて見えていないこと。
カイガラムシの仲間は大抵そうだ。
とにかく様々な角度から見てもらうしかないと思う。


白い線は白いロウ物質。
体の一部分から出ているのだが、このルビーロウムシは4箇所から出ているので
4本の白い線がある。

下の写真は体を裏返してみたところ。
白いロウ物質は腹側にある気門付近から分泌されるそうだ。

下から3枚の写真は葉から剥がして下に落として撮った。
放っておいたらミニ薔薇がだめになっちゃうからね。
ちなみにオスはほんの2mm程で翅があり、ロウを纏ってはいない。
天敵はある種の寄生蜂。
--カメムシ目 ヨコバイ亜科 カタカイガラムシ科-- 分布:本州以南
H1
知らなければこのタイトルからは想像もつかないかと・・・。
こんなのです。

2016.9.19
ベランダのミニ薔薇にいた。
アップにしてみると。

カイガラムシの仲間、ルビーロウムシのメスの成虫。
大きさは4mmくらい。
どこが頭だか何が何だかわからないけれど、
枝や葉の樹液を吸って生きている。
はっきりしているのは、
実際の体はロウ物質に覆われて見えていないこと。
カイガラムシの仲間は大抵そうだ。
とにかく様々な角度から見てもらうしかないと思う。


白い線は白いロウ物質。
体の一部分から出ているのだが、このルビーロウムシは4箇所から出ているので
4本の白い線がある。

下の写真は体を裏返してみたところ。
白いロウ物質は腹側にある気門付近から分泌されるそうだ。

下から3枚の写真は葉から剥がして下に落として撮った。
放っておいたらミニ薔薇がだめになっちゃうからね。
ちなみにオスはほんの2mm程で翅があり、ロウを纏ってはいない。
天敵はある種の寄生蜂。
--カメムシ目 ヨコバイ亜科 カタカイガラムシ科-- 分布:本州以南
H1
ツマグロオオヨコバイの、○○○○ - 2016.06.11 Sat
ベランダの鉢に植えてあるルリマツリの茎に、
お馴染みのツマグロオオヨコバイが一匹、頭を下に向けて止まっていた。
まだ葉が少ないのでやけにその一匹が目立っていて、
尻先に何か白い固まりが付いているのに気が付いた。

2016.5.25
12〜3ミリほどの虫の尻先に付いた物なんて
老眼がどんどん進む目では「何か白いもの」にしか見えない。
最近ではすっかり虫眼鏡代わりになっているカメラを
早速持って来て接写でパチリ。
そしてさらにトリミングで拡大、ドーン!

白い物が付いていると言うより、知り先から出ているようだ。
じっと見ていたらニョキッと先が伸びた!、よ!

すわ卵でも産むのかと期待がふくらむ。
・・・ふくらむ・・・どんどんふくらむぞ。

・・・と、何のことはない出てきたのは、オシッコであった。
見ていると数秒ごとにピュッ、ピュッと飛び出すから、
次はもっときれいに撮るぞ、とシャッターを押すこと40回。

さっきのとこれと、2枚しか撮れなかった。
この虫は植物の水分を吸いながら栄養をとり、余分な水分を次々に排泄する。
その排泄物には糖分などが含まれており、濡れた葉はベタついている。
この虫がたくさん付いている草などは、確かに下の葉が濡れているし
ピュッと飛ぶのも何度も見たことがある。
産卵でなかったのは残念だけど、お尻の先が見られたから良しとしよう。
時に頭を下にしていて、自分のオシッコで濡れないのかなあ。
※ツマグロオオヨコバイ過去記事 1、2、3
--カメムシ目 ヨコバイ科 オオヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
H2
お馴染みのツマグロオオヨコバイが一匹、頭を下に向けて止まっていた。
まだ葉が少ないのでやけにその一匹が目立っていて、
尻先に何か白い固まりが付いているのに気が付いた。

2016.5.25
12〜3ミリほどの虫の尻先に付いた物なんて
老眼がどんどん進む目では「何か白いもの」にしか見えない。
最近ではすっかり虫眼鏡代わりになっているカメラを
早速持って来て接写でパチリ。
そしてさらにトリミングで拡大、ドーン!

白い物が付いていると言うより、知り先から出ているようだ。
じっと見ていたらニョキッと先が伸びた!、よ!

すわ卵でも産むのかと期待がふくらむ。
・・・ふくらむ・・・どんどんふくらむぞ。

・・・と、何のことはない出てきたのは、オシッコであった。
見ていると数秒ごとにピュッ、ピュッと飛び出すから、
次はもっときれいに撮るぞ、とシャッターを押すこと40回。

さっきのとこれと、2枚しか撮れなかった。
この虫は植物の水分を吸いながら栄養をとり、余分な水分を次々に排泄する。
その排泄物には糖分などが含まれており、濡れた葉はベタついている。
この虫がたくさん付いている草などは、確かに下の葉が濡れているし
ピュッと飛ぶのも何度も見たことがある。
産卵でなかったのは残念だけど、お尻の先が見られたから良しとしよう。
時に頭を下にしていて、自分のオシッコで濡れないのかなあ。
※ツマグロオオヨコバイ過去記事 1、2、3
--カメムシ目 ヨコバイ科 オオヨコバイ亜科-- 分布:本州以南
H2
久しぶりに変わった虫に出合う。 - 2016.04.17 Sun
公園の片隅、わたしの背丈ほどの幼木の枝、
まっ黒でツヤのあるころんと丸い虫が目に入った。
甲虫だろうか?

2016.4.16
小枝に沿って歩いたり止まったり、なかなか写真を撮らせてくれない。
やっと撮れたのが、こんな虫。

黒ずくめに見えていたが、肩のあたりがこんなに鮮やかな赤だった。
体長5mmほど。
横から見るとこんなふう。

最初は小さな甲虫かと思ったけど、腰のあたりがカクンと下がって
面になっているのが、ある種のカメムシに近い感じがする。
前が見たいくてさんざん回り込んでみたが、すばしっこくて
このくらいが精一杯。しかもピンが合わないし。

1番まともに写ったのが下の写真。ちょっとカメムシっぽいでしょ。
家に帰って調べてみたら ムネアカアワフキ(胸赤泡吹)。
アワフキムシだったなんて!
カメムシの仲間には違いないが、ウンカあたりかと思っていたから、驚いた。
以前、アワフキムシの幼虫の巣を載せたことがあるが、
成虫は初めて見た。

その名のとおり胸の部分が赤い。
そしてこれは、赤い部分が広いのでメスだと判明。
オスは、下の写真の黄色い線で囲んだ部分だけが、赤いのだそう。

この時の木に他にも数匹同じ虫がいたけど、オスらしき虫はいなかったような...。
そうそう、図鑑に出ていたムネアカアワフキの幼虫の巣は
ねじれた貝殻みたいのだった。
泡は写ってなかったがどうなんだろう?
--カメムシ目 トゲアワフキムシ科-- 分布:本州以南
HK
まっ黒でツヤのあるころんと丸い虫が目に入った。
甲虫だろうか?

2016.4.16
小枝に沿って歩いたり止まったり、なかなか写真を撮らせてくれない。
やっと撮れたのが、こんな虫。

黒ずくめに見えていたが、肩のあたりがこんなに鮮やかな赤だった。
体長5mmほど。
横から見るとこんなふう。

最初は小さな甲虫かと思ったけど、腰のあたりがカクンと下がって
面になっているのが、ある種のカメムシに近い感じがする。
前が見たいくてさんざん回り込んでみたが、すばしっこくて
このくらいが精一杯。しかもピンが合わないし。

1番まともに写ったのが下の写真。ちょっとカメムシっぽいでしょ。
家に帰って調べてみたら ムネアカアワフキ(胸赤泡吹)。
アワフキムシだったなんて!
カメムシの仲間には違いないが、ウンカあたりかと思っていたから、驚いた。
以前、アワフキムシの幼虫の巣を載せたことがあるが、
成虫は初めて見た。

その名のとおり胸の部分が赤い。
そしてこれは、赤い部分が広いのでメスだと判明。
オスは、下の写真の黄色い線で囲んだ部分だけが、赤いのだそう。

この時の木に他にも数匹同じ虫がいたけど、オスらしき虫はいなかったような...。
そうそう、図鑑に出ていたムネアカアワフキの幼虫の巣は
ねじれた貝殻みたいのだった。
泡は写ってなかったがどうなんだろう?
--カメムシ目 トゲアワフキムシ科-- 分布:本州以南
HK
元旦だ初撮りだ! 1 - 2016.01.01 Fri
2016年が明けました。
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ということで天気が良いのでカメラ片手に公園へ。
目立つ昆虫がいない季節なので最初から葉っぱめくり。
さてラッキーなことに一発めに初めての虫に出会ったよ。

2016.1.1
動きが素早いからピンボケの1枚だけ。
でも黒い帯と翅の先の2つの黒点がすてきだから載せちゃう。
(念のため上が頭です)
オビヒメヨコバイ(帯 姫 横這)。
体長5mm程。
帯の色や太さの変化が大きく帯の無い個体もいるそうだ。
尻の先から下の方へ視線を移すと、半透明の長細い卵らしきものが3つ。
このヨコバイが産んで移動したようにも見えるが、真相は不明。
ヨコバイ類は大好きなので今までもいくつか載せたので見てね。
オサヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3
クロスジホソサジヨコバイ
キウイヒメヨコバイ
--カメムシ目 ヨコバイ科 ヒメヨコバイ亜科-- 分布:全国
HK
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ということで天気が良いのでカメラ片手に公園へ。
目立つ昆虫がいない季節なので最初から葉っぱめくり。
さてラッキーなことに一発めに初めての虫に出会ったよ。

2016.1.1
動きが素早いからピンボケの1枚だけ。
でも黒い帯と翅の先の2つの黒点がすてきだから載せちゃう。
(念のため上が頭です)
オビヒメヨコバイ(帯 姫 横這)。
体長5mm程。
帯の色や太さの変化が大きく帯の無い個体もいるそうだ。
尻の先から下の方へ視線を移すと、半透明の長細い卵らしきものが3つ。
このヨコバイが産んで移動したようにも見えるが、真相は不明。
ヨコバイ類は大好きなので今までもいくつか載せたので見てね。
オサヨコバイ
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3
クロスジホソサジヨコバイ
キウイヒメヨコバイ
--カメムシ目 ヨコバイ科 ヒメヨコバイ亜科-- 分布:全国
HK
セミの眼のドーム - 2015.10.08 Thu
目つきが悪いね、君。 - 2015.09.09 Wed
初夏の落花生畑にて。
葉の上に小さな虫がいるよ。

2015.7.20
上から見たらこんなヤツ。
ヨコバイの仲間のようだ。

近寄ってみると・・・・。

なかなかの面構え! 調べてみると、
オサヨコバイ という種類だった。
体長10mm弱くらい。
成虫・幼虫ともに木の樹液を吸う。
複眼から顔の正面を横切る黒い線が特徴だ。
「オサ」の意味は分からなかった。
それにしても頭でっかちだねえ。
--カメムシ目 ヨコバイ科-- 分布:関東以南
YB
ヨコバイの仲間は特に好きな昆虫の上位! 過去記事も見てね。
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3
クロスジホソサジヨコバイ
キウイヒメヨコバイ
葉の上に小さな虫がいるよ。

2015.7.20
上から見たらこんなヤツ。
ヨコバイの仲間のようだ。

近寄ってみると・・・・。

なかなかの面構え! 調べてみると、
オサヨコバイ という種類だった。
体長10mm弱くらい。
成虫・幼虫ともに木の樹液を吸う。
複眼から顔の正面を横切る黒い線が特徴だ。
「オサ」の意味は分からなかった。
それにしても頭でっかちだねえ。
--カメムシ目 ヨコバイ科-- 分布:関東以南
YB
ヨコバイの仲間は特に好きな昆虫の上位! 過去記事も見てね。
ツマグロオオヨコバイ 1、2、3
クロスジホソサジヨコバイ
キウイヒメヨコバイ
たまにはこんなの、アワフキムシ - 2015.07.20 Mon
一度はこんなの見たことある人、いるのでは?
木や草の枝分かれのあたりに白い泡が付いてる。

2015.6.3
実はこれ、アワフキムシ(泡吹虫)という昆虫の、幼虫の住み家なのだ。
アワフキムシといってもいろいろで、
この泡の持ち主の種類まではわからない。

ウンカの仲間に近い虫で、成虫も幼虫も植物の汁を吸う。
(以下調べて分かった内容は、)
幼虫は、吸った汁の中の余分な水分や成分を体外に排出する。
そこに呼吸をするお腹の気門から空気を出して泡を作る。
その泡はとても丈夫で、少々の雨風にはびくともせず、
乾燥を防ぎ断熱効果もある。
蟻などが中に入っても溺れて死んでしまう。
この完璧に安全な巣の中で幼虫は育ち、やがて成虫になり出てゆく。
驚くべき技、生態だ。
写真では、泡の中に黒っぽい虫と思えるものが見えるが、
それが幼虫なのか抜け出た殻なのか分からない。
図鑑には、泡とはとっくに縁の切れた成虫の写真ばかり並んでいる。
専門の図鑑になら、泡の中の幼虫も出ているのだろうな。
--カメムシ目 アワフキムシ科--
KK
木や草の枝分かれのあたりに白い泡が付いてる。

2015.6.3
実はこれ、アワフキムシ(泡吹虫)という昆虫の、幼虫の住み家なのだ。
アワフキムシといってもいろいろで、
この泡の持ち主の種類まではわからない。

ウンカの仲間に近い虫で、成虫も幼虫も植物の汁を吸う。
(以下調べて分かった内容は、)
幼虫は、吸った汁の中の余分な水分や成分を体外に排出する。
そこに呼吸をするお腹の気門から空気を出して泡を作る。
その泡はとても丈夫で、少々の雨風にはびくともせず、
乾燥を防ぎ断熱効果もある。
蟻などが中に入っても溺れて死んでしまう。
この完璧に安全な巣の中で幼虫は育ち、やがて成虫になり出てゆく。
驚くべき技、生態だ。
写真では、泡の中に黒っぽい虫と思えるものが見えるが、
それが幼虫なのか抜け出た殻なのか分からない。
図鑑には、泡とはとっくに縁の切れた成虫の写真ばかり並んでいる。
専門の図鑑になら、泡の中の幼虫も出ているのだろうな。
--カメムシ目 アワフキムシ科--
KK