陽当たりに、おかしなハエ - 2016.11.22 Tue
久しぶりに妙な虫に出合う - 2016.05.31 Tue
木漏れ日の射す草むら。
ふと目に留まったのがこんな虫。ハチかな?
ハチにしては凄みが今イチな気がする。

2016.5.29
近付いてみて分かった、ハエの仲間だ。

翅が左右1枚ずつで、
翅の付け根の少し尻寄りに、平均棍(へいきんこん)がはっきり見える。
白っぽい滴型の薄いのがそれ。
正体は ムネグロメバエ(胸黒眼蝿)。
体長は20ミリ弱の寄生性のハエ。

ハチの仲間は左右2枚ずつの翅があるが、
ハエやアブでは後ろの翅が無くその代わりに平均棍がある。
図鑑などによると、飛んでいる時これで体のバランスをとるそうだ。
平均棍を取りさると飛べなくなるという実験結果も出ていた。

足の先にある2枚の平たい板状のものもいかにも「ハエ」という感じ。
これは裏面が滑り止めの役を果たしているそうだ。

それにしてもこの姿は擬態というやつか。
ちょっと見、アシナガバチのようで近寄りがたい。

でもね、何となくほんのちょっとね、間が抜けて見えた。
近寄っても平気なように見えたんだよ。
--ハエ目 メバエ科-- 分布:本州以南
YB
ふと目に留まったのがこんな虫。ハチかな?
ハチにしては凄みが今イチな気がする。

2016.5.29
近付いてみて分かった、ハエの仲間だ。

翅が左右1枚ずつで、
翅の付け根の少し尻寄りに、平均棍(へいきんこん)がはっきり見える。
白っぽい滴型の薄いのがそれ。
正体は ムネグロメバエ(胸黒眼蝿)。
体長は20ミリ弱の寄生性のハエ。

ハチの仲間は左右2枚ずつの翅があるが、
ハエやアブでは後ろの翅が無くその代わりに平均棍がある。
図鑑などによると、飛んでいる時これで体のバランスをとるそうだ。
平均棍を取りさると飛べなくなるという実験結果も出ていた。

足の先にある2枚の平たい板状のものもいかにも「ハエ」という感じ。
これは裏面が滑り止めの役を果たしているそうだ。

それにしてもこの姿は擬態というやつか。
ちょっと見、アシナガバチのようで近寄りがたい。

でもね、何となくほんのちょっとね、間が抜けて見えた。
近寄っても平気なように見えたんだよ。
--ハエ目 メバエ科-- 分布:本州以南
YB
なかなか良い感じの、ハエ - 2016.01.06 Wed
この冬は今のところ暖冬のようで、野菜につく虫がいつまでも元気だ。
様々な虫の卵やイモ虫、アブラムシが特に多い。
春菊を摘んでいたらこんなハエがいた。

2015.12.20
5mmにも満たない小さなハえだが、妙に目をひく。
頭と胸部はいかにもハエという感じだが
長めの翅は外側が黒みを帯びてとてもきれいだ。

調べてみるとちょっと笑える名だった。
ヘリグロハナレメイエバエ。
漢字にすると 縁黒離れ目家蝿、というところか。
イネ科の植物に来るハエらしいが春菊にいた。
冬だからかな。

ハエ類は一般に、オスは左右の複眼が接していてメスは離れている。
でも名に「ハナレメ」と付いているこのハエはどうなんだろう?
--ハエ目 イエバエ科 ハナレメイエバエ亜科-- 分布:本州以南
TN
様々な虫の卵やイモ虫、アブラムシが特に多い。
春菊を摘んでいたらこんなハエがいた。

2015.12.20
5mmにも満たない小さなハえだが、妙に目をひく。
頭と胸部はいかにもハエという感じだが
長めの翅は外側が黒みを帯びてとてもきれいだ。

調べてみるとちょっと笑える名だった。
ヘリグロハナレメイエバエ。
漢字にすると 縁黒離れ目家蝿、というところか。
イネ科の植物に来るハエらしいが春菊にいた。
冬だからかな。

ハエ類は一般に、オスは左右の複眼が接していてメスは離れている。
でも名に「ハナレメ」と付いているこのハエはどうなんだろう?
--ハエ目 イエバエ科 ハナレメイエバエ亜科-- 分布:本州以南
TN
水滴だらけ、今朝のハエ - 2014.11.13 Thu
寒いとハエも大人しいので...。 - 2014.11.08 Sat
空が重く曇っていた今朝の畑。
野菜に止まっているハエも、
体を暖めてくれる陽差しがないのでじっと動かない。
どこにでもいるセンチニクバエだ。

2014.11.8(以下同じ)
おかげでうんと近付いて、接写がきれいに撮れた。
こんなふうに細部までくっきりと撮れると、
無性にみんなに見せたくなる。
で、部分をトリミングして拡大して、載せちゃう。

左右の複眼の間、まるで皮革を縫い合わせたよう。
こんなふうに両眼の間が広いのはメス。
すごく面白い。
複眼の裏側にまつ毛みたいな毛が、びっしりと生えているんだねぇ。

腹部の毛の規則的な生え方が面白い。
翅の脈もきれい。

後ろ脚の先。
平たい白っぽい部分は、滑り止めの役目をしているらしい。
こうなると、オスの顔のアップも見てみたい。
--ハエ目 ニクバエ科-- 分布:全国
TN
野菜に止まっているハエも、
体を暖めてくれる陽差しがないのでじっと動かない。
どこにでもいるセンチニクバエだ。

2014.11.8(以下同じ)
おかげでうんと近付いて、接写がきれいに撮れた。
こんなふうに細部までくっきりと撮れると、
無性にみんなに見せたくなる。
で、部分をトリミングして拡大して、載せちゃう。

左右の複眼の間、まるで皮革を縫い合わせたよう。
こんなふうに両眼の間が広いのはメス。
すごく面白い。
複眼の裏側にまつ毛みたいな毛が、びっしりと生えているんだねぇ。

腹部の毛の規則的な生え方が面白い。
翅の脈もきれい。

後ろ脚の先。
平たい白っぽい部分は、滑り止めの役目をしているらしい。
こうなると、オスの顔のアップも見てみたい。
--ハエ目 ニクバエ科-- 分布:全国
TN
小さな可愛らしいハエ - 2014.11.06 Thu
今日のハエの写真は、全て自宅のベランダで撮ったもの。
特にめずらしい種類ではないのに、他所で見たことが無い。
ほんの5mmほどの小さなハエだから、外では見逃しているのかな。
見つけたのは古い物干竿の上。

2012.4.26(2枚)
そのあと少し飛んで、手すりの上で水滴から水分補給。

別の日、朝陽を浴びて。

2014.5.17(2枚)
ハエの顔を正面から見ると本当におもしろい。

ここまで4枚は左右の複眼の間が広いからメスだ。
下の1枚はオス。
両眼の間がほとんど接しているでしょ?
たいていのハエ・アブは、これでメスとオスの区別ができるようだ。
ただし、「離れているか接しているか」でなく
離れ具合が「広いか狭いか」、なんて微妙な種類もいる。

2014.7.2
今日のハエは比較的特徴がはっきりしていて、見分けやすい。
クロオビハナバエ(黒帯花蠅)。
幼・成虫ともに、動物の糞を食べる。(何故に花蝿?)
白っぽい地に黒い帯がなかなか良いよね!
--ハエ目 ハナバエ科-- 分布:全国
H2
特にめずらしい種類ではないのに、他所で見たことが無い。
ほんの5mmほどの小さなハエだから、外では見逃しているのかな。
見つけたのは古い物干竿の上。

2012.4.26(2枚)
そのあと少し飛んで、手すりの上で水滴から水分補給。

別の日、朝陽を浴びて。

2014.5.17(2枚)
ハエの顔を正面から見ると本当におもしろい。

ここまで4枚は左右の複眼の間が広いからメスだ。
下の1枚はオス。
両眼の間がほとんど接しているでしょ?
たいていのハエ・アブは、これでメスとオスの区別ができるようだ。
ただし、「離れているか接しているか」でなく
離れ具合が「広いか狭いか」、なんて微妙な種類もいる。

2014.7.2
今日のハエは比較的特徴がはっきりしていて、見分けやすい。
クロオビハナバエ(黒帯花蠅)。
幼・成虫ともに、動物の糞を食べる。(何故に花蝿?)
白っぽい地に黒い帯がなかなか良いよね!
--ハエ目 ハナバエ科-- 分布:全国
H2
ハエの脚が長いとどうなるの? - 2014.08.08 Fri
金属のように光るキンバエというハエがいるが、
ピカピカさは似てはいても、全然スタイルが違ーう!

2014.7.21(2枚)
遠目からでもピッカピカに目立つ、小型のハエ。
近付いてみると・・・。

アシナガキンバエ という。
頭から翅先までで6mmくらい。
わりとよく見かけるハエだ。
ただし、「アシナガキンバエ」の名は一般的な呼称で、
実際のアシナガキンバエは別にいて(日本にはいないとか)、
正しくは何バエなのか、私にはよく分らなかった。
どちらにしても、アシナガであることは一目瞭然、間違いないよね!

2014.7.19
上は、別の日の写真をうんと拡大したもので、何か虫をくわえている。
このハエは、自分より小さい虫を食べるそうだ。
--ハエ目 アシナガバエ科--
ピカピカさは似てはいても、全然スタイルが違ーう!

2014.7.21(2枚)
遠目からでもピッカピカに目立つ、小型のハエ。
近付いてみると・・・。

アシナガキンバエ という。
頭から翅先までで6mmくらい。
わりとよく見かけるハエだ。
ただし、「アシナガキンバエ」の名は一般的な呼称で、
実際のアシナガキンバエは別にいて(日本にはいないとか)、
正しくは何バエなのか、私にはよく分らなかった。
どちらにしても、アシナガであることは一目瞭然、間違いないよね!

2014.7.19
上は、別の日の写真をうんと拡大したもので、何か虫をくわえている。
このハエは、自分より小さい虫を食べるそうだ。
--ハエ目 アシナガバエ科--
美しい模様の翅、ハエ - 2014.04.26 Sat
朝早く草むらでヘビイチゴを見ていたら、黒い2つの点々が目に入った。

2014.4.26(2枚とも)
近くに寄って良く見てみたら...。

なんと模様の美しいハエ。
調べたら、ツマホシケブカミバエ(実蝿)
という、体長5mmほどの小さなハエだった。
面白いことに、このバエは踊る。
YouTubeにも「ツマホシケブカミバエのダンス」というのが
いくつもアップされていた。
左右の翅を交互に上から横へと回転させるように動かす。
ある昆虫関連のブログに書かれていたのは、
近付いて来たアリに向かってこの動作をしたら、アリが退散したそうだ。
黒い模様だけが目立ち、それが動く生き物に見えるのではないかとの推測が。
見てみたいなあ。
--ハエ目 ミバエ科--

2014.4.26(2枚とも)
近くに寄って良く見てみたら...。

なんと模様の美しいハエ。
調べたら、ツマホシケブカミバエ(実蝿)
という、体長5mmほどの小さなハエだった。
面白いことに、このバエは踊る。
YouTubeにも「ツマホシケブカミバエのダンス」というのが
いくつもアップされていた。
左右の翅を交互に上から横へと回転させるように動かす。
ある昆虫関連のブログに書かれていたのは、
近付いて来たアリに向かってこの動作をしたら、アリが退散したそうだ。
黒い模様だけが目立ち、それが動く生き物に見えるのではないかとの推測が。
見てみたいなあ。
--ハエ目 ミバエ科--