2017-05

トリバガ 2016 - 2017.01.04 Wed

この奇妙キテレツな姿のガ。

初めて見たときまさか「蛾」だとは思わなかったガ。



     N7840.jpg
      2016.11.12


ちょっと見、何が何だか判らないこのガ、トリバガ(鳥羽蛾)の仲間だ。

過去2回の記事とは異なる写真が撮れたので、載せることにした。 (→ 過去記事 12

この個性的な形故に、最近ではかえって見つけ易くなった気がする。



N7844.jpg


調べてみたら

ブドウトリバ(葡萄鳥羽)のようだ。

開いた翅の左右幅が20mm弱くらい。
成虫はヴドウ類の植物(ブドウ、ノブドウ、ヤブガラシ等々)の花などを食べる。
幼虫はブドウの茎の中で育つらしく、農家にとっては害虫である。

この時止まっていたのは、昆虫たちに人気が高いツワブキの花。

それにしても脚のトゲトゲは邪魔じゃないのだろうか。





--チョウ目 トリバガ科--  分布:本州以南
ABH



ツワブキの花は大人気! - 2016.11.10 Thu

いそうでいない、撮ったようで撮っていなかった黄色い蝶々。


透けて見える前翅の黒い縁模様から、

キタキチョウ のようだ。


ツワブキの花で発見。


      1450021-1.jpg
       2016.11.4(全て)




     1450028-2.jpg





ツワブキの花の蜜はよほど美味しいらしく、虫たちの人気の的だ。

↓ チョウとハチと甲虫が揃い踏み。

N7761-3.jpg

小さな黒い甲虫はたぶん

ルリマルノミハムシ(瑠璃丸蚤葉虫)

蜜よりも花そのものを食べるそうだ。



このハチは図体は大きいけれど、大人しくて
近付いても植物に触っても知らんぷりだ。

1450029-4.jpg

キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)

と思われる。(→過去記事
ツチバチの仲間は、土に潜って黄金虫の幼虫(芋虫)に卵を産みつける。



     1450026-5.jpg


小さなハチや、モンシロチョウもいたよ。






--チョウ目 シロチョウ科--  分布:(キタキ)本州以南、(モンシロ)全国

ルリマルノミハムシ
--甲虫目 ハムシ科 ノミハムシ亜科--  分布:全国

キンケハラナガツチバチ
--ハチ目 ツチバチ科--  分布:本州以南
HK





久しぶりに綺麗なチョウチョ。 - 2016.10.23 Sun

秋晴れの日、線路っぷちの道は真夏並みの日差し。

風もあり揺れる野草を眺めながら歩いていると。



N7640-1.jpg
 2016.10.18


背の高い草の合間に、チョウが1匹止まっているのが見えた。



N7643-2.jpg



込み入った模様の、大好きなタテハチョウの仲間のような感じ。



N7649-3.jpg


風に揺れた草が陰をつくると、
陽の光に照らされていた部分に、きれいな青とオレンジ色が現れた。

なんて美しい色!



しばらく見ていたら翅を開いてくれた!


N7670-4.jpg





N7664-5.jpg



この翅の表面の模様をたよりに調べてみたら、どうやら

アカタテハ(赤蛺蝶) のようだ。

広げた翅の幅で55mmくらいか。
翅のすみずみまで傷もかすれも無くみずみずしい。
羽化してそんなに時間がたっていないのかもしれないな。





久しぶりにきれいなチョウを見たなぁと、歩いていたら
10メートル程でまた一匹いた。
今度は花の吸蜜中でせわしなく、じっとしてくれない(そりゃそうだよね)。


N7677-6.jpg

さっきと同じアカタテハ、みたいだけど少し小さいな。
その場では細かい所までは分からず、家で写真を見比べてみた。

そうしたらやはり細かい所が少し違う。

     N7678-7.jpg

この写真に丸を付けてみた↓ 良かったらさっきの翅を広げたアカタテハと比べてみて。

     N7678-b-8.jpg

[相違点]
・右上の丸の辺りが、アカタテハのように縁どられていない。
・左下の丸の中の白点の形や並び方が異なる。


というわけで、こちらは

ヒメアカタテハ でしたー。




図鑑のページに並んで載っている異なるチョウを、すぐ近くで見ることが出来た。

なんてうれしい!






どちらも --チョウ目 タテハチョウ科--  分布:全国
ST-MB



やはり好きだなあ。 - 2016.10.11 Tue

草はらの中に三角が見えた。




 2016.10.5


10mm程の小さなガだった。



     N7459.jpg



キアヤヒメノメイガ。

黄 綾 姫 野 螟蛾



N7463.jpg



やっぱり蛾はいいなあ。








--チョウ目 ツトガ科 ノメイガ亜科--  分布:ほぼ全国
HK


あの子は今どこに。尺取り虫 - 2016.09.04 Sun

またまた一カ月以上さぼってしまった。

それでも覗きに来てくださった皆様、ずうっと変わらない場面でごめんなさい。

そこで今日は素晴らしく美しい虫を載せ・・ようと思いましたが、
相変わらずイモムシです。




N6960-1.jpg


ある朝ベランダの植木鉢の下に、黒い少し尖った粒つぶがいっぱい。
間違いなく芋虫か毛虫のフンである。





     N6963-2.jpg


さてどこにいるか判りますか? (難易度:低)

どうやらシャクガの幼虫、いわゆる尺取り虫と思われる。



これ以上葉っぱを食われると困るので(木はレンギョウ)、
手で取ってポイしようとするも、しがみ付く力が強くて剥がれない。

そうこうするうち、嫌がってこんな形になった。

     N7017-3.jpg


後ろ脚でしっかり掴まって、上半身を突っ張っている。

この姿勢には秘密があるのだ。




N7010-4.jpg

ほら、口から細い糸を出しているのが見える?

こんなふうにしてじっとしていると、まるで小枝のようだ。



しめた!と思い後ろ脚を剥がしにかかったが、
これがうんともすんとも動かない。もの凄い吸着力!

しつこく剥がそうとしていたら、今度はこんな姿に。

N7022 (1)-5

もうわたしは怒ったぞ、とやっとのことで爪で後ろ脚を剥がし
こういう時にいつもするように
下の大家さんの庭に向かってポイッと放った。




落ちた所を見定めるため(遠くは見える目)覗きこむと・・・


N7024 (1)-6

あれ〜、あんなところに引っ掛かってるよ! (丸の中)



大家さんの百日紅の枝にしっかりつかまっているではないか。
少々ウドンコ病がでているようだ。

しばらく見ていたけれど動かないし、暇でもなかったので
この後どうなったかは知らない。
ちゃんと大人になれただろうか。





アオムシの代表は絶対、私 - 2016.05.14 Sat

畑のすみに小松菜の花が咲いていて、家で楽しもうと切ってきた。

黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。

・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく

4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。


N6157-1.jpg
 2016.5.2



床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。



     N6165-2.jpg



成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。



N6153-3.jpg



真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)

そして初めて気が付いた。



N6163-4.jpg



ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。

体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!

(右端の少し色の濃いところが頭だよ)


  ※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾







--チョウ目 シロチョウ科--  分布:全国
H1


去年のイモムシ オオミズアオ - 2016.03.25 Fri

昨年の9月、公園のツツジの葉陰にいたイモムシ。




 2016.9.27 ↑左が頭。丸めている。


このイモムシの親は超大物のガだ。
翅を広げて止まる大きさは、広げた掌くらい(小さめの女性のね)。

オオミズアオ というとても優雅な姿のガ。


N5073b.jpg
  ↑右が頭。茶色い部分がちょうどお面を被ったような顔(?)と、
   ギュッと集まった3対の小さな足。


(成虫=ガの)色はほんのり青味のある白で後翅の先が長く伸びた形で、
飛ぶ、というよりふわふわと空気のように流れる感じ。

薄暗い木陰を移動するその姿は、異世界にいるようでみとれてしまう。



・・・とそんな雰囲気のカケラもないイモムシの写真を見せられてもねぇ。

図鑑でも良いからぜひ成虫の姿を見て欲しい。


     N5071b.jpg 前から見た頭部



子供の頃は夜、街灯の下に止まっている姿を見ることがあった。

大人になって初めて、昨年ちょっとした木陰で
突然出合うことができ、私の方が舞い上がってしまった。
まだこんな身近にいるんだ! 感激!
(残念なことに写真は撮れなかった)


その後みつけたこのイモムシが、
オオミズアオの幼虫と知ってまたびっくり!
(イモムシとしてはまだ若齢のようだ)




思っていた以上にまだまだ身近な種類なのかも知れないな。





--チョウ目 ヤママユガ科--  分布:ほぼ全国
HK


去年のイモムシ 続編の若者 - 2016.02.27 Sat

去年の秋のこと。

友人の庭で育てていた胡麻の葉をムシャムシャしてた芋虫。


     N5271-1.jpg
      2015.10.15

種類が分からないまま忘れていたら、な、何ということ!

前回載せた シモフリスズメの幼虫 の若者であることが判明。


N5269-2.jpg


真横から見た姿。
まるで別ものだよ〜。

やはりびっくりさせてしまい、前方の6本の脚を離してぶら下がっている姿。
この子(B君)が何回か分からないが脱皮をして、前回のイモムシ(A君)になるわけだ。



     N5264-3.jpg


顔の拡大。
A君にあった黄色い細い帯がうっすら見える。
その帯の上方、ぎゅっと集めた脚に近いあたりのすぐ横に
ちっちゃな黒い点が見える? それが目だ。



下の写真はちょうど胴の真ん中あたり。
犬のおっぱいみたいなのが並んでいるがこれは腹脚(前回参照)。
物を掴んでいないとこんなふうなんだ・・・。

     N5264b-4.jpg





     N5265-5.jpg

尻の突起はやはりA君のようにブツブツがあるが、長い。
体が小さいB君だからそう見えるのか、それ以上に長いような気がする。


段階の異なるイモムシを見ることができたから、今年は成虫を見たいけど
なかなかこれが難しいのです。





--チョウ目 スズメガ科--
US


去年のイモムシたち 続編 - 2016.02.20 Sat

去年はイモムシをたくさん見た。主にガのイモムシ。

けっこう受けたのがストラップにもなっているクロメンガタスズメ

今日の芋虫はそのストラップ芋虫に良く似たヤツだ。


N5139-1.jpg
 2015.10.4

わたしの虫撮りの定番の場所のひとつ、公園の小さな森の中。
木の葉をむしゃむしゃ食べているところを発見。

名は シモフリスズメ

体長60mmくらい。成虫はとても地味なスズメガだ。




     N5140-2.jpg

ムシャムシャ、ムシャムシャ。





N5148-3.jpg

うっかり葉に触れたらびっくりして食事を中断してしまった。
この写真が1番、体全体の色や模様が分かる。




     N5150-4.jpg

拝むように揃えた6本の脚が何とも可愛らしい。
この6本が成虫まで残っている脚。




N5154-5.jpg

そしてこちらはイモムシ時代にだけある後ろの方の脚(腹脚、さらに1番後ろは尾脚という)。
私の大好物。(今までに何回も書いたけど)
ぎゅっと枝をつかんでいるのがたまらなく愛しいんだ。(これもいつも書く)




     N5147-6.jpg

これはスズメガ科の幼虫の特徴である尻先の突起。
イボイボがあるところはクロメンガタスズメのと同じだが先は丸まっていない。



ほら、クロメン君はこんなふう。↓

     N4922-6.jpg






というわけ(?)で芋虫がしばらく続くと思うけど我慢して見に来てね。




--キョウ目 スズメガ科--  分布:本州以南
HK



Z氏が発見! 迷彩の蛾 - 2015.12.20 Sun

2人で公園をぶらついていた時、
Z氏が「これガじゃない?」と木の幹を指差した。



     N4895.jpg
      2015.9.16



でかした! Z君。

それにしても良く見つけたねえ。



     N4898.jpg



キノカワガ(木皮蛾)というガだった。

見たままそのままの名前だ。
体と翅のゴツゴツ具合が、
ひび割れた木の皮とそこに生えたコケの質感まで表している。
色合いがわずかに惜しいなあ。



このごろZ氏は、自分の資料写真撮りの途中で昆虫をみつけると
写真に撮ってきてくれたり、一緒にいれば教えてくれる。
目が少し虫仕様になってきたんだね。
これからもさらに仕様に磨きをかけてください。

触れないけどね。







--チョウ目 コブガ科--  分布:本州以南
HK



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Author:Yaruqi
Zubolaの奥、Yaruqi です。
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

なお、動植物の同定は
正確ではありません。

過去記事も是非!

( 訪問の足跡は『Zubolaですが。』
になるかもしれません ) 

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