お土産は素晴らしい、蛾。 - 2017.08.05 Sat
ある日のこと。
カメラ片手に素材探しに出ていたZ氏が、土産を持って帰ってきた。
それはそれは素晴らしい、ガ、の、写真。

2017.7.27
ほら! 凄いすごい!!
上方に2本、左右に2本あるソフトクリームみたいなのは脚。
後ろ脚は隠れている。
脚だけでなく体中毛むくじゃらだ。

調べてみると、オオモクメシャチホコ のようだ。
体長40mmはあったって。
幼虫は木の葉を食べるそうだ。

名前が示すように見事な木目模様。
腹部の背中側にある黒い斑模様もおもしろい。

下から見ると腹部も毛が密生しているのがわかる。

上から見ると。
いったい目はどこにあるんだ?
Zさんよく見つけたね、お手柄お手柄。
虫は苦手なのに、近寄って何枚も写真を撮ってくれてありがとー!
このお礼はいつか必ずっ。
それにしても私も実物を見たいナーー。
--チョウ目 シャチホコガ科-- 分布:ほぼ全国
HK
カメラ片手に素材探しに出ていたZ氏が、土産を持って帰ってきた。
それはそれは素晴らしい、ガ、の、写真。

2017.7.27
ほら! 凄いすごい!!
上方に2本、左右に2本あるソフトクリームみたいなのは脚。
後ろ脚は隠れている。
脚だけでなく体中毛むくじゃらだ。

調べてみると、オオモクメシャチホコ のようだ。
体長40mmはあったって。
幼虫は木の葉を食べるそうだ。

名前が示すように見事な木目模様。
腹部の背中側にある黒い斑模様もおもしろい。

下から見ると腹部も毛が密生しているのがわかる。

上から見ると。
いったい目はどこにあるんだ?
Zさんよく見つけたね、お手柄お手柄。
虫は苦手なのに、近寄って何枚も写真を撮ってくれてありがとー!
このお礼はいつか必ずっ。
それにしても私も実物を見たいナーー。
--チョウ目 シャチホコガ科-- 分布:ほぼ全国
HK
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畑の小さい虫たち - 2017.06.16 Fri
3月に今年度の体験農園が始まる頃、畑にはほとんど虫がいない。
正確には、いないというより見えない。
だんだん季節が進み気温が上昇してくると...。
10日ほど前、視界に入った昆虫たちを撮ってみた。

2017.6.5(以下同じ)
ナミテントウ(アブラムシなどを食べる)の二紋型。

小さなハエ。

ハラビロカマキリの子供。

トウモロコシの雄花の穂にたくさん付いていたので
これは怪しいぞ、と穂の中をかき分けてみると。
トウモロコシの敵・アワノメイガの幼虫(ごく小さな芋虫)が数匹いた〜。
チビカマ、遠慮なく食べてね、というかガンバレー!

コナガ(小菜蛾)。
(体長12〜13mm。幼虫はアブラナ科などの葉を食べる。分布:全国)

シバツトガ(芝苞蛾)。
(幼虫は芝生の「害虫」、分布:全国) →過去記事

シロスジツトガ(白条苞蛾)。
(体長20mmほど。ツトガ科、分布:全国)
これからはこの他にも
カメムシやコガネムシの仲間、その他いろいろの季節になる。
TN
正確には、いないというより見えない。
だんだん季節が進み気温が上昇してくると...。
10日ほど前、視界に入った昆虫たちを撮ってみた。

2017.6.5(以下同じ)
ナミテントウ(アブラムシなどを食べる)の二紋型。

小さなハエ。

ハラビロカマキリの子供。

トウモロコシの雄花の穂にたくさん付いていたので
これは怪しいぞ、と穂の中をかき分けてみると。
トウモロコシの敵・アワノメイガの幼虫(ごく小さな芋虫)が数匹いた〜。
チビカマ、遠慮なく食べてね、というかガンバレー!

コナガ(小菜蛾)。
(体長12〜13mm。幼虫はアブラナ科などの葉を食べる。分布:全国)

シバツトガ(芝苞蛾)。
(幼虫は芝生の「害虫」、分布:全国) →過去記事

シロスジツトガ(白条苞蛾)。
(体長20mmほど。ツトガ科、分布:全国)
これからはこの他にも
カメムシやコガネムシの仲間、その他いろいろの季節になる。
TN
トリバガ 2016 - 2017.01.04 Wed
この奇妙キテレツな姿のガ。
初めて見たときまさか「蛾」だとは思わなかったガ。

2016.11.12
ちょっと見、何が何だか判らないこのガ、トリバガ(鳥羽蛾)の仲間だ。
過去2回の記事とは異なる写真が撮れたので、載せることにした。 (→ 過去記事 1、2 )
この個性的な形故に、最近ではかえって見つけ易くなった気がする。

調べてみたら
ブドウトリバ(葡萄鳥羽)のようだ。
開いた翅の左右幅が20mm弱くらい。
成虫はヴドウ類の植物(ブドウ、ノブドウ、ヤブガラシ等々)の花などを食べる。
幼虫はブドウの茎の中で育つらしく、農家にとっては害虫である。
この時止まっていたのは、昆虫たちに人気が高いツワブキの花。
それにしても脚のトゲトゲは邪魔じゃないのだろうか。
--チョウ目 トリバガ科-- 分布:本州以南
ABH
初めて見たときまさか「蛾」だとは思わなかったガ。

2016.11.12
ちょっと見、何が何だか判らないこのガ、トリバガ(鳥羽蛾)の仲間だ。
過去2回の記事とは異なる写真が撮れたので、載せることにした。 (→ 過去記事 1、2 )
この個性的な形故に、最近ではかえって見つけ易くなった気がする。

調べてみたら
ブドウトリバ(葡萄鳥羽)のようだ。
開いた翅の左右幅が20mm弱くらい。
成虫はヴドウ類の植物(ブドウ、ノブドウ、ヤブガラシ等々)の花などを食べる。
幼虫はブドウの茎の中で育つらしく、農家にとっては害虫である。
この時止まっていたのは、昆虫たちに人気が高いツワブキの花。
それにしても脚のトゲトゲは邪魔じゃないのだろうか。
--チョウ目 トリバガ科-- 分布:本州以南
ABH
ツワブキの花は大人気! - 2016.11.10 Thu
いそうでいない、撮ったようで撮っていなかった黄色い蝶々。
透けて見える前翅の黒い縁模様から、
キタキチョウ のようだ。
ツワブキの花で発見。

2016.11.4(全て)

ツワブキの花の蜜はよほど美味しいらしく、虫たちの人気の的だ。
↓ チョウとハチと甲虫が揃い踏み。

小さな黒い甲虫はたぶん
ルリマルノミハムシ(瑠璃丸蚤葉虫)
蜜よりも花そのものを食べるそうだ。
このハチは図体は大きいけれど、大人しくて
近付いても植物に触っても知らんぷりだ。

キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)
と思われる。(→過去記事)
ツチバチの仲間は、土に潜って黄金虫の幼虫(芋虫)に卵を産みつける。

小さなハチや、モンシロチョウもいたよ。
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:(キタキ)本州以南、(モンシロ)全国
ルリマルノミハムシ
--甲虫目 ハムシ科 ノミハムシ亜科-- 分布:全国
キンケハラナガツチバチ
--ハチ目 ツチバチ科-- 分布:本州以南
HK
透けて見える前翅の黒い縁模様から、
キタキチョウ のようだ。
ツワブキの花で発見。

2016.11.4(全て)

ツワブキの花の蜜はよほど美味しいらしく、虫たちの人気の的だ。
↓ チョウとハチと甲虫が揃い踏み。

小さな黒い甲虫はたぶん
ルリマルノミハムシ(瑠璃丸蚤葉虫)
蜜よりも花そのものを食べるそうだ。
このハチは図体は大きいけれど、大人しくて
近付いても植物に触っても知らんぷりだ。

キンケハラナガツチバチ(金毛腹長土蜂)
と思われる。(→過去記事)
ツチバチの仲間は、土に潜って黄金虫の幼虫(芋虫)に卵を産みつける。

小さなハチや、モンシロチョウもいたよ。
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:(キタキ)本州以南、(モンシロ)全国
ルリマルノミハムシ
--甲虫目 ハムシ科 ノミハムシ亜科-- 分布:全国
キンケハラナガツチバチ
--ハチ目 ツチバチ科-- 分布:本州以南
HK
久しぶりに綺麗なチョウチョ。 - 2016.10.23 Sun
秋晴れの日、線路っぷちの道は真夏並みの日差し。
風もあり揺れる野草を眺めながら歩いていると。

2016.10.18
背の高い草の合間に、チョウが1匹止まっているのが見えた。

込み入った模様の、大好きなタテハチョウの仲間のような感じ。

風に揺れた草が陰をつくると、
陽の光に照らされていた部分に、きれいな青とオレンジ色が現れた。
なんて美しい色!
しばらく見ていたら翅を開いてくれた!


この翅の表面の模様をたよりに調べてみたら、どうやら
アカタテハ(赤蛺蝶) のようだ。
広げた翅の幅で55mmくらいか。
翅のすみずみまで傷もかすれも無くみずみずしい。
羽化してそんなに時間がたっていないのかもしれないな。
久しぶりにきれいなチョウを見たなぁと、歩いていたら
10メートル程でまた一匹いた。
今度は花の吸蜜中でせわしなく、じっとしてくれない(そりゃそうだよね)。

さっきと同じアカタテハ、みたいだけど少し小さいな。
その場では細かい所までは分からず、家で写真を見比べてみた。
そうしたらやはり細かい所が少し違う。

この写真に丸を付けてみた↓ 良かったらさっきの翅を広げたアカタテハと比べてみて。

[相違点]
・右上の丸の辺りが、アカタテハのように縁どられていない。
・左下の丸の中の白点の形や並び方が異なる。
というわけで、こちらは
ヒメアカタテハ でしたー。
図鑑のページに並んで載っている異なるチョウを、すぐ近くで見ることが出来た。
なんてうれしい!
どちらも --チョウ目 タテハチョウ科-- 分布:全国
ST-MB
風もあり揺れる野草を眺めながら歩いていると。

2016.10.18
背の高い草の合間に、チョウが1匹止まっているのが見えた。

込み入った模様の、大好きなタテハチョウの仲間のような感じ。

風に揺れた草が陰をつくると、
陽の光に照らされていた部分に、きれいな青とオレンジ色が現れた。
なんて美しい色!
しばらく見ていたら翅を開いてくれた!


この翅の表面の模様をたよりに調べてみたら、どうやら
アカタテハ(赤蛺蝶) のようだ。
広げた翅の幅で55mmくらいか。
翅のすみずみまで傷もかすれも無くみずみずしい。
羽化してそんなに時間がたっていないのかもしれないな。
久しぶりにきれいなチョウを見たなぁと、歩いていたら
10メートル程でまた一匹いた。
今度は花の吸蜜中でせわしなく、じっとしてくれない(そりゃそうだよね)。

さっきと同じアカタテハ、みたいだけど少し小さいな。
その場では細かい所までは分からず、家で写真を見比べてみた。
そうしたらやはり細かい所が少し違う。

この写真に丸を付けてみた↓ 良かったらさっきの翅を広げたアカタテハと比べてみて。

[相違点]
・右上の丸の辺りが、アカタテハのように縁どられていない。
・左下の丸の中の白点の形や並び方が異なる。
というわけで、こちらは
ヒメアカタテハ でしたー。
図鑑のページに並んで載っている異なるチョウを、すぐ近くで見ることが出来た。
なんてうれしい!
どちらも --チョウ目 タテハチョウ科-- 分布:全国
ST-MB
やはり好きだなあ。 - 2016.10.11 Tue
あの子は今どこに。尺取り虫 - 2016.09.04 Sun
またまた一カ月以上さぼってしまった。
それでも覗きに来てくださった皆様、ずうっと変わらない場面でごめんなさい。
そこで今日は素晴らしく美しい虫を載せ・・ようと思いましたが、
相変わらずイモムシです。

ある朝ベランダの植木鉢の下に、黒い少し尖った粒つぶがいっぱい。
間違いなく芋虫か毛虫のフンである。

さてどこにいるか判りますか? (難易度:低)
どうやらシャクガの幼虫、いわゆる尺取り虫と思われる。
これ以上葉っぱを食われると困るので(木はレンギョウ)、
手で取ってポイしようとするも、しがみ付く力が強くて剥がれない。
そうこうするうち、嫌がってこんな形になった。

後ろ脚でしっかり掴まって、上半身を突っ張っている。
この姿勢には秘密があるのだ。

ほら、口から細い糸を出しているのが見える?
こんなふうにしてじっとしていると、まるで小枝のようだ。
しめた!と思い後ろ脚を剥がしにかかったが、
これがうんともすんとも動かない。もの凄い吸着力!
しつこく剥がそうとしていたら、今度はこんな姿に。

もうわたしは怒ったぞ、とやっとのことで爪で後ろ脚を剥がし
こういう時にいつもするように
下の大家さんの庭に向かってポイッと放った。
落ちた所を見定めるため(遠くは見える目)覗きこむと・・・

あれ〜、あんなところに引っ掛かってるよ! (丸の中)
大家さんの百日紅の枝にしっかりつかまっているではないか。
少々ウドンコ病がでているようだ。
しばらく見ていたけれど動かないし、暇でもなかったので
この後どうなったかは知らない。
ちゃんと大人になれただろうか。
それでも覗きに来てくださった皆様、ずうっと変わらない場面でごめんなさい。
そこで今日は素晴らしく美しい虫を載せ・・ようと思いましたが、
相変わらずイモムシです。

ある朝ベランダの植木鉢の下に、黒い少し尖った粒つぶがいっぱい。
間違いなく芋虫か毛虫のフンである。

さてどこにいるか判りますか? (難易度:低)
どうやらシャクガの幼虫、いわゆる尺取り虫と思われる。
これ以上葉っぱを食われると困るので(木はレンギョウ)、
手で取ってポイしようとするも、しがみ付く力が強くて剥がれない。
そうこうするうち、嫌がってこんな形になった。

後ろ脚でしっかり掴まって、上半身を突っ張っている。
この姿勢には秘密があるのだ。

ほら、口から細い糸を出しているのが見える?
こんなふうにしてじっとしていると、まるで小枝のようだ。
しめた!と思い後ろ脚を剥がしにかかったが、
これがうんともすんとも動かない。もの凄い吸着力!
しつこく剥がそうとしていたら、今度はこんな姿に。

もうわたしは怒ったぞ、とやっとのことで爪で後ろ脚を剥がし
こういう時にいつもするように
下の大家さんの庭に向かってポイッと放った。
落ちた所を見定めるため(遠くは見える目)覗きこむと・・・

あれ〜、あんなところに引っ掛かってるよ! (丸の中)
大家さんの百日紅の枝にしっかりつかまっているではないか。
少々ウドンコ病がでているようだ。
しばらく見ていたけれど動かないし、暇でもなかったので
この後どうなったかは知らない。
ちゃんと大人になれただろうか。
アオムシの代表は絶対、私 - 2016.05.14 Sat
畑のすみに小松菜の花が咲いていて、家で楽しもうと切ってきた。
黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。
・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく
4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。

2016.5.2
床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。

成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。

真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)
そして初めて気が付いた。

ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。
体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!
(右端の少し色の濃いところが頭だよ)
※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾 )
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:全国
H1
黄色い花が散り終わっても種のサヤの形が楽しくて、何日もずっと飾っていた。
・・・ら、どうやらモンシロチョウが卵を産みつけていたらしく
4日後の朝、大小3匹のアオムシを発見。

2016.5.2
床がフンだらけになる前に花瓶ごとベランダへ移動。
上の写真は小ちゃい子、下は30ミリほどに成長した子。

成長した子の周りのサヤは全て食われて影も形も無いね。

真横から見るとなかなかきれいな弧を描いている。(左が頭)
そして初めて気が付いた。

ただの黄緑色のイモ虫じゃあないんだ。
体の側面に黄色い点々、飾りがあったんだ!
(右端の少し色の濃いところが頭だよ)
※モンシロチョウ過去記事( ストロー 産卵 交尾 )
--チョウ目 シロチョウ科-- 分布:全国
H1
去年のイモムシ オオミズアオ - 2016.03.25 Fri
昨年の9月、公園のツツジの葉陰にいたイモムシ。

2016.9.27 ↑左が頭。丸めている。
このイモムシの親は超大物のガだ。
翅を広げて止まる大きさは、広げた掌くらい(小さめの女性のね)。
オオミズアオ というとても優雅な姿のガ。

↑右が頭。茶色い部分がちょうどお面を被ったような顔(?)と、
ギュッと集まった3対の小さな足。
(成虫=ガの)色はほんのり青味のある白で後翅の先が長く伸びた形で、
飛ぶ、というよりふわふわと空気のように流れる感じ。
薄暗い木陰を移動するその姿は、異世界にいるようでみとれてしまう。
・・・とそんな雰囲気のカケラもないイモムシの写真を見せられてもねぇ。
図鑑でも良いからぜひ成虫の姿を見て欲しい。
前から見た頭部
子供の頃は夜、街灯の下に止まっている姿を見ることがあった。
大人になって初めて、昨年ちょっとした木陰で
突然出合うことができ、私の方が舞い上がってしまった。
まだこんな身近にいるんだ! 感激!
(残念なことに写真は撮れなかった)
その後みつけたこのイモムシが、
オオミズアオの幼虫と知ってまたびっくり!
(イモムシとしてはまだ若齢のようだ)
思っていた以上にまだまだ身近な種類なのかも知れないな。
--チョウ目 ヤママユガ科-- 分布:ほぼ全国
HK

2016.9.27 ↑左が頭。丸めている。
このイモムシの親は超大物のガだ。
翅を広げて止まる大きさは、広げた掌くらい(小さめの女性のね)。
オオミズアオ というとても優雅な姿のガ。

↑右が頭。茶色い部分がちょうどお面を被ったような顔(?)と、
ギュッと集まった3対の小さな足。
(成虫=ガの)色はほんのり青味のある白で後翅の先が長く伸びた形で、
飛ぶ、というよりふわふわと空気のように流れる感じ。
薄暗い木陰を移動するその姿は、異世界にいるようでみとれてしまう。
・・・とそんな雰囲気のカケラもないイモムシの写真を見せられてもねぇ。
図鑑でも良いからぜひ成虫の姿を見て欲しい。

子供の頃は夜、街灯の下に止まっている姿を見ることがあった。
大人になって初めて、昨年ちょっとした木陰で
突然出合うことができ、私の方が舞い上がってしまった。
まだこんな身近にいるんだ! 感激!
(残念なことに写真は撮れなかった)
その後みつけたこのイモムシが、
オオミズアオの幼虫と知ってまたびっくり!
(イモムシとしてはまだ若齢のようだ)
思っていた以上にまだまだ身近な種類なのかも知れないな。
--チョウ目 ヤママユガ科-- 分布:ほぼ全国
HK
去年のイモムシ 続編の若者 - 2016.02.27 Sat
去年の秋のこと。
友人の庭で育てていた胡麻の葉をムシャムシャしてた芋虫。

2015.10.15
種類が分からないまま忘れていたら、な、何ということ!
前回載せた シモフリスズメの幼虫 の若者であることが判明。

真横から見た姿。
まるで別ものだよ〜。
やはりびっくりさせてしまい、前方の6本の脚を離してぶら下がっている姿。
この子(B君)が何回か分からないが脱皮をして、前回のイモムシ(A君)になるわけだ。

顔の拡大。
A君にあった黄色い細い帯がうっすら見える。
その帯の上方、ぎゅっと集めた脚に近いあたりのすぐ横に
ちっちゃな黒い点が見える? それが目だ。
下の写真はちょうど胴の真ん中あたり。
犬のおっぱいみたいなのが並んでいるがこれは腹脚(前回参照)。
物を掴んでいないとこんなふうなんだ・・・。


尻の突起はやはりA君のようにブツブツがあるが、長い。
体が小さいB君だからそう見えるのか、それ以上に長いような気がする。
段階の異なるイモムシを見ることができたから、今年は成虫を見たいけど
なかなかこれが難しいのです。
--チョウ目 スズメガ科--
US
友人の庭で育てていた胡麻の葉をムシャムシャしてた芋虫。

2015.10.15
種類が分からないまま忘れていたら、な、何ということ!
前回載せた シモフリスズメの幼虫 の若者であることが判明。

真横から見た姿。
まるで別ものだよ〜。
やはりびっくりさせてしまい、前方の6本の脚を離してぶら下がっている姿。
この子(B君)が何回か分からないが脱皮をして、前回のイモムシ(A君)になるわけだ。

顔の拡大。
A君にあった黄色い細い帯がうっすら見える。
その帯の上方、ぎゅっと集めた脚に近いあたりのすぐ横に
ちっちゃな黒い点が見える? それが目だ。
下の写真はちょうど胴の真ん中あたり。
犬のおっぱいみたいなのが並んでいるがこれは腹脚(前回参照)。
物を掴んでいないとこんなふうなんだ・・・。


尻の突起はやはりA君のようにブツブツがあるが、長い。
体が小さいB君だからそう見えるのか、それ以上に長いような気がする。
段階の異なるイモムシを見ることができたから、今年は成虫を見たいけど
なかなかこれが難しいのです。
--チョウ目 スズメガ科--
US