2017-06

畑の小さい虫たち - 2017.06.16 Fri

3月に今年度の体験農園が始まる頃、畑にはほとんど虫がいない。
正確には、いないというより見えない。

だんだん季節が進み気温が上昇してくると...。


10日ほど前、視界に入った昆虫たちを撮ってみた。



N9945-1.jpg
 2017.6.5(以下同じ)

ナミテントウ(アブラムシなどを食べる)の二紋型。





N9946-2.jpg

小さなハエ




N9949-3.jpg

ハラビロカマキリの子供。

     N9958-4.jpg

トウモロコシの雄花の穂にたくさん付いていたので
これは怪しいぞ、と穂の中をかき分けてみると。
トウモロコシの敵・アワノメイガの幼虫(ごく小さな芋虫)が数匹いた〜。

チビカマ、遠慮なく食べてね、というかガンバレー!




N9943-5.jpg

コナガ(小菜蛾)。
(体長12〜13mm。幼虫はアブラナ科などの葉を食べる。分布:全国) 




N9910-6.jpg

シバツトガ(芝苞蛾)。
(幼虫は芝生の「害虫」、分布:全国) →過去記事




     N9952-7.jpg

シロスジツトガ(白条苞蛾)。
(体長20mmほど。ツトガ科、分布:全国)





これからはこの他にも
カメムシやコガネムシの仲間、その他いろいろの季節になる。



TN



今月の二点(2017年5月) - 2017.05.31 Wed





N9326.jpg


    ... 春色絨毯 ...

______________











      N9325.jpg


   ... タペストリー ...

______________














(アップできなかったけど気に入っている写真や、ちょっと遊んでみたものなどを月一で載せます)




テントウムシ、11種め。 - 2017.05.29 Mon

畑のモロッコインゲンの葉っぱの上、茶色っぽい甲虫が。

しかも白い点紋がたくさん。



N9839b.jpg
 2017.5.27


家に帰ってさっそく甲虫図鑑のテントウムシのページを開く。

シロジュウホシテントウ(白十四星天道)。

大きさは5mm程、ウドンコ病などの菌を食べるそうだ。



N9841b.jpg



十二でなく十四、ここが気に入った。



     N9844b.jpg



背中に14個の斑紋があるという意味だ。

専門家はテントウムシの種類を同定する時、
その紋の数だけでなく「並び方」を見る。


下の写真に線と数字を入れてみた。
上翅(甲虫の場合表面の硬い翅)の半分で紋を、横並びに頭の方から数える。

この場合、「紋列が 1-3-2-1」となる。
左右あわせて 7 x 2 =14個、十四星となるわけだ。


     N9844bb.jpg



因みに奇数の場合は、左右の翅をまたいだ紋があるのだ。
ナナホシテントウでいうと、「1/2 - 2 -1」で 3.5 x 2 = 7個となる。




※これまで記事にした10種のテントウムシ。

ナミテントウ123

ナナホシテントウ12

ムーアシロホシテントウ

クモガタテントウ12

ヒメカメノコテントウ12

ニジュウヤホシテントウ

アカボシテントウ

キイロテントウ12

ヨツボシテントウ

トホシテントウ






--甲虫目 テントウムシ科--  分布:全国
TN


赤くてつやつやだぁ。 - 2017.05.21 Sun

遠目からでも何か付いてるぞ、と近寄ってみた。



N9547.jpg
 2017.5.14


赤と黒。



N9551.jpg



調べてみた結果、自信は無いが

アカハバヒロオオキノコムシ(赤幅広大茸虫)と思われる。

体長5〜6mm。
キノコを食べる甲虫だ。

体全体が同じ色の甲虫は多いけれど、足や触角が黒くて
赤色が映えていい感じじゃない?



     N9548.jpg





--甲虫目 オオキノコムシ科--  分布:本州以南
HK



空地道草 ヘラオオバコ 2 - 2017.05.17 Wed

やあ、久しぶりだね、おはよう! ヘラオオバコ君。


     N9327.jpg
      2017.5.2


ヘラオオバコ(篦大葉子)。

人が歩く草はらならたいてい生えているオオバコの仲間だ。
葉の形が長いので「篦=へら」オオバコ。
花穂はオオバコより短く柄が長い。



     N9340.jpg


花の始めはこんな感じ。




     N9335.jpg


下から咲き始め、上へ上へと咲き進んでいく。




     N9328.jpg


飛び出している白いのはオシベ。
これが目立っていて、土星の輪っかみたいで面白い。

全体の姿はオオバコよりかなり優雅だ。




     N9332.jpg


オオバコの仲間の花穂は、
先に咲くのが雄花(下部)で先端にいくと雌花が咲く。
そのへんの説明はラオオバコの過去記事を見てね。



いつもの公園には生えていない(見たことが無い)ので、
何年ぶりかの出会いだった。





--シソ目 オオバコ科 オオバコ属--  分布:全国
H2SUI



空地道草 トウバナ - 2017.05.08 Mon

いつもの公園の小さな森の中には、人間用の小径が何本も走っている。

とは言え完全に管理された公園のこと、すべてに人の手が入っている。

それでも「雑草」は別だ。

小径の端に小さなちいさな花が咲いていた。



     N9296-1.jpg
      2017.4.30(2枚)

花1つの大きさは横幅で3mmほど、うすい赤紫色。
小さ過ぎて上手く撮れない。




     N9299-2.jpg


これはまだ子供の株で4枚の葉の中央に蕾がちょこんと。




N9394-3.jpg
 2017.5.2(以下同)


咲きながら成長するので、花の集合が上へと伸びていく。

草の名は トウバナ(塔花)。

名前は高くなっていく花の姿から。



     N9390-4.jpg


唇型の花で萼も同じような形なのが面白い。





     N9401-5.jpg


真上から。





     N9396-6.jpg








     N9397-7.jpg



最初はこんな地を這った姿でその後茂ってゆくそうだ。









--シソ科 トウバナ属--  分布:本州以南
HK



今月の一点(2017年4月) - 2017.05.02 Tue







N8637.jpg



  ... 舞い降りた灯火 ...

______________










(アップできなかったけど気に入っている写真や、ちょっと遊んでみたものなどを月一で載せます・・・2年ぶり)

ご無沙汰カメムシ - 2017.04.28 Fri

しばらくカメムシの記事を書いてないなー、と思ったら
今年になって初カメムシだった。

ちょうど昨日、元気いっぱいのカメムシを発見。



N9184-1.jpg
 2017.4.27

 ※ 一瞬、交尾中かと思ったがそうではない。
   カメムシの交尾は尻と尻を着けて一直線!になる。(参照:12





N9202-2.jpg



この植物は、園芸種のタツナミソウだったがこの1本に大勢いた。


以前に幼虫をアップした、アカヘリヒメカメムシ

体長10mmくらい。



     N9201-3.jpg



体全体が赤味を帯びているが、特に触角の赤が美しい。
ただし赤さの程度はさまざまなようだ。( → 赤味の少ない個体



N9189-4.jpg



下の写真(拡大)にたまたま上手く写った部分がある。
翅の先あたりの、更にその外周を見て。透明な翅が見えるでしょ?

カメムシの前翅は、付け根側が不透明で
先の半分(半分とは限らないが)は透明なのだ。
だからその部分は体の模様と重なっているから、透明なことに気付かない。
というか忘れてしまう。



     N9187-5.jpg


今回は確認できてラッキー!であった。



そうそう、過去記事の幼虫を是非見て欲しい。
同じカメムシと思えない姿だから! →→→→→これ




--カメムシ目 ヒメヘリカメムシ科--  分布:全国
H2(WS)



ツグミ 集中力 - 2017.04.23 Sun

いつもの公園で、春に時折見かける鳥、ツグミ。

なかなか撮影できるタイミングがないが昨日は
木々が適度に私を隠してくれ、人もあまり通らない場所で
土をつついている姿を発見。



     N8904-1.jpg
      2017.4.22



つついて餌を探しながら時々顔をあげて、じっと上方を見つめる。




     N8943-2.jpg



かなり長い時間微動だにせず、じっと同じ方を見ている。
真剣な表情で。



     N8931-3.jpg



3分は経っただろう、私のほうが動かぬ鳥を見ているのに疲れたころ、
やっとまた餌探しを再開する。



N8940-4.jpg








N8969-5.jpg



そしてまた。

どうやら高い木の上から鳥の鳴き声がすると、
その方向を見上げてじっと集中しているようだ。



     N8949-6.jpg



仲間の鳴き声なんだろうか。
鳴き返すわけでもないし、声のする方へ行くでもない。
声の主もずっと鳴いている訳ではなくて
鳴き止んだ後もツグミはただじっと動かずに見ている。



     N8962-7.jpg



何を知ろうとしているのだろうか。
警戒しているのだろうか。

私にはツグミが反応する鳴き声が、その時々で同じ声には聞こえない。
いろんな種類の鳥の声に思えた。



N8959-8.jpg




鳥類に詳しい訳では無いから、私の聞き分けなどあてにならないけれど。




N8958-9.jpg



20分以上はそこにいただろうか。
そのくり返しに耐えられなくなってその場を離れた。



自然の中で暮らしていくのは本当に大変なことだなぁ。





最後に私の気に入ったショットを。

N8908-10.jpg




お疲れさま。







 ※ツグミの過去記事 → こちら

--スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属--  分布:冬鳥として全国
HK



空地道草 ムベ - 2017.04.17 Mon

今ここに文章を書こうとしたその時、ふと疑問が頭をよぎった。

ムベ、アケビなどは草なのか? 木のような気がするぞ。

・・・ということで調べてみたらだったー。つる性樹木、だそう。
いやはや草花の図鑑を探しても出ていないはずだ。



     N8652-1.jpg
      2017.4.8



ムベ(郁子)の花。

花もきれいだが、つぼみの形が好きだなぁ。




     N8645-2.jpg







     N8655-3.jpg




花びらに見えるのは萼で、花びらは無い。
雌雄同株で、1本の木に雌花と雄花の両方が付く。




これが雌花。3本のメジベが見える。

     N8657-4.jpg






こちらが雄花。6本のオシベがぴったりとくっ付いているそうだ。

     N8665-5.jpg





下の写真を見ると、葉の付根から花茎が出ているのが判る。(丸印のところ)

上の茎の先には雌花が先き、右下のほうは雄花が咲いている。

N8667-6.jpg






新しく伸びて来た蔓。
まだ赤ん坊の葉が幽霊みたいでかわいらしい。

     N8663-7.jpg



アケビのような実が生るが、アケビと違って割れないそうだ。
毎年ここのムベを見ているけれど残念ながら実は見たことが無い。
一年を通してここ通っているのになぜだろう?







--アケビ科-- 別名トキワアケビ  分布:関東以西〜九州
HK



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Author:Yaruqi
Zubolaの奥、Yaruqi です。
カメラで
昆虫採集、植物採集しています。
東京都市部の住宅地で
どれだけ採集できるかな?

なお、動植物の同定は
正確ではありません。

過去記事も是非!

( 訪問の足跡は『Zubolaですが。』
になるかもしれません ) 

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